「スカートの中にパニエを履いてボリュームを出しました」話題のアニメ『推しの子』人気キャラに扮するコスプレイヤーに聞いた“こだわり”

2023.5.26
(左から)桜井エミリアさん、天音あずはさん、ないるさん

文・撮影=ソムタム田井 編集=森田真規


4月に行われたイベント『ニコニコ超会議2023』に集結したコスプレイヤーたちの写真&コメントをお届けします。

コスプレイヤーに聞いた、衣装やメイクに対する“こだわり”

コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも、参加する上での醍醐味のひとつ。

過ごしやすい季節になり、今後も全国各地でさまざまなコスプレイベントの開催が予定されている。いずれも大盛り上がりになることが予想されるが、QJWebではそれらに先駆けて取材参加した、各種イベントをプレイバック! 撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を、それぞれに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。

本記事でピックアップするのは、4月29日・30日に幕張メッセで行われた『ニコニコ超会議2023(略称:ニコ超)』。

“ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する”がコンセプトの同イベントでは、伝統と最新技術が融合した「超歌舞伎」をはじめ、“歌ってみた”や“踊ってみた”といったニコニコではおなじみのジャンルのスペシャルステージが多数展開。ほかにもボーカロイドやVTuber、ゲーム、アイドル、自衛隊、痛車など、さまざまなコンテンツのブース・ステージがずらりと並び、2日間で11万8797人が来場。完全復活にふさわしい盛況ぶりを見せた。

そんな『ニコ超』のコスプレエリアでは、現在放送中のテレビアニメ『推しの子』が人気で、同作に登場する星野アイに扮したコスプレイヤーが大勢参加。また、スマートフォンゲーム『勝利の女神:NIKKE』のキャラクターに扮するレイヤーも大勢いて、同作の出展ブースには28名もの公式コスプレイヤーが集結。ステージ企画や写真撮影に対応している姿が見られた。

「テレビアニメの第1話を観終わるのと同時に『衣装を作りたい!』と思って。すぐに生地などの素材を買いそろえて、1週間で完成させました。特にこだわったのは生地の質感で、素材でも“アイドルっぽいキラキラした雰囲気”を出したかったので、実際にアイドルのステージ衣装などで使われている生地を買ってきて制作しました。スカートも、中にパニエを履いてボリュームを出しているので、原作に近いシルエットが再現できたんじゃないかなと思っています」(『推しの子』星野アイ/ないるさん)

『推しの子』星野アイ/ないるさん
『推しの子』星野アイ/ないるさん

「アニメを観て印象的だったのがフワッとしたスカートのふくらみだったので、その再現にこだわりました。私も中にパニエを履くことでボリュームを増しているんですけど、衣装負けしないように表情やポーズを練習してきた点も、再現度を高める上でこだわったポイントになります」(『推しの子』星野アイ/天音あずはさん)

『推しの子』星野アイ/天音あずはさん
『推しの子』星野アイ/天音あずはさん

「アイドルっぽい華やかな雰囲気を表現したくて、キラキラ多めのメイクにしてみました。ハイライトを強調するだけでなく、グリッターもいつもの倍、顔中に塗りまくって、キラキラ感を出しているんです。それと、SNSにアップしたコスプレ写真は目に星を入れたりして、よりアイちゃんっぽく仕上げているので、よかったらそちらもチェックしてください!」(星野アイ/桜井エミリアさん)

『推しの子』星野アイ/桜井エミリアさん
『推しの子』星野アイ/桜井エミリアさん

大盛況のうちに終了した『ニコ超』につづき、今後開催予定の“コスプレも楽しめる”大型イベントとしては、『ワンダーフェスティバル2023[夏]』(7月30日、幕張メッセにて開催)、『世界コスプレサミット2023』(8月4~6日、愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催)、『コミックマーケット102』(8月12日・13日、東京ビッグサイトにて開催)などが控えている。

果たしてこれらの会場では、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメやゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。

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ソムタム田井

(そむたむ・たい)ライター兼カメラマン。コスプレ文化の研究家として、『ORICON NEWS』『まんたんウェブ』『WebNewtype』『ファミ通.com』『Movie Walker』など、多数のWEBサイトや書籍に寄稿。コスプレイベントの企画やキャスティングを担当しつつ、世界コスプレサミット『Co..

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