【写真43枚】SEVENTEENが語った“これからの覚悟”「『こんな歌手なら愛せる』と思ってもらえるように…」ベストアルバム会見を徹底レポート

2024.4.30

(P)&(C)PLEDIS Entertainment

文=紺野真利子 編集=菅原史稀


過去、現在、未来の集大成となるSEVENTEEN BEST ALBUM『17 IS RIGHT HERE』で、SEVENTEENがついにカムバック!! QJWebは、ソウルワールドカップ競技場で開催されたアンコールツアー『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN』の4月28日公演、そして翌日29日に行われた『17 IS RIGHT HERE』発売記念グローバル記者会見に参加。現地でのリアルな様子とともに、会見の模様をレポートしていく。

新曲「MAESTRO」も披露されたアンコールツアー

筆者撮影

SEVENTEENにとって、デビュー以来初めてのソウルワールドカップ競技場での単独公演。会場は、公演前から大勢のCARAT(ファンネーム)で大盛り上がり! ファンがこの日のために準備した応援広告やアドトラックもたくさんあり、SEVENTEENだけじゃなくCARATの気合いも存分に感じられた。

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公演では『17 IS RIGHT HERE』に収録の新曲4曲をサプライズ披露。タイトル曲「MAESTRO」は、強烈なピアノサウンドのイントロが印象的なダンスR&Bジャンルの楽曲。SEVENTEENだからこそできる激しくも美しいダンスパフォーマンスに、会場は大歓声に包まれた。

メンバーがマエストロとなり、指揮棒を持ちながら踊る姿が斬新だった。デビュー10年目を迎えても新しい姿を見せ続けてくれる13人にはリスペクトしかないし、踊り狂う彼らがあまりにもかっこよくてしばらく余韻から抜け出せなかったほど。これから音楽番組などでたくさん披露してくれると思うと、今から楽しみで仕方がない。

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いよいよ記者会見…全員によるポージングの様子をお届け!

そして29日に行われた『17 IS RIGHT HERE』発売記念グローバル記者会見では、今回のアルバムについて、タイトル曲「MAESTRO」について、今後のスケジュール、そしてチームワークの秘訣などを真摯に語ってくれた。会見の最初に行われたフォトセッションから詳細にレポートしていきたい。

SEVENTEEN・S.COUPS/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

最初に会場に姿を現したのは、S.COUPS。「頼もしい統括リーダーです」と司会者から紹介されていたが、その言葉どおり堂々とステージに立ち、ほっぺハートや指ハートなどを慣れた様子で作り、たくさんのポージングをしてくれた。

SEVENTEEN・WONWOO/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

次に登場したWONWOOは、右手を控えめに振り振りしながらフォトセッションに臨んだが、最後には指ハートやほっぺハートを繰り出して取材陣を喜ばせた。

SEVENTEEN・MINGYU/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

「どの角度から見ても欠点を探せないビジュアル」と紹介されたMINGYUは、いろいろなハートポーズを作り完璧なポージングを披露。さすがだった。

SEVENTEEN・VERNON/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

VERNONは、最初はクールな表情でポージングをしていたが、司会者にお願いされると、恥ずかしそうにはにかみながら指ハートを作ってくれた。

SEVENTEEN・JEONGHAN/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

「ほかのメンバーの悩みを聞いてくれる、心強いお兄ちゃんです」と紹介され、笑顔で登場したのはJEONGHAN。いつもどおりの圧倒的ビジュアルで、完璧なフォトセッションを行った。 

SEVENTEEN・JOSHUA/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

「ジェントルマンのJOSHUAさんです」との紹介どおり、穏やかな優しい笑顔とキレイな立ち姿で取材陣を虜にしたJOSHUA。胸の位置でかわいくハートポーズを。

SEVENTEEN・WOOZI/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

控えめに手を振っていたWOOZI。最後には両手で指ハートを作り、愛嬌もバッチリ。「心を込めた指ハートです!」と司会者も絶賛していた。

SEVENTEEN・DK/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

DKはいつもどおりの明るい笑顔で、いろんな種類のポージングをテンポよく繰り出した。さらに“マエストロポーズ”も披露し、取材陣を沸かせた。

SEVENTEEN・SEUNGKWAN/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

SEVENTEENの姫・SEUNGKWANは、首をキョトンと少し傾げながら、かわいさ100点満点のほっぺハートで魅了した。

SEVENTEEN・JUN/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

JUNは左手をポケットに入れて、美しく、クールにポージング。かと思えばほっぺハートなどかわいらしいポーズも見せてくれた。

SEVENTEEN・HOSHI/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

「虎の視線、HOSHIさんです」と紹介されたHOSHI。DK同様、“マエストロポーズ”で撮影に応じた。最後は“ホランへポーズ”を両手で作るという大サービスも。

SEVENTEEN・THE8/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

優雅にステージに登場し、胸に手を当てて丁寧にお辞儀をしたTHE8。少し恥ずかしそうにほっぺハートをしてくれたが、耳が赤くなっているのを筆者は見逃さなかった。

SEVENTEEN・DINO/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

最後に登場したDINOは、笑顔でハートのポーズを。司会者から「愛の気持ちがこもっています」とコメントされていた。その後行われた団体撮影のために、ステージでひとりで兄たちを待つ姿がとてもかわいらしかった。

「正直、新しい挑戦をすることが怖かった」

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撮影後に行われた会見では、まずはアルバムの感想を。

SEVENTEEN・S.COUPS/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

S.COUPSは「いつも新しいアルバムを出すときはドキドキしてときめきもあります。CARATのみなさんにはこのアルバムを通して幸せになってほしいし、僕たちも新たな気持ちで前に進んでいこうと思います」と語った。

SEVENTEEN・MINGYU/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

MINGYUは、「デビューから今まで、SEVENTEENのすべてを詰め込んだベストアルバムです。今までのSEVENTEENを振り返り、これからのSEVENTEENの新しいスタートを告げるアルバムになるのではないかと思います」と、アピールした。

SEVENTEEN・DINO/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

DINOは、「アルバムには、多彩な魅力を詰め込みました。完全体の新曲『MAESTRO』からユニットの新曲、そして歴代のタイトル曲を全曲収録した計33曲で構成されています。真心を込めて作ったので、たくさん愛してくださるとうれしいです」と笑顔で語った。

SEVENTEEN・JEONGHAN/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

そしてJEONGHANは、「ベストクオリティのアルバムにしようと思って臨みました。今の僕たちの思いや覚悟、CARATと成し遂げていきたい未来のビジョンをアルバムに入れました」と、アルバムに込めた想いについて明かした。

SEVENTEEN・WOOZI/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

タイトル曲「MAESTRO」については、楽曲制作を行ったWOOZIが「“マエストロ”とは指揮者という意味と、ある分野で認められる人を意味しますが、SEVENTEENも多様なメンバーが集まって最高になるというメッセージを込めました。『MAESTRO』には聴き慣れたサウンドがたくさん出てきますが、『Adore U』、『VERY NICE』、『Oh My!』、『Fear』、『Rock with you』、『CHEERS』、『Super』と計7曲のソースを盛り込みながら、新しい曲を誕生させました」と明かした。

最初に「MAESTRO」を聴いたとき、「正直、新しい挑戦をすることが怖かった」と告白したのはS.COUPSだ。「WOOZIが作ったこの曲を、CARATがどう思うのか怖かったけど、多くの方が好きになってくれるだろうとも思いました。毎回新しいジャンルに挑戦するWOOZIにもありがとうと伝えたいです」と、WOOZIへ感謝の言葉を贈った。

SEVENTEEN・JOSHUA/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

またJOSHUAは、「最初にこの曲を聴いたときはときめきました。パフォーマンスもかっこよくなるだろうなと思いました」と笑顔を見せ、DINOは、「ポイントダンスもかっこいです!」とアピールした。

SEVENTEEN・THE8/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

THE8が「仁川とソウル公演で得たエネルギーを持って、日本ツアーを行います。5月には“かながわ”の日産スタジアムで……」と日本でのスタジアム公演について説明をする際に神奈川を少し言いにくそうに発音すると、MINGYUが「神奈川の発音がかわいいですね(笑)」とすかさずツッコミを入れる微笑ましい場面も。日本でのスタジアム公演は、5月18日、19日に大阪・ヤンマースタジアム長居にて、5月25日、26日には神奈川・日産スタジアムで開催予定だ。

日々強まる13人の絆

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また、MINGYUからは今後の新たなスケジュールの発表も! 「僕たちは今年、ベストアルバムのほかにまた新しくアルバムをリリースする予定です。さらに新たなコンサートと『CARAT LAND』(ファンミーティング)もあります。本当にこんなにできるのかと思っていますが(笑)、僕たちにとっても意味のあるスケジュールがたくさん待っていますので、CARATのみなさんも喜んでくれると思います。SEVENTEENのすべての姿に関心を寄せてください」と、笑顔でアピール。

さらにJOSHUAが、「秋には新しく世界ツアーを行い、アメリカにも行きます。僕たちも楽しみにしています!」と明かし、さらにMINGYUは「個人的にはメンバーを説得して、時間の許す限り多くの場所でライブがしたい! 遠い場所にも行きたいです」とライブへの意気込みを語った。

SEVENTEEN・SEUNGKWAN/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

また、「僕が覚悟担当です(笑)」と、これからの“SEVENTEENの覚悟”について語ったS.COUPS。「メンバーとともに大変なことがあっても努力して、CARATに幸せを与えたいです。一つひとつの予定をこなしていきたいと思います」と頼もしい姿を見せ、SEUNGKWANは「メンバー全員がSEVENTEENとCARATを愛しています。僕は誰かのファンだった時期もあったので、こんな歌手なら愛せるなと思ってもらえるように、大変なときや疲れるときもあるけど、責任感を持ってやりたいです」と、愛情たっぷりのメッセージを伝えてくれた。

SEVENTEEN・HOSHI/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

S.COUPSが「MAMA(Mnet Asian Music Awards)で大賞を受賞したのが、これまでの活動で一番思い出に残っているベストシーンです。『僕たちは大賞を受賞できるのか……』と、メンバーで話し合ったこともありました」とこれまでの活動を振り返り、HOSHIは、今後の活動の方向性について「僕たちの多くの後輩や夢を持つ人々が、13人の姿を見てポジティブなマインドを持てるような活動をしていきたい」と、想いを語った。

SEVENTEEN・WONWOO/(P)&(C)PLEDIS Entertainment

デビューから10年目を迎えた今でもずっと変わらずに仲がいいことでも知られる彼らには、チームワークの秘訣についての質問も上がった。WONWOOが笑顔で「新しい秘訣があるよね?」とほかのメンバーに目配せをすると、S.COUPSが「月に一度、定期的に集まるようにしています。なによりも会話が重要なんです。メンバーの話を聞いて、『こんなに成長したんだ』とメンバーのことを理解しています」と明かした。

続けてHOSHIが「こんなにいいメンバーに出会えたのは運命的だと思います! 小さいときから一緒に生活していたおかげで、今29歳だけど、メンバーといるときは高校生のような気持ちです」とメンバー愛を語った。

さらにSEUNGKWANは「いつも仲がよくてかっこいいっていう感じでもないです。10年前のことで今さらケンカすることもあります(笑)」と告白するも、「でもいい話だけじゃなく不満も話して、あとになって笑い話として話せるぐらい、僕たちの関係を強固にすることができました。どんな人が現れても壊すことができない仲です」と、13人の絆の強さについて、笑顔で力強く語った。

さらにHOSHIがメンバーに向かい「本当に感謝しています。Thank You、Thank You〜!」と、ピースサインをすると、メンバーも「Thank You〜!」と笑いながら返し、さっそく仲のよさを記者陣に見せつけていた。

会見最後にはMINGYUが「夕食おいしく食べてくださいね〜」と取材陣に呼びかけると、続けてSEUNGKWANが「月曜日、がんばってください!」とエールまで送ってくれた。こうして終始和気あいあいとした雰囲気のまま、記者会見は幕を閉じた。

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紺野真利子

エンタメ系ライター。俳優、アイドル、声優などのインタビュー記事やK-POP関連のコラムなどを執筆中。

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