『ヴァンパイア』から『Fate』『NIKKE』まで!『池ハロ2022』で聞いたゲームヒロインに扮するコスプレイヤーのこだわり
東京・池袋の東口エリアで、2022年10月29日、30日に開催された大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2022(略称:池ハロ2022)』。マスクの持参・着用、参加中の定期的な消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、さまざまな感染予防対策を講じた上で行われた同イベントには、大勢のコスプレファンが参加。各所で写真撮影や交流を楽しむ姿が見られた。
パレードやギャザリング、さらにはDJパーティーなども実施され、大盛り上がりとなった『池ハロ2022』を取材し、撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を、イベントレポートと併せてお届けする。
ゲームヒロインに扮したコスプレイヤーに聞いた“こだわりポイント”
こちらの記事で紹介するのは、新旧さまざまなゲームおよび、そこから派生したテレビアニメなどに登場するキャラクターに扮したコスプレイヤー。ジャンル別に見てみると、対戦格闘ゲームのコスプレ人気が高く、『ヴァンパイア』シリーズのモリガン、『デッド オア アライブ』シリーズのマリー・ローズ、『GUILTY GEAR』シリーズのイノといったヒロインたちが大集合。それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
また、スマホゲームでは『アズールレーン』や『アークナイツ』『原神』、リリース直前のタイミングだった『勝利の女神:NIKKE』などが人気で、これらのキャラクターたちも集結。『Fate/stay night』を原作とするマンガ&アニメ作品『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』のコスプレで参加していたレイヤーもいて、中には作品の枠を超え、異なるタイトルのキャラクター同士でツーショット撮影を楽しむレイヤーグループの姿も見られた。
そんなレイヤー陣に“コスプレに対するこだわりポイント”を聞いてみたところ、以下のように答えてくれた。
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「翼をきれいに見せたかったので、中に針金を入れて形が崩れないようにして。それをワイヤーで吊るして固定しました。サイズもかなり大きめなので、どの角度からでもいい感じに撮ってもらえたんじゃないかなと思っています」(『ヴァンパイア』シリーズ モリガン・アーンスランド/花宮いのりさん)
「大好きなキャラクターで、これまでにもいろんなバージョンのコスプレをしたんですけど、こちらの衣装は今回初めて用意しました。こだわったのは、ウィッグをサラッとした質感に仕上げたことと、スカートのボリュームを増し増しにしたことですね」(『デッド オア アライブ』シリーズ マリー・ローズ/りなしぃさん)
「今年は外に出かけることが多くて自然と日焼けしてしまったので、それを活かせるコスプレをしよう……と思い、褐色肌のキャラを選びました。こだわったのはウィッグで、今回初めて“生え際パーツ”を使ってみたんですけど、思っていた以上に自然な感じに仕上がったので気に入っています」(『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』クロエ・フォン・アインツベルン/るたぴさん)
「せっかくのハロウィンなので、オリジナルの衣装で参加したいな、と思って。メイドとバニーの要素を組み合わせて、ピンクでまとめるかたちで仕上げてみました。タイツの網目を大きめにしたのは、私なりのこだわりです!」(オリジナル バニーメイド衣装/春野ゆこさん)
大盛況となった『池ハロ2022』につづき、コスプレが楽しめるイベントとしては年末に『コミックマーケット101』が控えている(東京国際展示場にて、2022年12月30日、31日に開催予定)。果たしてこちらの開催時には、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメやコミック、ゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。