日本在住イギリス人のグラビアモデルとして、さまざまな分野で活躍を見せているジェマ・ルイーズのコラム連載。その愛らしいルックスで「黒船天使」の異名を持つ彼女が、時に“さざなみ”時に“荒波”な日本生活について綴ります。
今回は『メイキング・オブ・ハリー・ポッター』の感想、そして日本人とイギリス人に対する“思い込み”について。
『ハリー・ポッター』の世界へ!
6月は、私の誕生月です! ファンのみなさんからたくさんの素敵なプレゼントをいただき、とても感謝しています。ありがとうございます!
さて先日は、東京に新しくオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京-メイキング・オブ・ハリー・ポッター」に行って『ハリー・ポッター』映画制作の舞台裏を体験してきました。
スタジオ内はすごく立派で、完成までに払われた努力にとても感動しました。イギリスにもこのような場所があるそうですが、私は行ったことがないので、いつかぜひ訪れて日本との違いを感じてみたいです。
国別の「ステレオタイプ」について
スタジオツアー中、多くの日本人の女の子たちがコスプレをしていました。私はしっかりしたコスプレをするのが恥ずかしかったので、ケープを着てハーマイオニーの杖を持つだけにしていました。
このことからもわかるとおり、私は内向的なタイプです。まわりからもよく「日本人に似て、内気だね」と言われるのですが、それがきっかけでステレオタイプ(先入観や思い込み)について考えるようになりました。
長い間日本で生活したことで、日本人に対するステレオタイプについては、どれが本当でどれがそうでないかがよくわかるようになったと思います。
海外では、日本人はとても礼儀正しく周囲に敬意を払うと思われています。たしかにそのとおりですが、そういった礼儀正しすぎる社会で育ってきたために、個人の本当の性格がわかりづらかったり、頭の中では何を考えているのかを知るのが難しいこともあります。
また、日本人はとてもきちんとしていると思われていますが、まさしく私が日本に来て最初に気づいたことのひとつが、あらゆるものがとてもよく整理されているということでした! どこもかしこも、見るものすべてが完璧に配置されています。
でも、家の中は人それぞれです。中には部屋がとても散らかっている日本人もいますよね?笑
イギリス人についていうと、よくあるステレオタイプとして「イギリス人男性はみんな紳士的だ」というものがあります。もちろんそんな男性もたくさんいますが、そうでない男性もたくさんいます! これは、ほかの国と同じことですよね。
でも、「いつも傘を持っている」「お茶を大量に飲んでいる」などの、イギリス人に対するステレオタイプについては、間違いなく事実だと思います!笑
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