【写真30枚】「こりゃ“SEVENTEENの弟分”だ…」超大型新人・TWSの韓国ショーケースでセブチファンが感動した理由
韓国の芸能事務所・PLEDISエンターテインメントが約9年ぶりに新ボーイグループとして輩出する、TWS(トゥアス)。彼らは、大人気K-POPグループ・SEVENTEEN(通称「セブチ」)の弟分として大きな注目を集めている。
QJWebではCARAT(SEVENTEENのファンネーム)ライターである筆者が、韓国で行われたデビューショーケースの現地取材に参加。現場でのリアルな様子とともに、TWSのデビューショーケースの模様をレポートしていく。
これ以上ない期待が寄せられる“大型新人”
「SEVENTEENの弟分がデビューするらしい」そんなニュースを耳にしたのは、昨年の始めぐらいだったと思う。たしかSEVENTEENのHOSHIが「弟分がデビューするよ〜!」と、事務所からの公式発表前に待ちきれずスポ(ネタバレ)してくれたのだ(HOSHIくん、いつも盛大なスポをありがとう)。
グループ名は不明のままだったので、どうやら近々デビューするらしいSEVENTEENの弟分のことを、我々CARATは「プレディスボーイズ」と呼び、彼らのデビューを心待ちにしていた。
PLEDISは現在、BTSなどが所属するHYBE LABELS傘下。そのため、TWSは「SEVENTEENの弟分」であるだけじゃなく、さらに「HYBEからデビューする2024年最初のグループ」という大変大きな期待をふたつも背負っている。
デビュー前から「2024年最も期待が寄せられる新人」と言われていた本人たちのプレッシャーは相当なものだったのではないだろうか。そんな大きすぎるプレッシャーのなか行われた、メディア向けショーケース。この日がTWS初のステージパフォーマンスだったため、本人たちもとても緊張していたそうだ。なんと前日は夜中の12時まで練習をしていたとか!
現地ショーケースならではの雰囲気
筆者が会場へ到着すると、現地のマスコミがすでに多く集まっていた。会場ではTWS 1st Mini Album「Sparkling Blue」収録の、先行公開曲「Oh Mymy : 7s」が流れており、こちらの期待感もどんどん高まっていく。韓国のメディア向けショーケースは何度かオンラインで参加したことはあったのだが、現地へ赴くのは初めてだったため、「これが例のショーケース〜! すごい、本物だ!」と、まだTWSメンバーも出てきていないのにすでに興奮状態であった。
ショーケースはひとりずつ行われるフォトセッションからスタート。撮影中、MCの方がメンバーそれぞれを丁寧に紹介してくれていた。
まずは、最年長であるSHINYU(シンユ)。「頼もしいお兄さんメンバーで格別なビジュアルとフィジカルを誇っています。目つきと左のえくぼが魅力です。明るい笑顔と違い、ステージ上では強烈なカリスマ性を発揮します」と、その紹介内容のとおり、パフォーマンスでは抜群のラップスキルを披露して大きな注目を集めた。
「ただ立っているだけでトレンディなオーラ。TWSの仲のよさを生み出す、グループのムードメーカーです。魅力的なハスキーボイスの持ち主でもあります」と紹介を受けたのはDOHOON(ドフン)。“立っているだけでトレンディなオーラ”という、なかなかのパワーワードに負けない、華やかなビジュアルが魅力的。ムードメーカーということで、バラエティでの活躍も期待せずにはいられない。
「思いやりと真摯な姿勢を持ち、“イケメン先輩”のオーラを大発散しているメンバーです。表情にはかわいらしさ、カリスマを行き来する多彩な魅力があります」と紹介されていたYOUNGJAE(ヨンジェ)。グループの中では“イケメン先輩”と言われているが、まだ2005年生まれだ(TWSの平均年齢は17.8歳……!)。最初にステージに登場したが特に緊張した様子も見せず、堂々と大きな声で元気にあいさつをする姿が印象的だった。
そして「“表現力の職人”と呼ばれているHANJINさん、これからがもっと楽しみですね。マンガから飛び出したようなビジュアルです」と紹介されていたHANJIN(ハンジン)。本当に二次元レベルの美しいビジュアルの持ち主で、ステージに登場した瞬間「キレイな子が来た!」と思わず目を見張った。
「フリースタイルでスペクトルの広いダンス能力、明るく華やかな笑顔の持ち主です。才能にあふれていて、さらに努力家です」と紹介されたのは、JIHOON(ジフン)。高身長ぞろいのTWSの中でもスタイル抜群。“明るく華やかな笑顔の持ち主”と言われていたように、ショーケース中もパッとかわいらしい笑顔をたびたび見せていた。
そして、どのグループでも注目されがちなマンネ(末っ子)であるKYUNGMIN(ギョンミン)は、「明るくて元気あふれる、誰もが認めるグループのマンネです。一度聴いたら忘れられない歌声が魅力的。末っ子らしいジェスチャーから、カリスマらしい表情まで見せてくれます」と紹介。実際にパフォーマンスでは美しい歌声を披露し、マスコミ陣を虜にした。
パフォーマンスから伝わる「セブチの弟分」感
この日は、タイトル曲「plot twist」(原題「初めての出会いは計画どおりにいかない」)と、先行公開曲「Oh Mymy : 7s」の2曲を披露。パフォーマンスを見て、「わ! こりゃしっかりセブチの弟だ!」と思った。
相当練習を積み重ねたことがわかるキレッキレのダンス、ストーリー性が感じられる見ていて楽しい振り付け、高い歌唱力とラップスキル……これぞPLEDISだ、プレディスボーイズだ!と、思わず大きな拍手を贈った。パフォーマンスを見て瞬時にそう思えたことが、CARATとしてはとてもうれしく、そして(誰目線だよという感じだが)とても誇らしい気持ちになった。
「こんな頼もしい後輩ができて、お兄ちゃんたちもうれしいだろうな〜」と、パフォーマンスを見ながらSVENTEEN先輩から溺愛される図まで想像したほどだ。そして実際に会見で、「SEVENTEEN先輩からは牛肉をたくさんおごってもらいました!」とHANJINが満面の笑みでコメントしていたので、この図はすでに現実となっている模様。
「plot twist」(原題「初めての出会いは計画どおりにいかない」)はタイトルから伝わるように、初めての出会いにトキメキと緊張感を抱きながら、これから一緒に過ごす時間に期待を抱いて、乗り越えようとするストーリーを盛り込んだ曲。
YOUNGJAEが「初々しい初めての出会いを爽やかなピリッとしたサウンドで表現するのと、TWSの清涼なエネルギーを上手く表した曲です」と話すように、デビュー曲にふさわしい初々しさと、爽やかさが魅力的な一曲だ。MVも学園コンセプトで、清涼感たっぷり。
MVについてはKYUNGMINが、「新しくスタートする新学期のトキメキを描いた曲です。学校のいろいろな場所を背景にした初々しいエネルギーが感じられます」と紹介した。
「Oh Mymy : 7s」は、7秒以内に自分の魅力をすべて見せるという、TWSの自信を盛り込んだ一曲。「plot twist」で見せた初々しさとは対照的に、この楽曲では「爆発的なパフォーマンスが際立つ曲です。最初から最後まで絶え間なく織り込まれているカルグンム(一糸乱れぬダンスパフォーマンス)が、みなさんに旋律をお届けするのではないでしょうか」と、SHINYUが自信あふれるコメントをした。
この対照的な2曲は、まさに現在のTWSの唯一無二の魅力をわかりやすく表現している。「SEVENTEENの弟分として、世界中から期待されていることへの大きなプレッシャーや緊張とトキメキ」そして、「そのプレッシャーに勝てるだけの、7秒以内に自分の魅力を見せられるほど身につけた大きな自信と、その自信を得るために培ってきた努力」。
初々しさと堂々とした自信、どちらも持っているのがTWSだ。次々と新しいグループが誕生し続けているK-POP界で、唯一無二の魅力を持ち合わせているのは大きな強みとなるのではないだろうか。
「SEVENTEEN先輩を見て夢を抱きました」
DOHOONは会見で、「TWSのロールモデルはSEVENTEEN先輩です。6人全員がSEVENTEEN先輩を見て夢を抱きました。先輩たちが音楽を通じてポジティブないい影響を与えている姿が感動的でした。TWSもそうなりたいし、そのためにがんばります!」と話していた。
また、SHINYUは「TWSは6人のメンバーのシナジーによる清涼感が特徴です。先輩たちの舞台を見て表情やパフォーマンスからたくさん学びたいです。SEVENTEEN先輩の『아낀다 (Adore U)』、SHINee先輩の『View』のような舞台を繰り返し見ながら、僕たちだけの強みをどのように生かしていくべきか研究しました」と語った。
そんな努力家で研究熱心な弟分に、すでに牛肉をたくさんおごっているSEVENTEEN先輩とは今後、共演もあるのだろうか? 個人的にはコラボステージも見てみたいし、バラエティでの共演もぜひ見たい。あんなベテラン芸人レベルにおもしろい先輩を持ってしまったら、バラエティへのプレッシャーも相当あるかもしれないが、きっと13人のお兄ちゃんたちが上手にイジり倒してくれるはず……!
YOUNGJAEは「TWSは『昨日よりいい今日』をモットーに、『昨日より今日、今日より明日』という覚悟で『パーフェクトアイドル』と呼ばれるようなグループになれるようがんばります!」とこれからの意気込みを語っていた。
今まさに“パーフェクトアイドル”への道のりを歩き始めたばかりの6人。清涼感あふれるステージは、韓国だけじゃなくきっと日本でも大きな注目を集めるはず。TWSのこれからが楽しみで仕方ない。
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