ザ・マミィ林田「日々」【QJWebカメラ部】


写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。

金曜日はザ・マミィ林田洋平が担当する。『キングオブコント2021』では、準優勝に輝いたザ・マミィの頭脳、林田。そんな彼は、自身のインスタグラムで発信するエモーショナルな写真も話題となっている。林田が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。

最終回

第73回。最終回。一年と少しの間、毎週ありがとうございました。

僕が撮る写真も、僕が書く文章も、けっして派手で煌びやかなものではなかったけれど、こうして積み重なっていくことで何か意味があるものになれたような気がして、今うれしい。

連載が始まった当初はインスタントカメラを持ち歩いていた僕だったが、そのうちほんの少しだけ金銭に余裕ができるようになって、途中から一眼レフカメラを手にすることになった。
芸人人生とカメラ人生がちょうどいい感じに交差し始めたこのタイミングでカメラ部にいれたこと、とても奇跡で超ハッピーだった。

これからもいろんな写真を撮っていく。
実はその多くは人様に見せるほどの写真じゃなかったりするものなんだけど、それくらいの写真がすごく好きで、時折ひとりで見返しては笑ったり、たまに共有したくなったらまたどこかで皆さんに見せつけるので、そのときはよろしくどうぞ。

最終回の写真ってすごく難しいけど、やっぱりこれまでどおり、「日々」を置いていこうと思う。

撮影=林田洋平(ザ・マミィ)

ここ数回こちらでも大騒ぎしていたとおり、先日単独ライブが開催され無事終わった。
大きいライブの前は、お客さんが入る前に客席から舞台を眺めるのが好きなのだが、そのときに撮った写真だ。

単独ライブをするたびに、当然、正解がない取り組みなので、終わったあとの感情が難しい。
ホッとするような、また次もっといいものを、と気合いが入るような、ウケて気持ちよい瞬間は意外とすぐ過ぎていってまたすぐに日常が戻ってくる。
こういうことを繰り返して、何かが積み重なっていって、いつか少しでも満足できる瞬間があるんじゃないかって信じて、またやる。

明日からもそういう日々がつづいていきます。
適度に気合いを入れて適度に楽しながらやっていきますので、
写真も文章もコントも、
引きつづき、末永くよろしくお願いします。

終わりー!

【連載】QJWebカメラ部
【連載】QJWebカメラ部

加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。

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林田洋平(ザ・マミィ)

(はやしだ・ようへい)1992年生まれ。プロダクション人力舎所属のお笑い芸人。酒井貴士とのコンビ「ザ・マミィ」のメンバー。『キングオブコント2021』ファイナリスト。

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