菊池風磨も「全部イヤ(笑)」と酷評する、千鳥ノブの“迷演技”。ウエストランド井口も「お得意の逃げですよ!」(華大さんと千鳥くん)

千鳥

文=てれびのスキマ イラスト=おさく 編集=高橋千里


テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。

『華大さんと千鳥くん』(7月11日放送)

ウエストランド井口を迎えて「6連単!ピッタリ当てたら100万円」。

最初のお題は「デートがつまらなそうなのは誰?ランキング」。井口は、下位(=つまらなくない)と自己評価するノブを「岡山から出てきた、ただの成金」とばっさり。

大吉も「一緒に連れて歩きたいのは僕だよね」と下位に座るが、Aクラス・Bクラスどちらかがひとりだけわかるヒントで、大吉がAクラス(=つまらない)だと判明。

「20代から言わすと、そりゃつまらんよ」と急激に悲観的になる大吉。「年金と保険の話しかしませんよ……(笑)」。

最後のお題は、『ウソ婚』の台本で演技した上で、ドラマ関係者に聞いた「ドラマに一番出てほしいのは誰?ランキング」。

この演技がヒドかったのがノブ。『テレビ千鳥』での演技企画のような、過剰な演技で可笑しい。

「コンビを組みたくないのは誰?ランキング」を予想するときも、ノブについて「チャレンジ系の企画をことごとく断って逃げてきている人」「勝負から逃げてる」と言っていた井口は、「お得意の逃げですよ!」と酷評。

ついには「ヘラヘラしゃくれ逃げ」呼ばわり。とにかくこの回は、井口のノブイジリが冴え渡っていた。

そんなノブの迷演技を見た菊池風磨「全部イヤ。ひと言目とかもすごいイヤだった。頭ポンポンを詰め込んできたのもイヤだった(笑)」。

『霜降りバラエティX』(7月8日放送)

蛙亭と共にせいやの自宅を訪れ「せいやん家で遊ぼう!!」。

粗品もイワクラも訪問済みだが、中野だけは初めてで「めっちゃ楽しみ。『M-1』チャンピオン、成功者の家でしょ?」と新鮮に楽しんでいるのがおもしろい。

「前来たときよりきれい」とイワクラが言うと、「たまにコレが掃除しに来てくれる」と小指を立てるせいや。

MVSのトロフィーなどが飾られているのに加え、小さな石も置いてある。「ロケがめっちゃうまくいった日の砂利」が保存されているというのが、なんだかせいやの人となりを表していた。

実家が貧乏だったから、その名残で「7月までクーラーは使わない」という“ルール”も。

“例の椅子”は物置き状態。かけられた服などをどかすと、なぜか「おめでとう」のたすきがかけられていて、一斉に「自分でイジってるやん」。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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