【FRUITS ZIPPER】月足天音「好きなアイドルに憧れて」“かわいくなりたい”努力の先に見つけたもの

2025.3.9

文=於 ありさ 撮影=飯田エリカ 編集=高橋千里


「かわいい」は泥臭い──小学生のころから自分磨きを探求し続けているというFRUITS ZIPPER月足天音の話を聞いて、そう思った。見失いそうになったとき、捉え方が変化したとき、さまざまな瞬間でこの言葉と向き合ってきた月足は「かわいくなるための努力」について何を考えているのか。

現在発売中の『Quick Japan』vol.176ではFRUITS ZIPPERを50ページで総力特集。発売を記念して、本誌に収録したソロインタビューの一部をQJWebで公開する。

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アイドルになって「かわいい」を見失ったことも

──月足さんは10代のころから自分磨きを欠かさなかったそうですね。

月足 はい。小学生のときにアイドルに興味を持って「こうなりたい!」と思い、『ピチレモン』や『Zipper』などの雑誌を読んだり、父のパソコンを勝手に借りたり……。「かわいくなるには」と検索して、とにかく研究していました。

まわりの友達に影響されてボーイッシュな服を着ることもあったのですが、心の中では常に東京の原宿に憧れを持っていました。

──メイクやファッションなど、特に重視していた点はありますか?

月足 メイクです。お小遣いを貯めて、自分でドラッグストアにコスメや化粧水を買いに行ったこともありました。特に目と眉毛はかなりこだわっていて、インターネットや雑誌で情報収集して、自分に似合う形を見つけました。でも、自分で納得できるアイラインを引けるようになったのは20歳を超えてからですけどね。

『Quick Japan』vol.176 特典ミニカードより/(つきあし・あまね)1999年生まれ、福岡県出身。極寒の山奥でのグラビア撮影だったが、「空気がおいしい〜!」と終始ポジティブな言葉を発していた

──自分の中の「かわいい」を見失った経験はありますか?

月足 ありますよ! 最近だと、TikTokで「絶対カラコンをしたほうがいい!」ってコメントをいただくことが多くて。私自身、似合うデザインと似合わないデザインがはっきりしていたので、あまりつけていなかったんですけど、似合うカラコンを探してみようと思いました。

──なるほど。

月足 それから、私、16歳のときからアイドルをやっているんですけど、芸能界に入ってすぐのころはかなり落ち込んでいました。小中学生のころって、まわりからたくさん褒めてもらって、自分で努力もしていたので、ちょっぴり自信があったんです。

だけど、アイドルになったらまわりにかわいい人しかいなくて、自信がなくなっちゃって……。「もっとがんばらなきゃ」って、改めてメイクやダイエットの研究をしました。

──そういう壁に出くわしたとき、落ち込みはしなかったのでしょうか?

月足 気持ちが沈んだことはありました。でも、FRUITS ZIPPERに入って、「NEW KAWAII」という言葉に出会ってからは落ち込まなくなりましたね。このままでいいんだなって思うことがすごく増えたのは、自分にとっても転機だったし、固定観念に縛られず、いろんなかたちがあるんだなって思えました。

だから、今は何を言われても「このままでもかわいい」「私らしくいればいいんだ」って自分を認めてあげられています。

月足天音にとっての「かわいい」とは?続きは『Quick Japan』vol.176で!

『Quick Japan』vol.176(表紙:FRUITS ZIPPER)
『Quick Japan』vol.176(表紙:FRUITS ZIPPER)

『Quick Japan』vol.176では、月足天音に「かわいくなるための努力」をテーマにソロインタビュー。ここでしか見られない撮り下ろしカットや、木村ミサやマユリカの関係者インタビューなど、ファン必読の一冊に仕上がっている。

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於 ありさ

(おき・ありさ)ライター・インタビュアー。金融機関、編プロでの勤務を経て2018年よりフリーランスに。サンリオ・男性アイドル・テレビ・ラジオ・お笑い・サッカーが好き。マイメロディや推しに囲まれて暮らしている。

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