2月に行われたイベント『ワンダーフェスティバル2023[冬]』に集結したコスプレイヤーたちの写真&コメントをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた、衣装に対する“こだわり”
コスプレイベントといえば、会場を彩るコスプレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲーム、映画などを分析できる点も、参加する上での楽しみのひとつ。
『ニコニコ超会議2023』(4月29日・30日に幕張メッセで開催)をはじめ、『ワンダーフェスティバル2023[夏]』(7月30日に幕張メッセで開催)、『世界コスプレサミット2023』(8月4日~6日、愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催)、『コミックマーケット102』(8月12日・13日に東京ビッグサイトで開催)など、コスプレが楽しめる大型イベントは今後も多数控えていて、いずれも盛り上がることが予想される。
QJWebではこれらにも参加してコスプレレポートを作成する予定だが、そうした取材の予習も兼ねて、2023年冬シーズンに行われたイベントの盛況ぶりをプレイバック! 本記事では、2月に実施された『ワンダーフェスティバル2023[冬]』で見つけたコスプレイヤーたちの写真を、それぞれに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。
ちなみに参加者の衣装を見てみると、「2023年(卯年)になってから初の大型コスプレイベント」ということもあってか、ウサギをモチーフにしたコスチュームのレイヤーが多め。『お兄ちゃんはおしまい!』の緒山まひろや、『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム、さらにはアニメ制作会社「ガイナックス」の母体となった、自主映画の同人制作集団「DAICON FILM(ダイコンフィルム)」が手がけた作品に登場するバニーガールなど、新旧さまざまな作品のヒロインたち(に扮したコスプレイヤー)が勢ぞろい!
そのほかにも、『シン・ウルトラマン』に登場するゼットンの擬人化コスプレなど、こだわりの光るコスチュームで参加していたレイヤーは大勢いて、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
*
「まひろちゃんは“中学生くらい”の設定なので、バニーガールの衣装を着てもセクシーになり過ぎないよう気をつけました。胸も盛ったりせず、中学生らしいスタイルを再現したつもりです」(『お兄ちゃんはおしまい!』緒山まひろ/taruさん)
「フィギュアで発表された和風のバニーガール衣装なんですけど、あまりにもかわいらしくて。目にした瞬間、『コスプレをしたい!』と思って、生地探しを始めていました。パーツが多いので、作り終えるのに1カ月ほどかかりましたが、わりといい感じに仕上がったんじゃないかなと思っています」(『Re:ゼロから始める異世界生活』レム/みゅうさん)
「“武装バニーガール”という創作衣装なんですけど、バニーガール×銃の組み合わせがアンバランスでおもしろいなと思って実践してみました。しっかり武装することで、露出を抑えているのもこだわったポイントです」(バニーガール[オリジナル]/慈雨さん)
「こだわった点を挙げるとしたら、コスチュームをかっこよく着こなせるように身体を絞ってきたことですね。このキャラは“セクシーなバニーガールなのに戦闘力も高い”ところが魅力なので、もっと筋肉をつけて、クオリティを高めた上で再挑戦したいです」(『DAICON IV OPENING ANIMATION』バニーガール[海洋堂ブース・コスプレイヤー]/椿奈々さん)
「一番こだわったのは、頭部と胸部の造形です。屋外だとわかりにくいんですけど、電飾を仕込んで光るようにしてゼットンの特徴を再現しました。デザインそのものは、擬人化イラストを描かれている絵師さんの作品を参考にしています。そちらに自分のアイデアも盛り込んで形にしました」(『シン・ウルトラマン』ゼットン[擬人化]/もころすさん)
こちらの『ワンダーフェスティバル2023[冬]』につづき、今後も続々と開催が予定されている各種イベントでは、果たしてどのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメやゲームをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR