コナン大好き芸人あいなぷぅが語る。映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』テンション爆上がりシーン7つ
こんにちは、『名探偵コナン』大好き芸人、パーパーのあいなぷぅです!
私が『名探偵コナン』をどのくらい好きかというと、「名探偵コナン検定」というコナン知識量を測る公式の検定で1級試験に合格するほど大好きです! もちろん一発合格です!
今回は、そんな私が大好きなコナンの大ヒット映画、劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』(2021年4月から全国公開中)について語りたいと思います!
目次
コナンと赤井ファミリーが世界を震わす大事件に挑む!
まず、今回の映画の簡単なあらすじです。
4年に1度開かれる「WSG ワールド・スポーツ・ゲームス」東京大会のスポンサーパーティー。開会式に合わせて時速1000kmを誇る「真空超電導リニア」の開通が発表される。しかし、このパーティーの最中に鈴木園子の父・鈴木財閥会長が拉致される事件が発生。そして、ほかにもWSGスポンサーの企業のトップが拉致されていたことが判明する。この事件を調べ始めたコナンは、15年前にアメリカ・ボストンで起きた「WSG連続拉致事件」に似ていることに気づく。
15年前の「WSG連続拉致事件」の管轄がFBIだったことから、模倣犯を逮捕しようと捜査するFBIの赤井秀一から捜査協力を頼まれたコナンは、次の拉致事件が「真空超電導リニア」の発車駅である名古屋で起こると推理し、鈴木園子に頼んで手に入れた乗車チケットでリニアに乗ることに。次の拉致事件のターゲットがイギリスの要人であることから、イギリスの諜報機関「MI6」から密命を受けて赤井秀一の母・メアリーと、妹・世良真純も名古屋に向かう。
また、たまたま棋士の仕事で名古屋にいた、赤井秀一の弟・羽田秀吉と、その恋人・宮本由美も事件に関わっていく。こうして「赤井ファミリー」が集結して……。
そしてここからは、映画を観ながら私のテンションが上がった場面を順番に紹介していこうと思います! 映画をまだ観ていない人はネタバレに注意してくださいね。
その1:少年探偵団の発言が、拉致事件解決の手がかりに!
なんと、鈴木園子の父・鈴木会長が拉致された事件を解決したのは、少年探偵団の力が大きいんです!
この事件はパーティー会場が突然暗くなって、気がついたら鈴木会長がいなくなっていたというもの。いつものように偶然その場に居合わせた少年探偵団とコナンと灰原哀の5人で事件の捜査を始めます。
そして、事件を解くきっかけが、少年探偵団の1人・小嶋元太の類まれなる「うなぎ好き」によるものなんです!
元太が事件の捜査中、急に「うなぎの匂いがする」と言います。そこには料理が並べられたカートがたくさんあったけど、うなぎ料理なんてなかった。その言葉をきっかけにコナンが「鈴木会長はうなぎ料理のカートに乗せられて、パーティー会場から拉致された」と推理することができました。
そこからが私の特にお気に入りのシーン。元太が警察犬みたいにうなぎの匂いを辿ってカートの居場所を探るんですけど、ほんとに緊張感がない!(笑) まじめにうなぎの匂いを追いかける少年探偵団たちとコナンたちのやりとりがおもしろくて……。
私は「しゃべる警察犬なんて便利だなぁ」と笑いながら観てました(笑)。そんな彼らの活躍もあって、鈴木会長は無事見つかったのです。
その2:鈴木園子は今回も“いい女”だった
園子は今回もいい女でした。前作の映画でめちゃくちゃ株が上がった人が多いと思うんですけど、今回も彼女には感心させられました!
鈴木会長が拉致される前に、リニアの開通発表がありました。少年探偵団は園子に頼んで入手困難なリニアの乗車チケットを手に入れようと企んでいたんですけど、園子はその頼みを「子供たちを甘やかしちゃいけない」と一度断るんです!
でも最終的に園子は、鈴木会長を助けてくれたお礼に、阿笠博士のクイズに答えられた先着6人(園子を入れて7人がその場にいた)に リニアのチケットをあげるというルールに変更。
しかし、そのクイズは子供たちには難問でした。そこで園子はわからないふりをしつつ、子供たちがわかるようにヒントを出してあげて、無事少年探偵団はチケットを手に入れることができたんです!
勝ちを譲った園子は、ほんとにいい女! しかも子供たちのことを考えた行動で、もっともっと園子を好きになる瞬間でした!
その3:灰原哀のお洋服や言動がかわい過ぎる
私は灰原哀というキャラクターが好きなんですけど、今回の映画で灰原が着ていたお洋服についてお話ししたいです。
まずは、パーティーで着ていた大人っぽいお洋服がほんとに似合っていてかわいかったです!
あとは、リニアに乗る前に健康診断をするんですけど、そのときに持っているのが阿笠博士の初恋相手が手がけた「フサエブランド」のバッグで、めちゃくちゃテンションが上がりました! ちょっとしたところにファンが喜ぶポイントが隠れていてうれしいです!!
そして、子供のふりをして「ひとりで帰れない」って言うシーンがあるんですけど、髪を耳にかけながら「帰れないわ。子供だもの」と……。まるで子供感のない仕草とのギャップにおもしろくもあり、めちゃくちゃかわいかったです!
そして、この映画は「クエンチ」という科学用語が頻繁に出てくるんですけど、クエンチを知らなかったコナンに説明をしてあげたのも灰原哀です。ずっと事件を追いかけるコナンを裏で支えてあげて、ほんとに大活躍でした!
その4:チュウ吉と由美たんのラブラブシーン
頭はいいけど子供っぽいところがある棋士・羽田秀吉さん(チュウ吉)と、強気でしっかり者の婦警・由美さん(由美タン)のカップル。今回一番のラブシーンはここのカップルの絡みではないでしょうか!?と、私は思っています!
もちろん、蘭と新一の「私が守ってあげるから」「違うだろ! お前を守るのは俺の……」っていうキュンなやりとりはありました。が、赤井ファミリー次男カップルの、めちゃくちゃ最高なシーンを紹介したいです!!
羽田名人が、名古屋にいる母・メアリーに紹介するために由美さんを名古屋に呼びます。ちょうど名古屋で仕事があったため羽田名人は着物で、それを見た由美さんが「服装合わせたのに……」と言っていたのがほんとにかわいかったです!! ツンデレ!!
終始ラブラブなふたりの姿がたくさん見られてうれしかったです! 服装を合わせてデートしたい気持ちはよくわかるし、由美さんがかわい過ぎました! ほんとに結婚してほしいふたりです!!
その5:「遥か彼方」を撃ち抜く、赤井秀一の弾丸
赤井さんの射撃の腕は、コナンのキャラクターの中で一番すごいんじゃないかと思っているんですか、今回の映画ではすご過ぎてなんて言えばいいのかわかりません。とにかくすごいです!
映画の予告で赤井さんが「届け、遥か彼方へ」と言っていますが、そのとおりに遥か彼方を撃ち抜いていました。どういうことなのかは、映画を観るとわかります。
赤井さんが撃つ弾が真犯人を捕まえる決め手になるんですが、実はこの銃を撃つシーンの作画を青山剛昌先生が手がけていて、赤井さんのかっこよさが倍増していました! 毎作、青山先生の作画を探すのもファンの楽しみの一つだなと思います!
赤井さんと、幼児化した母・メアリーの戦いもめちゃくちゃ興奮しました! メアリーと戦う前に、蘭と同じくらい載拳道の使い手である世良さんと戦うんですけど、その対決では赤井さんが優勢。それだけでも赤井さんの強さがわかるのに、その後メアリーは小さな身体で赤井さんと互角に戦っていて……ふたりともどんだけ強いの!?と大興奮でした!
赤井さんと幼児化したメアリーが戦うのはこれが初めて。アクションシーンはとにかくおすすめです!
そして映画のラストは、メアリーが赤井さんに拳銃を突きつけてひと言告げるシーンで幕を閉じます。この先ふたりの関係がどうなるのか気になる展開で、余韻が半端なかったです!
その6:羽田秀吉の戦略的な「詰め将棋」
羽田名人が、FBIと協力して犯人を捕まえるシーンのかっこよさにやられました。羽田名人は原作コミックで、コナンと一緒に事件に出くわした際、コナンより先に犯人を見つけるくらい頭がいいんです!
今回はその頭のよさを活かして、FBIが犯人を捕まえるのに協力しています。車で逃げた犯人をFBIが追いかけるんですが、地理に詳しくない捜査官たちが困っていたところに、別行動をしていた赤井さんから「ナビはこちらでする」との連絡が入りました!
そこに一緒にいたのが、地図を完璧に頭に入れた羽田名人です! まるで詰め将棋のような的確かつ戦略的なナビで、犯人を追い詰めて捕まえることができました。
あのときの赤井さんと羽田名人の信頼関係が素敵だったのと、ミスなく捕まえる羽田名人のすごさに感動しました! その上、彼女を大切にするなんて素晴らしい!! かっこいい!! かっこいいキャラ多過ぎ!!
その7:江戸川コナンのかっこかわいさ、そして信念
やっぱりなんといっても、コナンは今回も大活躍でした!
犯人が拉致事件を起こした際、つけておいた発信機で追跡します。スケボーで追いかけるんですけど、車にぶつかりそうになったりするのを華麗なスケボーテクニックで避けていてかっこよかったです! コナン×スケボーが大好きです!
途中でメガネの調子が悪くなり、灰原哀が持っていた予備のメガネを使ってナビしてもらいながら追跡します。無事に拉致された人を見つけた際、蘭には報告するけど灰原哀にはしてなくて、ちょっと拗ねるシーンも。そんなコナンの気の遣えなさがかわいかったです!
赤井さんが「万が一のときは犯人を狙撃する。それがFBIのやり方だ」と言っていましたが、コナンの信念としては「犯人を推理で追い詰めて死なせてしまったら、殺人者と変わらない」。
赤井さんが犯人を狙撃しようとしたところ、コナンの誘導により弾丸が外れて、殺すことにはなりませんでした。
赤井さんが「それがコナンのやり方なんだな」と言っていましたが、実はこのシーン、コナンの信念が生まれるきっかけとなった「ピアノソナタ『月光』殺人事件」につながっているんです。映画を見ながら驚きました! 大好きな話なので、うれしかったです!!
『名探偵コナン』のおかげで人生の楽しみが増えた
以上が、私のテンションが上がったお気に入りの場面です。まだまだおもしろいところはたくさんあります。
世良さんの活躍ぶりも、カーチェイスも、何気ない子供たちのヒントも、映画の始まり方がオシャレだったのも、挙げればキリがないです。
さらに、コナン映画のうれしいところは、映画が終わったあとに流れる「来年の映画予告」。どのキャラがメインになるのかが少しわかります。次回作には「警察学校編」のメンバーが出るみたいで、今から楽しみで仕方ありません!
こうやって、楽しみな映画が1年後にあると思うと、それだけで1年間がんばれます。『名探偵コナン』というコンテンツのおかげで、人生の楽しみが増えていて、感謝しかありません。私もこうやって、いろいろな感情を抱いてもらえるようなお仕事ができればいいなと思います。
また、今年は『名探偵コナン 緋色の弾丸』をきっかけに、新しい友達ができました。それも素敵なことだなと思います。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』は、赤井ファミリーの良さが詰まった、ほんとにおもしろい映画でした! 毎年、素晴らしい映画をありがとうございます。
今後も少しでも長く『名探偵コナン』の映画が観られたらうれしいです。これからも楽しみにしています! ありがとうございました!
※「羽田秀吉」の「吉」は「土」が正式表記です
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