阿部寛『ドラゴン桜』8話 岩崎楓(平手友梨奈)はくじけなかった。7人合格できるのか?最終回を予想してみた

2021.6.20
日曜劇場『ドラゴン桜』9話より(C)TBS

文=米光一成 編集=アライユキコ


日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS夜9時〜)8話は、岩崎楓(平手友梨奈)の苦悩が描かれた。岩崎を救った桜木(阿部寛)の言葉とは? 今夜放送の9話、来週の最終回といよいよあと2話、東大専科7人は東大合格できるのか。

ミスしたときに言い訳しない受験生は伸びない

日曜劇場『ドラゴン桜』8話。岩崎楓(平手友梨奈)が、親の夢と東大受験の夢の間で苦しみ、それを乗り越える回だった。

特別講師は自分たちだ!ということで、東大専科のメンバー自らそれぞれが講師をすることに。さっそく瀬戸輝(高橋海人)がチャレンジするがミスをしてしまう。
そのミスの原因を「なぜだ?」「なぜだ?」「あとは?」と執拗に問い詰める桜木建二(阿部寛)。
しまいには、「こんな言い訳みたいなことしてなんの意味があんだよ!」と瀬戸が爆発する。

「その言い訳が大事なんだ」すかさず桜木が返す。「ミスしたときに言い訳しない受験生は伸びない」

言い訳には2種類ある、と桜木が言うのだ。
勝者の言い訳と、敗者の言い訳だ。

敗者の言い訳は、ろくに考えもせず、たまたまだとか、人のせいにして、自分は悪くなかったと思おうとする。
勝者の言い訳は、ミスした状況を深く自己分析する。改善できる方法を考え、次に活かすのだ。

つまり「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」の連続で状況を深く分析し、改善していくことが大切

この「なぜ?」の連発が、岩崎楓の窮地を救う。

岩崎楓のつらい日々

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