史上初の『M-1』2連覇を達成した令和ロマン「最終決戦が終わった時点で優勝したぐらいうれしかった」

2024.12.23
令和ロマン

文・撮影=梅山織愛


12月22日に行われた『M-1グランプリ2024』で優勝した令和ロマン。大会初の2連覇を達成したふたりは、直後に行われた優勝会見でその喜びを語った。

いい『M-1』だった

まずは優勝の心境を聞かれ、「本当にうれしいもんですな! マジで誰も(2連覇は)しないんじゃないですか」と、史上初の2連覇達成を実感した髙比良くるま。松井ケムリも「僕、歴史に名を残すの好きなので、めちゃくちゃうれしいです」と笑顔を見せる。

今回の出場に関して、「『M-1』が盛り上がればいい」と話していた髙比良は、「大会自体が盛り上がったので、もし最終決戦で敗れていたとしてもよかったと思えていたか」という質問に、「最終決戦が終わった時点で優勝したぐらいうれしかったんですよ。なんかいい『M-1』だったって思っちゃって。結果発表の間もセットとかずっと見ちゃってたんで、プラスアルファをもらったって感じですかね。(大会自体が)めちゃくちゃ盛り上がった中で勝てたっていうのが僕はうれしかったです」と語る。

優勝が決まった瞬間、涙を浮かべたように見えた髙比良だが、本人は「泣いてたのかな? 記憶にないです」とコメント。「でも、めっちゃ感情は超高ぶりました。説明できないです。ジャンルでいったら喜びだと思う」と振り返る。

令和ロマン
決勝発表後の心境を振り返る髙比良くるま

一方、松井は「僕は泣いてはないんですけど、本当にうれしくて『終わった!』という気持ちでした。去年優勝した時点で僕はもう出ないと思ってたのに(今年)出てるので、浪人が終わったみたいな気持ちで達成感がありました」と話した。

令和ロマン
笑顔で達成感を語る松井ケムリ

1stラウンドでは、まさかの2年連続でトップバッターとなった令和ロマン。笑神籤(えみくじ)が引かれたときの心境については、「さすがに終わったと思いました。2年連続優勝より、2年連続トップバッターからファイナルラウンドに行くほうがむずそうじゃないですか」と語る。また、昨年はネタを数本用意し、出順や客席の様子を見てネタを選んでいたが、今年はまわりの環境よりも自分たちに重きを置いて、「とにかく劇場でウケるし、おもしろいネタ」で挑んだと明かした。

次回以降の『M-1』出場については、「果たしてどうなんでしょうか?」と濁しつつ、「来年は出ないんでね。でもラストイヤーまではあと8年あるので、いつ出てくるんだろうという恐怖で市民(ほかの出場者)をおびやかそうと。『M-1』が盛り上がらなくなってきたら、また出るぞって」と答えた。

この記事の画像(全10枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

Written by

梅山織愛

(うめやま・おりちか)1997年生まれ。珍しい名前ってよく言われます。編集者・ライター。自他共に認めるミーハー。チョコレートとかき氷が好き。

関連記事

優勝した令和ロマン『M-1グランプリ2024』(C)M-1グランプリ事務局

【M-1速報】20代目王者は令和ロマン!初の連覇達成

優勝した令和ロマン『M-1グランプリ2024』(C)M-1グランプリ事務局

【結果まとめ】『M-1グランプリ2024』全組の審査&得点をレポート

令和ロマン

『M-1』新王者・令和ロマン「ネタをやる環境としてよくないからこそ…」。メイクも変えた優勝への戦術

エバース

「ウケるからやるは『M-1』では失敗する」。3位だったエバースは2026年、自分の感覚を信じる【よしもと漫才劇場10周年企画】

豪快キャプテン×ダイタク

ダイタク×豪快キャプテン、認め合うお互いの漫才の魅力「簡単そうに笑いを取る」【よしもと漫才劇場10周年企画】

三遊間×ゼロカラン

三遊間×ゼロカラン、人気投票との向き合い方の正解は?「やっぱり有名にならなあかんな」【よしもと漫才劇場10周年企画】

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

EXILE NAOTOが語る、「勝負する身体」がステージと水面で魅せる“攻めの0.1秒”。大きな影響を与えるオーディエンスのパワーとは【『SG第40回グランプリ』特別企画】

4年目の今、重荷だった「王子様」を堂々と名乗れる。Last Princeが語る、プリンスを背負う勇気と楽しさ

甲斐田晴/ローレン・イロアス/3SKMの撮り下ろし表紙を公開! VTuberのトップランナーたちを徹底解剖【春のQJ×にじさんじ祭り!】

ニューヨーク『Quick Japan』vol.181

ニューヨーク、60ページ総力特集「普通は勝てない?」を考える。バックカバーにはSHUNTO×MANATO×RYUHEI(BE:FIRST)が登場【Quick Japan vol.182コンテンツ紹介】