5月20日(土)19時からフジテレビにて生放送される『THE SECOND~漫才トーナメント~』のトーナメント組み合わせ抽選会と記者会見が行われ、ファイナリストが集結した。
運命の抽選会
“結成16年以上”の漫才師たちが渾身のネタでしのぎを削る、新たなお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』。今回の会見には4月29、30日に行われた「ノックアウトステージ16→8」を勝ち上がり、決勝進出を決めたスピードワゴン、三四郎(小宮浩信のみ)、超新塾、ギャロップ、テンダラー(リモート)、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組が登場。司会は銀シャリと宮司愛海アナウンサーが務めた。
決勝戦のトーナメントを決めるため行われた抽選会。くじ引きは「ノックアウトステージ16→8」でのグループ順で行い、スピードワゴンが3番、三四郎が4番、超新塾が7番、ギャロップが5番、テンダラーが6番、マシンガンズが2番、囲碁将棋が8番を引いたため、最後の金属バットに1番が残るかたちとなった。
威厳のためにも負けられないマシンガンズ
記者会見は対戦試合順に2組ずつ実施。金属バットの友保隼平は「(抽選会後の)合間にたばこ吸いに行ったんですけど、あんなマズイたばこ今までなかったです」とトップバッターに落胆。さらに宮司アナから「トップバッターの心境は?」と聞かれると、「イジってんすか! 最悪です。もう一回やり直しましょうよ」と嘆いた。
そんな金属バットと対戦するマシンガンズの滝沢秀一は「ウチの子供が金属バットのファンだからやりにくい」と明かす。さらに決勝当日、自宅では小学校の友達を招いてライブビューイングを行うそうで「それも含めて、絶対に負けられない」と語った。また、西堀亮も「出てるメンバーで、絶対に俺らが一番貧乏なんですよ。だから俺らが優勝するのが一番『SECOND』の趣旨(報われてない人がセカンドチャンスを掴む)に合ってる!」と叫び、「みんな車やタクシーだったけど、今日、俺は電車で来たぞ! 優勝して俺はタクシーで帰る!」と宣言した。
第2試合はスピードワゴンと三四郎に決定。「ここまで来ちゃえば誰と当たってもきついし、トーナメント(抽選)やり直したいけど、やり直したらやり直したらで、また……」と小声で話すスピードワゴンの小沢一敬について、井戸田潤は「小沢さんはこの大会が始まってからずっとナーバスです」と明かす。その後も、自身のペースでしゃべりつづける小沢に三四郎・小宮も「話の終わりがわからないから、終わったら手を挙げてよ!」とツッコんだ。
そんな小宮だが、スピードワゴンには長年、お世話になっているそうで対戦については「感慨深いです」と。しかし「東京で一緒にやってきたスピードワゴンさんとか流れ星☆(ノックアウトステージで対戦した)さんとか。越えられなかった壁を越えたいという思いはあります!」と闘志を燃やす。また、別仕事のため欠席だった相田周二はすでに賞金1000万円を手に入れるつもりらしく、「900万円の車を買おうとしてる」と暴露した。
囲碁将棋「誰よりも優勝を意識してる」
第3試合で当たるギャロップとテンダラーは大阪よしもと所属同士ということで、この戦いをギャロップの毛利大亮は「関西ダービー」と表現。テンダラーのことは「上まで行けば絶対に当たる怖い存在」と思っていたそうだが、まさかの初戦での対戦となった。一方、結成29年で今回のファイナリストでは最も先輩となるテンダラーは「賞レースは十何年ぶりなので、初舞台かと思うくらい緊張しました」と、これまでの戦いを振り返る。
2組は普段から同じ舞台に立つことが多いということで、テンダラーの浜本広晃は「今週の日曜日、祇園花月でギャロップと出番一緒なので先に対戦しておきます。2回公演なので(『SECOND』でやる)ネタ試してると思います」と話し、ギャロップの林健も「正直、こんなかたちになるなら、京都で降りてやればいいのにって思いましたよ」と賛同した。
最後は超新塾と囲碁将棋。し烈なトーナメントを勝ち上がった超新塾について、囲碁将棋の文田大介は「32組が決まったときに、みんなが一番当たりたくないなって思ったのがジャルジャルさんなんですよ。そのジャルジャルさんを倒したので、とてつもない存在です」と語る。しかし「俺らもウケてたんで! ウケ過ぎて漫才のタイミングずれたから」と、これまでの戦いぶりを自賛しながら挑発した。
そんな超新塾は登場からボケつづけていたが、今大会の開催についての心境を聞かれると「僕らもともと6人組だったんですけど、『M-1』(グランプリ)のときに大会に向けての練習とかでスケジュールをみんなで合わせていったりするのが、無理だとなってひとり脱退してしまって。それで5人になったんですけど、5人になってから初めてネタやるのが『SECOND』の予選だったんです。だから、これで結果を残さないと辞めた人間も報われないかなと」と、まじめに回答。これには橋本も「ちゃんとしたこと言えるじゃないですか……」と感心した。
さらに囲碁将棋も「『M-1』卒業してから、いつかまた出れる大会ができるんじゃないかなって思って『優勝を意識したライブ』っていうライブをやってたんですよ。だから、誰よりも優勝を意識している自信はあります!」と、今大会にかける熱い思いを語った。
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フジテレビ開局65周年×吉本興業110周年 特別番組『THE SECOND~漫才トーナメント~』
グランプリファイナル:5月20日(土)19時~23時10分 ※生放送
<出演>
【司会】
東野幸治
宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
【リポーター】
小室瑛莉子(フジテレビアナウンサー)
【「グランプリファイナル」出場者】
スピードワゴン(井戸田 潤、小沢一敬)
三四郎(小宮浩信、相田周二)
超新塾(イーグル溝神、タイガー福田、サンキュー安富、ブー藤原、アイクぬわら)
ギャロップ(林 健、毛利大亮)
テンダラー(白川悟実、浜本広晃)
マシンガンズ(滝沢秀一、西堀 亮)
囲碁将棋(文田大介、根建太一)
金属バット(小林圭輔、友保隼平)<スタッフ>
チーフプロデューサー:石川綾一
総合演出:日置祐貴
プロデューサー:太田秀司、織田功士/矢崎裕明
ディレクター:角山僚祐、玉置 遼
制作協力:吉本興業
制作:フジテレビ バラエティ制作センター
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