先輩たちが震え上がるほどの知識と技術を持つスーパー無名芸人、リップグリップ岩永

文・写真=板川侑右 編集=鈴木 梢


アルコ&ピース(平子祐希、酒井健太)がMCを務めるテレビ東京のゲームバラエティ『勇者ああああ』。2017年4月に始まった同番組が、2020年10月の番組改編で木曜深夜から土曜プライム帯への奇跡の仲間入りが決まった。

ひと癖もふた癖もあるゲストが続々と登場し、時にはゲームそっちのけでその癖の強さを発揮するのだが、最近登場したスーパー無名芸人が、先輩に「オーディションからやり直したい」と言わしめるほどの知識と技術を見せつけた。そんな芸人のオーディションを、同番組の演出・プロデューサー板川侑右が振り返る。

プライム枠へ移動後の『勇者ああああ』企画方針

番組が毎週土曜夜10時30分のプライム枠へ移動する件について、視聴者の皆さまから多くのご意見をいただいた。その中でも最も多かったのが、「プライム枠になって内容やキャスティングが大きく変わってしまうのでは?」というもの。

ぶっちゃけた話をすると、プライム枠になったからといって予算が大きく変わるわけでもないので、急に「今日はゲストに乃木坂46のみんながやって来てくれました〜!イエ〜イ!」みたいなことにはならない。

実際、すでにプライム枠用のコーナー収録は始まっているのだけれど、初回は「“テレビ芸人”パンサーVS“地下芸人”二郎会 頂上決戦(仮)」という、おじさんしか出てこない渋めの企画をお届けする予定だ。パンサー尾形と、ですよ。による「サンキュ〜!」と「あいとぅいまて〜ん!」のフリースタイルバトルだけで20分以上カメラを回しつづける狂った現場に、坂道シリーズの皆さまが入れる隙間は1ミリもない。というか僕がマネージャーだったら絶対出さない。

このほかにも、ゲーム芸人・ノブオと天才クリエイター・野田クリスタルによるプレゼン企画「ゲーマーの異常な愛情」や、漫才協会所属のベテラン芸人にオリンピックのゲームをやらせて、その様子をアルコ&ピースとナイツがニヤニヤしながら見る新企画「浅草陸上2020」など“らしさ爆発”のコーナーを多数用意しているので、ファンの皆さま、引きつづきよろしくお願いします。

先輩芸人を震え上がらせた、スーパー無名芸人

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