阿部寛『ドラゴン桜』7話 小杉麻里「東大模試におやつはいくらまでですか?」「好きなだけ」と許された笑顔になぜか照れる藤井遼

2021.6.13

藤井が小杉さんに恋する展開?

東大模試に備えて、6カ条が披露される。
その4が、必ずおやつを持っていく。
長丁場の模試、自分の好きなおやつでリフレッシュ&エネルギー補給が必要だからだ。
これに、いつもはクールな小杉麻里(志田彩良)が「おやつは いくらまでですか?」と質問し、「好きなだけ」の答えに笑顔になる。おやつ好きなのか。そして、横でなぜか藤井遼(鈴鹿央士)が照れるのだ。

これは、藤井が小杉さんに恋する展開が待っているのか?

東大模試の結果に満足できなくて浜辺で悔し涙を流すシーンもあり、藤井は最初の憎々しいキャラから、ツンデレ母性本能くすぐりキャラに進化した。兄弟間でなにやらありそうな伏線もはっているので、第9話あたりで藤井メイン回もありえるか。

キャラ変が魅力的な藤井遼(鈴鹿央士)に何が?(8話より)/日曜劇場『ドラゴン桜』(C)TBS
キャラ変が魅力的な藤井遼(鈴鹿央士)に何が?(8話より)/日曜劇場『ドラゴン桜』(C)TBS

試験中に思わず「YO!」

東大模試当日。
「ぼくは君みたいに自信ないんだ」「どうしようヤバいほど緊張してる」
天野も早瀬も完全にのまれている。
だが天野はトイレで、「アフロにサングラスで英語でラップ歌ってんだよ」と、自分がやっている英語ラップYouTubeの噂話を学生がしているのを聞く。
自分のチャンネルを確認すると、アクセス数が急増している。
みんなの応援コメントを読んで、天野は自信を取り戻す。
試験中に思わず「YO!」と言ってしまうぐらいノリノリで英語のテストに挑み始めた。

だが早瀬はダメだ。
聞くことに集中できず、メモを取ってしまう(メモを取るなと言われたのに!)。
結局、うまくいかずに、もうやめると言い出す早瀬。
あきっぽくて、何事もつづかない性格がまた出てしまった。
そんな早瀬に桜木先生の檄が飛ぶ。

「幸運にも 次から次へと与えてもらえたことが、お前の覚悟を弱らせてんだ。そんな人間が幸せになれると思うか? 幸せになりたかったらお前は覚悟を決めろ」

いやいや、落ち込んでるときに追い打ちをかけちゃうのか。厳しいッ。
東大模試の結果が届く。

小杉 A判定
健太 C判定
藤井 D判定
瀬戸 E判定
岩崎 E判定
天野 E判定
早瀬 E判定

「東大専科やめなきゃいけないんですよね?」
と問われて、ハハハハと桜木が笑いだすのだ。

「いいから笑え失敗した時は笑うんだハハハハ」

みんなでワハハハハと笑う。
「そうだ 失敗した時は笑えばいい。大事なのは 次どうするかだ」
そして、

「俺はE判定だったらクビにするなど一度も言ってねえぞ。合格の見込みがないと判断した者と言ったんだ」

と、と一休さんなみに強引なことを言い出す。
たしかに「E判定だったら」とは言っていない。

でも、目の前で盛大に勘違いした会話をしてるんだから「勘違いしてるよ」って言ってやれよ!とツッコミたくなるが、高いハードルに直面させて自分の弱さを乗り越えさせようと試練を与えたのだろう。
なにしろ、すぐにあきらめていた早瀬が、

「専科クビになっても絶対絶対 ぜーったい諦めない」

と答えるようになったのだから。

模試に苦しんでいた早瀬菜緒(南沙良)が明るい笑顔に(8話より)/日曜劇場『ドラゴン桜』(C)TBS
模試に苦しんでいた早瀬菜緒(南沙良)が明るい笑顔に(8話より)/日曜劇場『ドラゴン桜』(C)TBS

岩崎楓が大きな試練に

7話、特別講師は、ゆりやんレトリィバァ演じる由利杏奈先生。踊って、歌って、英語を学ぶ「ぼそぼそシャドーイング」。
第一段階は、まちがってもいいからぼそぼそからはじめる。泳げない人間がバタ足からやるように。
語学は、完璧主義を捨てて適当にやるのがコツだ。

岩崎楓(平手友梨奈)が大きな試練に直面する?(8話より)/日曜劇場『ドラゴン桜』(C)TBS
岩崎楓(平手友梨奈)が大きな試練に直面する?(8話より)/日曜劇場『ドラゴン桜』(C)TBS

8話。再び岩崎楓のスパルタ父母が登場するようだ。「勉強なんて何の才能もない人間のやることだ」と暴言を吐き、自分の夢を押しつけようとしている父母だ。岩崎楓(平手友梨奈)が大きな試練に直面することになりそうだ。乗り越えて、笑顔を見せてほしい。

『ドラゴン桜』6/13(日) #8 夏を制する者は、受験を制す!! 二人の過去には、何が…【TBS】

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  • 日曜劇場『ドラゴン桜』(C)TBS

    『ドラゴン桜』

    出演:阿部寛、長澤まさみ、高橋海人(King & Prince 高は正式には「はしご高」)、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎 ほか
    原作:三田紀房『ドラゴン桜2』(コルク)
    脚本:オークラ、李正美、小山正太
    音楽:木村秀彬
    プロデューサー:飯田和孝、黎景怡
    演出:福澤克雄、石井康晴、青山貴洋

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