テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。
『アメトーーク!』(6月29日放送)
「学生時代の友達とコンビ組んでる芸人」。メンバーは、別々の学校に通った小学生時代に少年サッカーチームで出会い、中3で同じクラスになったダイアン、小学5年で同じクラスになり中学3年間バスケ部だったAマッソ、高校・大学が一緒のU字工事、同じく高校・大学が一緒(高校時代は同じ囲碁将棋部)の囲碁将棋、中学・高校一緒で高校のとき、同じサッカー部だったウエストランド。
井口は当時から芸人になりたくて「そのまねごとみたいなことをしてて、プライベートでは遊ばないみたいな」意識で、部室でしか話さず、河本を名前で呼んだことすらなかったという。
中学時代、Aマッソ加納が今とは違いイジられキャラだったという意外な過去。学生時代は村上のほうがおもしろいと思っていたが、コンビ結成後早々「足速い(=才能)だけで努力はできへんヤツ」だと気づき自分が全部ネタを書くようにしたという。
高校時代に文田が根建に送った年賀状が強烈だった。宛名には「『いよっ日本一』でおなじみ」「コノヤロー行」「『同期の桜』」「(税込)」などとボケを詰め込んで、本文では大喜利。「買い取るから!」と文田が恥ずかしそうにするように、見ているほうも共感性羞恥を抱いてしまうようなイタさが愛おしい。その中で自分の郵便番号を書く欄をブルーラインの相模線にしているボケは秀逸。芸人になりたいという意識はまだなかったが「こいつとは何かを作り上げてみたい」と根建は思ったそう。
最後に友達:相方の比率を発表。ダイアンはユースケが0:100、津田が30:70、Aマッソはどちらも20:80、ウエストランドは真逆で井口が0:100、河本が100:0。そして囲碁将棋はどちらも100:0で友達。根建「いまだに僕は文田を笑わせたいってことしか考えてない」。
『ZEKKEI NETA CLUB』(6月28日放送)
「おれたちが囲碁将棋ー芸歴19年目のファーストチャンスー」と題して囲碁将棋の『THE SECOND』舞台裏密着。
根建「うわー、楽しみ」文田「やめろよ、楽しみとかダセェな」根建「同級生と出られんの楽しみー」などと言い合うのが「友達100」の感じでとてもいい。1本目は「ベストパフォーマンス。これで負けたら仕方ないやつ」と舞台袖に帰ってきたのに対し、2本目はあれだけの出来でも「ちょっとよくなかったかもなあ」と文田が不安げだったのが印象的だった。あと金属バット・友保がセコンドのようにずっと一緒にいたのがよかった。
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