<R-1体験記>大失敗の要因……見てる人が激酔いする、チンケな譜面台|納言・薄幸の酔いどれコラム#10


毎年3月頭ごろに開催される、ピン芸人の賞レース『R-1グランプリ』。納言・薄幸は、普段はコンビで『M-1』に出場するも、過去2回『R-1』にも挑戦している。

3回目の今年も出場し準々決勝まで歩を進めているが、以前、ピン芸にあまり慣れていないことである大失敗をしてしまったそうで……。

7回目の準々落ちは避けたい

「ユニットで組んでるコンビが、『M-1』エントリーするのってムカつく?」

ピン芸人にそんな質問をされる事がたまにある。

4年連続懲りもせず、『M-1』準々決勝で落ちている私が言うのも生意気かもしれないけど、答えはノー。
全くもってムカつかないし、むしろどんなネタをするんだろう?と、凄くワクワクする。
とても、楽しみなのだ。

一瞬話逸らすけど“なのだ”とか言って、執筆者ぶってて、ウケる。
普段使わない3文字。なのだ。ウケる。

逆に、普段コンビで活動している人が『R-1』にエントリーするのは、どうなんだろうか?

気になってピン芸人に質問した事がある。
その人は、さっきの私の答えと全く同じ事を言っていた。
ワクワクする。楽しみ。そう言っていた。

ダラダラと書いているけど、何が言いたいかっていうと、『R-1』も『M-1』も皆出ちゃってさ!盛り上げて行こーぜ!って事。

私は納言を組んでから、3回『R-1』にエントリーしている。

今年で3回目。
1回目も2回目も準々決勝落ち。
『M-1』も『R-1』も、毎年毎年準々で落ちる。
『M-1』で4回。『R-1』で2回。
本当よくもこう飽きる事なく、合計6回も準々で落ちるもんだと、我ながら感心する。
どうぞ皆さん、私の事を「準々ちゃん」とでも呼んで下さい。

ルールが変わらなければ、今年が『R-1』ラストイヤー。
今はまだ準々決勝前にコレを書いているので、結果が分からないけど、どうにか7回目の準々落ちは避けたいものだ。

ラストイヤーという事で、去年よりも更に気合いを入れて挑もうと思っている。

見てる人が激酔いする、2円位の譜面台

この記事の画像(全6枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

関連記事

煙草の値上げで思い出す、喫煙所で生まれたネタ「麻布は、志村けん以外おもろいもん無えな」|納言・薄幸の酔いどれコラム#6

納言

コロナ禍、家で1人飲みコールし気づく。「私は大好きな人と飲む酒が大好きなんだ」|納言・薄幸の酔いどれコラム#3

0129納言ジャーナル

納言・薄幸が女優への道を諦めた日 やりたいことに気づかせてくれた“憧れの人物”さまぁ〜ず

ケビンス×そいつどいつ

ケビンス×そいつどいつが考える「チョキピース」の最適ツッコミ? 東京はお笑いの全部の要素が混ざる

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターとして廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターの廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

パンプキンポテトフライが初の冠ロケ番組で警察からの逃避行!?谷「AVみたいな設定やん」【『容疑者☆パンプキンポテトフライ』収録密着レポート】

フースーヤ×天才ピアニスト【よしもと漫才劇場10周年企画】

フースーヤ×天才ピアニスト、それぞれのライブの作り方「もうお笑いはええ」「権力誇示」【よしもと漫才劇場10周年企画】

『FNS歌謡祭』で示した“ライブアイドル”としての証明。実力の限界へ挑み続けた先にある、Devil ANTHEM.の現在地

『Quick Japan』vol.180

粗品が「今おもろいことのすべて」を語る『Quick Japan』vol.180表紙ビジュアル解禁!50Pの徹底特集

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

STARGLOW、65ページ総力特集!バックカバー特集はフースーヤ×天才ピアニスト&SPカバーはニジガク【Quick Japan vol.181コンテンツ紹介】