BE:FIRST、初有観客ライブで抱いたファンへの想い「愛を感じて泣きそうになった」【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#5】
SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけたオーディション『THE FIRST』。そのオーディションによって誕生した7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」のデビュー後の日々を追いかける番組『BE:FIRST Gifted Days Road to THE FIRST FINAL』。
第5回では、BE:FIRSTにとって初の有観客ライブとなる『SUPERSONIC』のリハーサル風景やライブ直前の姿、『BMSG Showcase 2021 in INNOFES』当日の様子が届けられた。
パフォーミングアーティストとしての準備
初の有観客ライブとなる『SUPERSONIC』のステージを控え、リハーサルのために集まったBE:FIRSTの7人。「初めてなので、いいものにしていきましょう。一個一個ベストを更新して、全員で取り組んでいきましょう」と、メンバーに気合いを入れるLEO。全員で「BE:FIRST」と手を掲げ、リハーサルはスタートした。
メンバーが「To The First」から「Move On」とセットリストどおりに流れを確認しようとした矢先、スタッフから「ここのつなぎ目とかってどうするの?」と指摘が入った。RYOKIが「(台本には)煽りって書いてあったくらいです」と伝えると、スタッフから「MVのように一曲一曲で魅せるのではなく、ライブは全部を通しでやるもの。曲間もお客さんが観ているという意識が大事」とアドバイスされた。
パフォーミングアーティストは、一曲を完璧にこなせばいいわけではない。ステージをひとつの作品として魅せるためには、細かなつなぎまでパフォーマンスとして昇華していく必要がある。与えられた時間の細部までこだわり抜いてこそ人々を魅了するアーティストでありプロなのであると、改めて現実を突きつけられたBE:FIRSTのメンバーたち。
「MCの声がメンバーに聞こえるかどうか」「うしろの音量は一定でいいのか」「なんて煽るのか」と、「Move On」のきっかけ出しひとつ取ってもたくさんのことを話し合い、ブラッシュアップをつづけていく。パフォーマンスを最良のかたちで進めるには細かな調整が欠かせない、ということを身をもって実感しているかのようだった。
そのあとはパフォーマンスを撮影した映像を全員で確認して、細かなすり合わせをしていった。それがひと段落すると、メンバーはMCの流れをチェックすることに。オーディエンスからすれば、なんとなく流れに身を委ねているように見えるMCでも、アーティストは立ち位置やトークテーマを決めて臨んでいることも多い。遊び心を忘れずに、楽しみながらも真剣にトークパートを詰めていった。
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