3月に行われたイベント『AnimeJapan 2023』に集結したコスプレイヤーたちの写真&コメントをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた、衣装やメイクに対する“こだわり”
コスプレイベントといえば、アニメ、マンガ、ゲーム、映画などジャンルを問わず、新旧さまざまな作品のキャラクターに扮したコスプレイヤーが一堂に会し、写真撮影や交流を楽しめるところも、参加する上での醍醐味のひとつ。ここでは取材に参加し、撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を、それぞれに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”と併せて紹介していく。
本記事でピックアップするのは、3月25日・26日に東京ビッグサイトで行われた『AnimeJapan 2023』。参加者の衣装を見てみると、同イベントが“世界最大級のアニメの祭典”ということもあってか、アニメキャラクターのコスプレ率が高め。コスプレエリアでの撮影だけでなく、コスプレ姿のまま出展ブースを見て回ったり、特設ステージを観覧するなど、イベントそのものを楽しんでいたレイヤーの姿が各所で見られた。
また、出展していた各企業のブースにも、最新アニメのキャラクターに扮した公式コスプレイヤーが大勢参加。KADOKAWAブースでは『ようこそ実力至上主義の教室へ』や『デート・ア・ライブ』のヒロインたちが集結し、フォトセッションの折には長蛇の列ができるほどの賑わいを見せていた。
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「マジメ過ぎるところがあるキャラクターなので、あまり笑顔にならないように気をつけました。ウィッグはアニメのグラデーションを再現して、毛先を水色に染めたところがポイントです」(『ようこそ実力至上主義の教室へ』堀北鈴音/シスルさん)

「こだわったのはウィッグの造形です。立ち上げが特徴的なキャラクターなので、不自然にならないように気をつけて。その上でしっかりと存在感のある立ち上げができたんじゃないかな、と思っています。それと前髪も自然な感じに仕上がって、透け感もいい感じに再現できました」(『ようこそ実力至上主義の教室へ』櫛󠄁田桔梗/尊みを感じて桜井さん)

「元気で明るい性格のキャラクターなので、写真を撮ってもらうときはいろんな表情を作るように意識しました!」(『ようこそ実力至上主義の教室へ』軽井沢恵/紗愛さん)

「一番こだわったのはメイクです。ジト目な上、少し吊り目のキャラクターなので、再現するのがなかなか難しくて……いろんなパターンのメイクやテーピングを試して、なんとか少しは近づけたんじゃないかな。ウィッグは友達に作ってもらったものなんですけど、色味がグラデーションになるようにお願いして、忠実に再現してもらえたのですごく満足しています」(『ようこそ実力至上主義の教室へ』坂柳有栖/大河ももさん)

「ウィッグのフワッと感を出すために、ワックスは使わずスプレーだけでセットしました。胸が大きいところも特徴的なキャラクターなので、ブラジャーはパッドの入ったものを着用して、身体のラインがきれいに見えるように意識しました」(『ようこそ実力至上主義の教室へ』一之瀬帆波/チロルちゃんさん)

最新アニメの情報発信をはじめ、人気声優陣によるトークステージ、会場限定グッズの購入など、見どころ満載となった『AnimeJapan 2023』には、2日間で10万人を超すアニメファンが来場。“完全復活”にふさわしい賑わいを見せた。ちなみに、イベントの終了後には早くも『AnimeJapan 2024』の開催決定が発表され、こちらも話題に。2024年3月23日・24日に、今回と同じく東京ビッグサイトにて実施されるという。