『真犯人フラグ』第6話ネタバレあらすじ
菱田朋子(桜井ユキ)が、真帆(宮沢りえ)と同じ限定の傘を持っていたことを凌介から聞いた瑞穂と一星(佐野勇斗)は調査を開始する。瑞穂は、朋子が務める整体院に客として潜入する。遅番だと言っていた朋子の証言に嘘がある可能性が出てきた。このとき瑞穂は偽名で「山里優」(山里亮太+蒼井優だ)の名を使い、整体で「スッキリ〜」というのは日本テレビ『スッキリ』へのメッセージか。
一星は、朋子のインスタグラムを調べて、あることに気づく。朋子は、真帆が持っていたものと同じものをあとから手に入れているのだ。
実は、『Huluオリジナルストーリー 週刊追求プレミアム』の2回目は、菱田朋子の巻。朋子の前の夫はひどいモラハラ旦那で、清明(桑名愛斗)のお父さんには「少し頼りないぐらいの優しい人がいい」と凌介を狙っていることを匂わせた。
しかも、朋子は、合鍵を持っていて、相良家に入り込んでいた(「部屋とYシャツと私」を歌いながら凌介のシャツにアイロンをかけていたのだ)。朋子は、真帆と何かあったとき用に合鍵を交換していたと言う。
凌介のところに真帆からメッセージが届く。夜空の写真だ。
流星群を見に行く約束をしていたのだ。
刑事に電話して、「妻は生きています」と、メッセージが来たことを伝える。実はこのとき、刑事の阿久津は、「やっぱり」と予感していたように答えている。
刑事の阿久津と落合(吉田健悟)は、この直前に「至上の時」のマスター日野(迫田孝也)を取り調べているのだ。取り調べたことによって日野が動いたのだと阿久津は、推理しているのではないだろうか。
一星は、フリマアプリで朋子の情報をチェックしていると、子供服を出品していることに気づく。それは、篤斗(小林優仁)の失踪時の服装とそっくりなのだ。
会社の苦情メールを確認していた凌介と瑞穂は、件名「お探しのものです」というメールを見つける。冷凍遺体についていたメッセージも「お探しのものです」だった。添付動画をうかつにも開くと、血の飛び散った部屋、布がかけられた椅子が映し出される。うめき声が聞こえる。カメラが倒れて、ガムテープで口を塞がれて泣いている光莉の姿が!
日野の怪しさ
ようやく失踪した家族の直接的な情報が登場した第6話。
「日野が怪しい説」が強まった回だった。
真帆からのしし座流星群のメールは、真帆からのものなのか犯人からのものなのか、まだ不明だ。犯人からだとすれば、流星群を見る約束をしているだろうと推測できるのは日野と河村(田中哲司)だ。しかも、2003年の回想場面で、日野は結婚指輪をしているのだが、今まで日野の家族描写はない。それどころか日野がひとりでいる場面が映し出されたことがないのだ。犯人だから「ひとりでいる場面」が出しにくいのではないか、というのが考察勢の推測。
また、小説の批評会で河村は「凌介に日野が泣かされた」と言い、日野は「凌介に河村が泣かされた」と言う。どちらかが嘘を言っているというよりも、小説の批評会で凌介は理詰めで攻めて双方を泣かしていると考えるのが妥当だろう。
だが、これらは「詳しく描かれていないから怪しい」というメタ的な推理でしかない。
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