BE:FIRST・RYOKI「不幸な目に遭っている動物がいることは、絶対に許せない」愛犬・愛猫との暮らしと影響<ソロインタビュー>

2024.12.18

文=岸野恵加 撮影=山口こすも 編集=菅原史稀


『クイック・ジャパン』編集部による、「人と動物の調和」がテーマの新媒体『HARBOR MAGAZINE』。2025年1月31日に発売される第2号の表紙と特集には、BE:FIRSTのRYOKIが自身の愛犬と登場。

なお本誌は「QJストア」と「Amazon」での限定販売(※書店での販売予定はなし)で、現在予約受付中。購入特典として、RYOKIの本誌アザーカットを使用した「SAVE ANIMALS TOGETHERカード」(全3種)を1冊あたりランダムで1枚封入予定。

さらに早期予約キャンペーンとして、12月31日(火)までに予約した方の中から抽選で4名にRYOKIサイン入りチェキが当たるキャンペーンも実施している。

『HARBOR MAGAZINE』No.2(表紙:BE:FIRST RYOKI)
『HARBOR MAGAZINE』No.2(表紙:BE:FIRST・RYOKI)
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特集では自身の愛犬である、カニンヘンダックスフンドのダダちゃん、ビション・フリーゼのモモちゃんとの撮り下ろしグラビアのほか、愛犬・愛猫との暮らしにまつわる微笑ましいエピソードや、動物を取り巻く社会について語ったソロインタビューを掲載。

ここでは、特集内のソロインタビューから一部を抜粋し、本誌のアザーカットとともにお届けする。

顔も性格も似ていると言われます

──RYOKIさんはダダちゃんとモモちゃんのほか、もともと3匹の猫と暮らしていたんですよね。犬と猫と同じ家で暮らす上で、快適に過ごしてもらうために心がけていることはありますか?

RYOKI 猫のほうが先に住んでいたので、テリトリーを大事にするんです。最近はだいぶ慣れて、たまに犬と猫が一緒に遊ぶようになったんですけど、1匹目の猫は特に臆病だから、まだ同じ空間には出せなくて。母親と協力しながら、犬の出る時間と猫の出る時間を分けている感じですね。

──なるほど。昔から、ご実家でも動物と暮らしていたんですか?

RYOKI 名古屋の実家では、子供のころに亡くなってしまったんですが、シベリアンハスキーを飼っていました。あとは、上の階に住んでいたいとこがチワワを数匹飼っていたり。動物は身近な存在でしたね。

RYOKI&ダダちゃん

──ダダちゃんとモモちゃんはどちらも女の子ですよね。撮影の様子を見ていて、姉妹のようなじゃれ合いがかわいらしかったです。

RYOKI 家でもおもちゃを取り合ったり、激しい追いかけっこをしたり、いつもおもしろいです。でも外に行くと、結託してほかのワンちゃんと遊ぶんですよね(笑)。ダダはなんだか人間っぽくて。最近よく、僕とダダは顔も性格も似ていると友達から言われます。自由奔放で我が道を行く、頑固者なところが似ているみたい。反対に、モモは犬らしい子。無邪気だけど、少しあざとくて賢いです。

──いたずらをされても、許してしまいそうな愛嬌を感じます(笑)。飼い始めて4、5年ということですが、その間にRYOKIさんはBE:FIRSTのメンバーとしてデビューしましたよね。忙しい毎日になり、生活も大きく変わったのでは?

RYOKI そうなんです。なのでシッターさんに散歩に行ってもらったり、幼稚園に連れて行って遊んでもらったり、この子たちが楽しめる時間を意識して作るようにしていますね。母親と一緒に暮らしているので、すごく助かっていて。僕も時間ができたらすぐに車でドッグランのある施設に連れて行ったり、ペットフレンドリーのヴィラに泊まりに行ったりしています。

理解しようとする、だから心が通い合う

RYOKI&モモちゃん

──動物と一緒に暮らすことは、自分自身にどんな影響を与えましたか。

RYOKI 命の大切さをすごく感じるようになりました。動物を飼うって、子供を育てる擬似体験のような部分もあると思うんです。人間の赤ちゃんと同じく、動物もしゃべれないじゃないですか。その中で「今どう思ってるのかな」「何を考えてるのかな」と、感情を理解しようとする。それによって心が通い合う感覚があります。

──動物の保護活動に関心を持つようになったのは、何がきっかけだったんですか?

RYOKI 動物にとって何が幸せかという基準はそれぞれだし、僕たちにも本当の気持ちはわからないけど、過酷な環境で過ごしている子たちもいるんだよな……と思うんです。

野良犬は、自分より大きな生き物に食べられてしまう可能性もあるわけですよね。食物連鎖が存在しているからこそ生態系が成り立っている部分もあるし、すべての生き物が幸せに生きることは難しいと思うんですけど。

そして最近は、劣悪な環境で飼育して売買するペットショップが問題になったり、動物を取り巻くビジネスの中に見過ごせない部分があると感じたんです。僕もよくわからないままにペットショップで買ったんですが、あとから現状を知って、いろいろなことを考えました。

僕が連れて帰らなかったらこの子たちがどうなっていたかわからないし、迎え入れたことは後悔していないですけど、不幸な目に遭っている動物がいることは絶対に許せないし、なくしていきたい。僕にできることがあるなら、ぜひやっていきたいと思っています。

このほか本誌には、動物たちが人間と共存しやすい環境作りアーティストとして社会貢献をしたいと考える理由について、RYOKIが語るソロインタビューの完全版を掲載。さらに、RYOKI本人の希望で、獣医師・動物行動学専門医との対談ページも。

『HARBOR』ご注文受付中!

『HARBOR MAGAZINE』No.2(表紙:BE:FIRST RYOKI)
『HARBOR MAGAZINE』No.2(表紙:BE:FIRST・RYOKI)

現在予約受付中の第2号で表紙を飾るBE:FIRSTのRYOKIは、動物たちと暮らすなかで愛情を傾けるとともに、自身の表現活動を通じて「社会のために何かをしたい、動物のために何かをしたい、そういう存在でありたい」と目標を掲げるアーティストでもある。

特集内では自身の愛犬との撮り下ろしグラビアソロインタビューに加えて、動物の気持ちと行動の専門家と動物目線での“幸せ”を考える対談も実現。

購入者特典:「SAVE ANIMALS TOGETHERカード」(全3種)

「QJストア」では購入者特典として、RYOKIの本誌アザーカットを使用した「SAVE ANIMALS TOGETHERカード」(全3種)を1冊あたりランダムで1枚封入予定。さらに早期予約キャンペーンとして、12月31日(火)までに予約した方の中から抽選で4名にRYOKIサイン入りチェキが当たるキャンペーンも実施中。

「QJストア」と「Amazon」での限定販売となるため、ご予約はお早めに。なお、本誌売り上げの一部は保護動物支援団体に寄付され、本誌を購入をすることが支援活動への参画につながる仕組みとなっている。

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岸野恵加

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岸野恵加

(きしの・けいか)ライター・編集者。ぴあでの勤務を経て『コミックナタリー』『音楽ナタリー』副編集長を務めたのち、フリーランスとして2023年に独立。音楽、マンガなどエンタメ領域を中心に取材・執筆を行っている。2児の母。インタビューZINE『meine』主宰。

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