乃木坂46・与田祐希には、推す人を後悔させない理由がある。あざとかわいい<与田ちゃん>を穴が開くほど鑑賞
放送中のドラマ『日本沈没』(TBS日曜劇場)の出演でも話題を呼ぶ(小栗旬たちが通う居酒屋の看板娘!)など、大活躍の乃木坂46・与田祐希。「あざとい」とも評されるあらがい難い魅力を、アイドルを愛するライター・むらたえりかが『無口な時間 与田祐希2nd写真集』から考察。
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与田祐希にかわいさを叩きつけられる写真集『無口な時間』
この子がよく聞く「与田ちゃん」か。
初めて与田祐希(乃木坂46)を認識したのは、SNSで流れてきた写真集オフショットの動画だった。
大きく切ったステーキ肉を拙い手つきで口に運び、咀嚼に合わせてうんうんとうなずいて目を細めて見せる。言ってしまえばわざとらしいその仕草を映した投稿には「食べてる姿はやっぱり5歳児・・・?!笑」とコメントが添えられていた。
与田ちゃんはかわいい。かわいいけれど、そのとき直感的に「かわいい」とは思えなかった。初めて見る彼女のオーバーな仕草の印象を、彼女そのものと捉えてもいいのかわからなくて、戸惑ってしまったからだ。
彼女はいったいどんな女の子なのか、わかりたい。そんな思いに手を引かれるようにして開いたのが、与田祐希2nd写真集『無口な時間』だ。
『無口な時間』は、与田ちゃんがシチリア・ファビニャーナ島の崖から海へ飛び込む写真から始まる。そこに写っている彼女は、わたしの親指で隠れてしまうほど小さい。けれど、笑顔で大きく身体を開いている姿から、この写真集がとても楽しく挑戦的に撮影されたものだと伝わってくる。
唇でポテトチップスを2枚挟んでアヒル口を作る様子や、ストローで唇をキュッと押し上げての上目づかい、ジェラートを鼻の頭と唇につけて「てへぺろ」的な表情。あの動画のわざとらしさから想像できる与田ちゃんそのものだ。
口からチーズをビヨーンと伸ばしての困り眉や、カフェラテだろうかクリームを口にたっぷりとつけてのカメラ目線に、つい「あざとい」なんて思ってしまった。ああ、20歳を迎える女性によるこの幼さの演出をかわいいとする世界にわたしは生きているのだ、と叩きつけられたかのように実感する。
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