“次世代No.1ボーイズグループ”最有力、Stray Kidsの魅力とは?世界中のリスナーを虜にするスキズの中毒性
3月18日にリリースしたミニアルバム『ODDINARY』にて、米Billboardアルバムチャート「Billboard 200」で1位を獲得したStray Kids(ストレイキッズ。通称「スキズ」)。K-POPアーティストとして史上3番目となる快挙を果たし、名実共に世界トップアーティストとなった。彼らは現在、『Stray Kids 2nd World Tour “MANIAC”』の真っただ中。ステージでの爆発力は圧巻だ。
本稿では、“次世代No.1ボーイズグループ”との呼び声も高く、世界中で旋風を巻き起こしているStray Kidsについて紹介したい。すでに書き切れないほどの記録と魅力を持つ彼らであるから、ごく一部ではあるが。
目次
オールラウンダーがそろった、2020年日本デビューの8人組
2017年。当時JYPエンターテインメント所属の練習生であった、現リーダー・バンチャンが中心となって構成したメンバーによる、サバイバル・リアリティ番組『Stray Kids』を経て結成。彼らの特色のひとつに、メンバー自らプロデュース、楽曲制作を行う「自主制作グループ」であることが挙げられる。
その中心を担っているのが、バンチャン&チャンビン&ハンによるプロデューサーユニット「3RACHA(スリーラチャ)」だ。ほかにも、メンバーはそれぞれ「DANCE RACHA」(リノ、ヒョンジン、フィリックス)、「VOCAL RACHA」(スンミン、アイエン)に分類されるが、全員がオールラウンダーといえる8人組だ。
ショーケースやイベントでの来日を経て、2019年11月にStray Kids OFFICIAL FANCLUB STAY JAPANをオープン、同年12月3日には『Stray Kids Japan Showcase 2019 “Hi-STAY”』を開催した。2020年3月18日、ベストアルバム『SKZ2020』にて日本デビュー。以降、同年6月にJapan 1stシングル『TOP -Japanese ver.-』、11月にミニアルバム『ALL IN』、2021年にJapan 2ndシングル『Scars / ソリクン -Japanese ver.-』をリリースしている。
各チャート1位に輝いた最新ミニアルバム『CIRCUS』
そして2022年6月22日、Japan 2ndミニアルバム『CIRCUS』を発表。同作はBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート「Top Albums Sales」および、総合アルバム・チャート「Hot Albums」で首位を獲得。iTunesアルバムチャートにおいても、世界17の国と地域で1位を獲得した。
多彩な展開がユニークな表題曲「CIRCUS」は、アートコンセプトのとおり、非現実に巻き込まれる感覚がクセになる楽曲だ。MVおよびパフォーマンスでは、Stray Kidsらしい、めまぐるしく変化する複雑なフォーメーションを、なんてことのないように見せていく。ライブでも大いに盛り上がりを見せた。
「Fairytale」は、冒頭では胸の高鳴りや爽やかさを演出するビートが、だんだんと儚さや寂しさを加速させていく。「おとぎ話のような恋」などないとわかってはいるけれど……と、切なくピュアな心を美しい言葉で表現した歌詞には、ファンタジーとリアリティが共存。まるで短編映画を観たような、ほろ苦くも温かな余韻が残る。
軽やかで甘やかなピアノのイントロが印象的なミディアムナンバー「Your Eyes」は、効果的なストリングスも相まって、ドラマチックでエモーショナルな響き。日本人の琴線に刺さる楽曲だ。既発曲「MANIAC」、「蜘蛛の糸(VENOM)」、「Silent Cry」のJapanese ver.も含め、リリースを重ねるたびに美しくなる日本語歌唱にも注目してほしい。
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR -
7ORDER安井謙太郎、芸能人に会いたいで始まった活動が「自分の仕事」になるまで
求人ボックス:PR