7ORDER・真田佑馬&萩谷慧悟、動物を愛するふたりのペット対談。愛犬がきっかけで誕生した楽曲も
『クイック・ジャパン』編集部による、「人と動物の調和」がテーマの新媒体『HARBOR MAGAZINE』。2025年1月31日に発売される第2号のバックカバーと特集には、7ORDER・真田佑馬&萩谷慧悟が登場。
なお本誌は「QJストア」と「Amazon」での限定販売(※書店での販売予定はなし)で、現在予約受付中。早期予約キャンペーンとして、12月31日(火)までに予約した方の中から真田 or 萩谷それぞれご希望のサイン&ひと言コメント入り本誌が当たる抽選キャンペーンも実施している。
本誌には、保護猫出身のアスカちゃんとともに撮り下ろした特別グラビアのほか、ペットの防災特集、動物との暮らしについて語る対談などを20ページ以上にわたって掲載する。
ここでは、特集内の真田&萩谷対談から一部を抜粋し、本誌のアザーカットとともにお届けする。
サスケのおかげで増えた家族の時間
──おふたりのペットを紹介してもらえますか?
真田 僕はトイプードルのサスケを飼っているんですが、きっかけは家族だったんです。僕を含め真田家の子供たちが自立してきたとき、昔と比べると家族の間に自然と会話が少なくなっていったんですよね。
──大人になると、自分の時間が増えますしね。
真田 そうなんですよね。でも、そんなときに、ずっと犬を飼いたかったことを思い出したんです。実際に飼い始めたら、家族の中心にサスケがいるようになり、みんなの会話が驚くほど増えたんです。
さらに、旅行もサスケと一緒に行きたいからこそ、犬も一緒に楽しめる宿を選んだり、グランピングをするようになりました。なにより、サスケのおかげで家族みんながリビングにいる時間が増えたんです。
萩谷 すごくいいきっかけになったんだね。
真田 うん。それに、僕自身、サスケのことがものすごく好きなので、この子のために何かをしたいと思うし、自分のメンタルを保ってくれている実感があるんです。改めてペットって、本当に偉大だなと感じました。
この子がきっかけで生まれた「BOW‼」という曲があるんですが、とにかくサスケが好きという気持ちで作ったんですよね。それ以上も、それ以下もないくらいで(笑)。
真田 それにサスケは飼ってから年齢を重ね、今は10歳になったので、すでにペットロスが心配なんです。なので、今は保護犬を飼う相談をしています。とはいえ、ただ飼いたいという気持ちだけではダメですし、なにより体力がないと、ちゃんと育ててあげられないんですよね。
フクロウとの運命的な出会い
──萩谷さんはずっと鳥を飼われていますよね。どんなきっかけで飼い始めたのでしょうか。
萩谷 大学生になり、ひとり暮らしをし始めたタイミングで、文鳥と一緒に撮影する機会があったんです。そのときにかわいさに気づき、小鳥がいるところに通うようになったんですよね。そのあと、気づいたらお迎えしていました(笑)。
──さらにフクロウも飼われているんですね。
萩谷 はい。フクロウカフェに行ってひと目ぼれをしたんです。それまで猛禽類に対して知識がなかったんですが、興味を持った瞬間からたくさん調べるようになったんです。
そしたら、お迎えできることを知って、お店に行ってみたんです。そこでいろんな子と触れ合っていたんですが、ずっと僕についてくる子がいて、たまらなくかわいかったんですよね。それが今、僕の家で飼っているフクロウなんです。
真田 いい出会いだね。
萩谷 運命だと思った! (笑) 僕が飼っているのはアナホリフクロウといって、プレーリードッグが砂漠に掘った穴に住むフクロウなんです。足がものすごく長くて力強いので、飛ぶことよりも、歩くことが多いんです。
──あまりメジャーな動物ではないからこそ、最初に飼うときは勝手がわからず、戸惑いませんでしたか?
萩谷 最初は難しかったですね。そういえば、アナホリフクロウって、ご飯をあげているときに、お腹がいっぱいになると、次にもらったごはんを巣の隅っこに貯蔵するんです。
真田 隠すの⁉ 机に給食のパンを入れる小学生みたい! (笑)
萩谷 本当にそれに似てる!(笑) そういう習性があるので、もらえるだけもらおうとおねだりをしてくるんです。あとは、歩いていると、何かの隙間などに入るんです。棚の一番下が開いていたら入っていきますね。「これが“穴掘り”と名がつく習性か」と思いながら見ています(笑)。ただほこりをつけて帰ってくるので「やめなよ~」と声をかけています。全然効果はないんですけどね(笑)。
最後まで守るという覚悟
──動物と人間がともに生きる上で、どんな社会になってほしいですか?
真田 飼うと決めたからには、その子を生涯看取る覚悟、さらに自分も飼う子の生活に合わせる覚悟が必要だと思うんです。
さらに、自分だけでなく、家族やコミュニティなどを作り、お互いを補っていくことが必要だと思います。たとえば、災害が起きたら、こう逃げよう、こう助け合おうということをしっかり話しておくことは大事ですが、気にしすぎてやめることが増える人生は悲しいとも思うので、最後まで守るという覚悟がひとつあればいいと思います。
萩谷 すごく大事なことだよね。
真田 うん。あとは、当たり前のことですが、それぞれができることをやるという意志が大事だと思います。僕のように曲を作る人や、雑誌でお知らせしてくれる人がいて。その「塵も積もれば山となる」精神で、どんどんよくなっていくはずなんですよね。僕は、そう信じています。
萩谷 僕が買っているフクロウや鳥って、苦手な人も多いんです。それになによりも、社会的に難しいと思うのは物件選びなんですよね。今はペットとしてエキゾチックアニマルや鳥、ウサギなど、いろいろな幅が広がっていますが、みんなが楽しく過ごせる環境を作るのはすごく難しいんです。だからこそ、認知の幅を広げていろんな動物が住みやすい社会になることを望んでいます。
このほか本誌には、動物を迎えてから生まれた心境の変化やペットの快適な生活のため気をつけていること、保護動物の支援活動に対する思いについて、真田&萩谷が語る対談の完全版を掲載。さらに、ふたりが専門家にペットの防災対策について話を聞く、特集ページも。
『HARBOR』ご予約受付中!
現在予約受付中の第2号でバックカバーと特集に登場する7ORDER・真田佑馬&萩谷慧悟は、真田がトイプードル、そして萩谷がアナホリフクロウ・シロハラインコ・セキセイインコと、どちらも動物とともに暮らし、動物の保護活動にも関心を寄せるアーティスト。
特集内では、そんなふたりが“もしも”のときペットのために取れるアクションについて、動物の災害対策専門家に聞く取材を実施した。さらに、お互いがペットとの暮らしを通じて抱く考えや、動物を守る意識について語る対談も掲載する。
12月31日(火)までの早期予約で、真田 or 萩谷それぞれご希望のサイン&ひと言コメント入り本誌が当たる抽選キャンペーンも実施。予約受付は「QJストア」で開始している。なお、本誌売り上げの一部は保護動物支援団体に寄付され、本誌を購入をすることが支援活動への参画につながる仕組みとなっている。