SEVENTEEN、ENHYPENらとともに、J.Y. ParkとHYBE議長のサプライズ共演も!『Weverse Con Festival』2日目を詳細レポート【写真66枚】
音楽のジャンル、世代を超えた大衆音楽の統合と新しいファン体験の場となることを目指し、HYBEが開催した音楽フェスティバル『AliExpress 2024 Weverse Con Festival(以下、Weverse Con Festival)』が、6月15日(土)・16日(日)に韓国・仁川(インチョン)にて開催された。今年はK-POP以外にもJ-POPや歌謡まで多様なアーティストが集結。
SEVENTEEN(セブンティーン)やENHYPEN(エンハイプン)のパフォーマンス、J.Y. Parkの豪華すぎるコラボステージも実現し、世界中から注目を集めた今公演の2日目の模様を詳細にレポートしていく。
目次
かわいらしい振り付けを“スポ”したTWS
トップバッターは今年1月にデビューしたTWS(トゥアス)。夏の学生服のような、清涼感あふれる衣装に身を包み登場した6人は、オープニングで最新曲「hey! hey!」を披露。SEVENTEENの弟グループである彼らは、そのDNAを存分に感じさせるキレッキレのダンスブレイクで会場をあっという間に虜にした。
MCでは末っ子のKYUNGMIN(ギョンミン)が、「2ndミニアルバムのリード曲もすごくいいので楽しみにしていてください!」としっかり告知をすると、「もっと期待してもらうためにネタバレしてみる?」と最年長のSHINYU(シンユ)がニヤリ。メンバーは「賛成〜!」と口をそろえ、かわいらしい振り付けを“スポ”(ネタバレの意味)。最後にはそれぞれ愛嬌ポーズもバッチリと決め、「これは大きいスポですよ〜! どんな意味なのかは6月24日に確認してください!」と、JIHOON(ジフン)が笑顔で会場へ呼びかけた。
ラストはデビュー曲「plot twist」(原題「初めての出会いは計画どおりにいかない」)を、デビュー時よりさらに成長した姿で堂々とパフォーマンス。デビューからまだ半年も経っていないが、初々しさの中にすでに頼もしさも感じさせるあっという間の30分間だった。6月24日リリースの2ndミニアルバム『SUMMER BEAT!』ではどのような姿を見せてくれるのだろうか? 今からとても楽しみだ。
「AI新人アイドル」JD1が聴かせた美しい歌声
続いてステージに登場したのは、トロット歌手(韓国における演歌のようなジャンル)であるチョン・ドンウォンの新しいペルソナであるJD1(ジェイディーワン)。「AI(人工知能)新人アイドル」というコンセプトを持っており、さまざまなジャンルの楽曲に挑戦しているアイドルだ。
デビュー曲「who Am I」ではダンサーとともにパワフルなダンスパフォーマンスを披露。とても“新人アイドル”とは思えない堂々とした佇まいに感心してしまう。東方神起の「HUG」のカバーでは、「1日だけ君の猫になりたい」というかわいらしい歌詞に合わせ、猫っぽいキュートな振り付けで魅了した。そしてなにより、伸びやかで透き通るような美しい歌声が聴いていてとても心地よい。
「ERROR 405」では、それまでのかわいらしい雰囲気から一変、クールなパフォーマンスでアイドルとしての振り幅の広さを見せつけた。JD1の高いボーカル力に圧倒されたので、ぜひチョン・ドンウォンのステージも観てみたいと思った。
バーチャルボーイズグループならではの神業で魅せたPLAVE
そして「いったいどんなステージになるんだろう!?」と、筆者が個人的にワクワクしていたのが、バーチャルボーイズグループのPLAVE(プレイブ)だ。「Why?」のイントロが流れると会場からは喜びの歓声があふれ、その人気の高さをうかがわせた。「Why?」は、韓国語で「なんで?」の意味である「왜요 왜요 왜?」というフレーズがサビパートで繰り返される中毒性のある一曲。曲中にウインクしたりと、メンバーの表情管理もバッチリだ。
PLAVEは全員が圧倒的ビジュアルを誇り、5人ともビジュアル担当と言っても過言ではない。それもかわいい系、かっこいい系、セクシー系など多ジャンルのイケメンがそろっている。また、彼らはモーションキャプチャで“中の人”の動きをリアルタイムで映し出す方式で活動しているため、動きも非常にリアルなのだ。パフォーマンス中もMC中も、メンバーそれぞれの個性がしっかりと出ていて、「これは推す人の気持ちがわかる!!」と納得した。
さらに「Watch Me Woo!」のパフォーマンスでは、一瞬で衣装チェンジ! そうそうたる出演者を誇る今回の『Weverse Con Festival』でも、早着替えはPLAVEにしかできない神業である。最後はメンバー全員がうれしそうに飛び跳ね、各々がハートポーズを繰り出しながらステージをあとにした。
ステージの盛り上げ方を熟知していたfromis_9
続いて登場したのは、fromis_9(プロミスナイン)。美しいビジュアルだけじゃなく、安定したパワフルな歌唱力も高く評価されている彼女たちは、人気曲である「#menow」や「WE GO」など6曲を披露し、会場を目いっぱい盛り上げた。
「夏の夜にぴったりの曲です」と披露したのは「DM」。高音パートが続くが余裕の表情で笑顔を見せながら難なく歌い上げる彼女たちは、さすがのひと言。MCでもステージの盛り上げ方を熟知していて、「今日は思いきって叫んでください! 今日は1回だけですよ〜!?」とイ・ナギョンが会場を煽ると、客席からは大きな歓声が沸き起こった。さらに最年少のペク・ジホンは「flover(fromis_9のファンネーム)がペンライトを振ってくれたら、それが最高です」とキュートな笑顔を見せ、floverをメロメロにした。
そして8月には約1年ぶりにカムバックすることを発表。「楽しみにしていてくださいね〜!」と全員がとびっきりの笑顔を見せた。
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