『M-1グランプリ2022 マンゲキメンバーアフタートーク』にロングコートダディ、マユリカ、さや香、からし蓮根、カベポスター、ハイツ友の会が出演。前日に行われた『M-1グランプリ2022』について振り返った。
“枚方大菊人形”がトレンドに
まずは敗者復活戦に出場したマユリカ、からし蓮根、ハイツ友の会の結果を振り返り。出順3番目でネタを披露し、4位となったからし蓮根。ネタ中は「寒い以外何も感じなかった」というが「僕らのこの露出で4位は、決勝8位です」と自身の健闘を評価した。
初の敗者復活戦に挑んだハイツ友の会は「枚方大菊人形」を題材にネタを披露。このネタを選択した理由について「トレンドに入ればいいなと思ってあのネタにした」と明かす。結果、狙いどおりトレンド入りを果たしたが、「ほんまにトレンドに入るんやってびっくりした」と驚きを語った。また、清水香奈芽は裏でシンクロニシティのよしおかから「(相方の)西野さんのとちょっと似てると言われる」と話しかけられたことがうれしかったという。しかし「しゃべりかけてくれたことがうれしかったからパニックになっちゃって『似てないですよね』って返しちゃった」と未練が残ったと振り返った。
敗者復活戦の大トリとなったのは、マユリカ。阪本は大トリを引いた瞬間「終わったと思った」と振り返るが、中谷は特に動揺しなかったという。しかし、本番では風が強く登場した瞬間に前髪がなくなってしまったことに「こんなハゲてんやと思ったらめちゃめちゃパニックになった」と、結果的にはかなり動揺したと話した。
また、さや香の新山は同じく敗者復活戦に出演していたビスケットブラザーズの原田泰雅と決勝戦終了後、ホテルで遭遇したという。その際、原田が熱い抱擁をしてきたため、健闘を讃えるものだと思ったら「上がられへんかったわ」という言葉をかけられたそうだ。ほかのメンバーも原田の不思議な行動に驚きつつ、「さすが!」「原田が相手ならもはや、新山が間違ってる」と理解を示した。
「大会にスイッチを入れた」ロングコートダディ
つづいて決勝戦の結果を振り返り。トップバッターとなったことに頭を抱えてしまったカベポスターの浜田順平は「トップバッターを引かれても、『よっしゃー!』と盛り上げる空気にしようとは思ってたんですけど、いざ出たら『なんで』って」と当時の心境を明かす。そんな浜田の動揺を永見大吾は「雰囲気的にトップが出たら浜田が頭抱えそうだなと思ってた」と予想できていたというが、まさか本当に1番になるとは思っていなかったため、自身も動揺したと振り返った。
さらに、山田邦子からこの日最低点となる84点と評価されたことについては「トップバッターだったので、ここが基準点になるやつかなと思ったんですけど……」とフォローしつつ、「これ以上はしゃべりません」と実際の心境は濁した。
4番手で登場し、ここまでの最高となる660点を記録したロングコートダディは得点について「大会にスイッチ入れたって感じですね」とコメント。「これは優勝あるな」とソワソワしたというが、直後のさや香が点数を上回ったため、すぐに冷静になったと振り返った。
一方、さや香は「ロングさんがめちゃくちゃウケてたので、良くても悪くてもしゃーないか」と考えていたというが、結果は新生『M-1』で歴代2位の高得点。石井は「一回、トロフィーは掴んだ」と優勝を確信したが、コメントを求められた際に「上沼さーん」と言ってスベってしまったため、その瞬間にトロフィーを逃したと敗因を分析した。
ファイナルラウンドの振り返りでは、1票も入らなかった堂前透が「さや香、1票しか入ってないやん(笑)」とボケ、会場からは笑いが。そんなロングコートダディは、ファイナルラウンドで披露するネタが直前まで決まっていなかったという。さらにネタ中に登場したふたりそろって拳を挙げるボケは、3日前に思いついたものだったと明かした。
また、毎年話題になるオープニングVTRの「俺たちが一番おもしろい」枠に選ばれた新山。しかしその表情について阪本から「『全裸監督』みたいな顔だった」と指摘が。新山は映像に使われた瞬間について「(準決勝で)ななまがりさんの漫才を観ている瞬間のやつだと思う」と明かし、「めっちゃ笑ってたんですけど、(映像では)大きく笑う前をめちゃくちゃスローにされてた」と不満を漏らした。ファイナリストは楽屋でそろってこのVTRを観ていたため、このシーンでは爆笑が起こったと明かした。
アナザーストーリーの注目ポイント?
このあと放送が予定されている『M-1 アナザーストーリー』についても裏話を披露。決勝の1週間前に5年半ぶりの引っ越しをしたという浜田は「同期も引っ越しを手伝いに来てくれていたので、話を聞こうとアナザーストーリーのスタッフさんも来てくれてたんですけど、あまりに手際が悪いからカメラを置いて手伝ってくれました」と告白。それを機にスタッフと打ち解けたと笑顔で話した。
さや香に密着したスタッフは新山の高校の同級生だったという。そのため、新山はタメ口で話していたため、「(態度悪いとか)勘違いしないでください!」と警告した。
決勝終了後の反響について聞かれると、浜田は「決勝が決まったときのほうがみんなお祝いしてくれて、今回はあまり連絡が来なかった」と苦笑い。また新山は「全部終わってから携帯を見たら、1本目が終わった8時30分くらいに送信取り消しされてるメッセージがいくつかあった。たぶん『優勝や~』って言ってたやつを僕が見る前に消してくれたんだと思うので、それが申し訳ないなと思って……」と話した。
本公演は12月21日(水)21:00まで配信で観ることができる。
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『M-1グランプリ2022 マンゲキメンバーアフタートーク』
2022年12月19日(月)配信開始21:00/配信終了22:00
※見逃し視聴は12月21日(水)21:00まで
※チケットの販売は見逃し視聴終了日の昼12:00まで関連リンク
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