SOOBINが明かしたMVにおける仕かけ
お気に入りの曲を問われ、TAEHYUNが挙げたのは「Tinnitus (Wanna be a rock)」。その理由を「『Tinnitus』は耳鳴りという意味ですが、賑やかなパーティーが終わったあとに押し寄せてくる虚しさが耳鳴りのようだ、という内容の曲。歌詞と曲のタイトルがよくマッチしていますし、アフロポップという新しいジャンルにも挑戦しました」と述べた。
SOOBINは「Farewell, Neverland」をセレクト。「(アルバムの中で)少年は無責任なパラダイスで現実に目を背けたままではいけないと、旅立つことを決心します。そんな少年の心を情緒的なメロディと悲しい歌詞で表現した曲で、メンバーたちが収録した声を聞いて『かっこいい!』と思いました」と、アルバムを締め括る曲について教えてくれた。
さらにZ世代を代弁するアーティストと呼ばれることについて聞かれると、「世代を問わず共感する音楽を作ってきましたが、特にZ世代には共感してもらえると思います。社会に出て、限界にぶつかることもあると思います。そんなとき、目の前の幸せを重要に思うしかない。僕自身もそうなのですが、『明日の幸せが今日の幸せより価値があるのか?』と疑問を持つ世代なんだと思います。ですから自然と、現在を楽しむ傾向にある。未来に漠然とした不安を感じる同年代の共感を得られる作品になっていると思いますし、少しでも力になれれば」というTAEHYUNの言葉が印象的だった。
なおアルバムの世界観を表現すべく、「デビューのときに公開した映像をMVに少し入れました」(SOOBIN)とのこと。「MOAなら見つけられると思います」と、メンバーたちは顔を見合わせた。
HUENINGKAI「『Billboard 200』と『SBS人気歌謡』で1位を取りたい」
海外メディアからの質問で個人・グループとしての成長について聞かれると、「最も成長したのは、観客と一緒に呼吸する部分。5人のチームワークも成長したと思います。ステージではさまざまなことが起こりますが、メンバーたちはお互いに目を見ながら(パフォーマンスを)つづける。ライブをしながら成長しました」と答えたTAEHYUN。
4月から開催される日本でのツアーについて聞かれると、HUENINGKAIは「ありがとうございます」と日本語で挨拶。つづけて「TOMORROW X TOGETHERのことを印象づけたい。すぐに会えると思います。たくさん期待していてください」と、日本で待つMOAに言葉を送った。
最後に今後の活動で目標としていることを問われると、「“夢は大きく”という言葉がありますよね。可能であれば『Billboard 200』で1位という成果を上げたい。それからYEONJUNさんがMCをしている『SBS人気歌謡』で1位を取りたい」というHUENINGKAIの言葉に、YEONJUNも笑顔を見せた。
ほかにもいくつかの質問に、時にはメモを取りながら真摯に答えたメンバーたち。最後には、リーダーのSOOBINが代表して挨拶した。
「毎回そうですが、今回も新しく、ユニークな姿で帰ってきました。心配でもあり、楽しみでもあります。いつにも増して激しく悩んで、努力して、準備した新しいアルバムですので、皆さん、たくさん応援してください。もっと楽しく幸せに活動して、いいニュースをお届けできるようにがんばります。長い間待ってくださったMOAの皆さんにも、大きなプレゼントになればと思います」
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