岩崎楓のつらい日々
岩崎の両親は、彼女をバドミントン選手としてオリンピックで活躍させることが夢だ。脚のケガで、バドミントンの練習はいったん休んで東大受験を目指している岩崎は、いまだにそのことを両親には言えてない。
父親は頭を下げて回って、夏休みに実業団の練習に参加させてもらえるように手はずを整えた。
それでも両親に東大専科のことを言えない岩崎は、バドミントンの練習と東大専科の勉強を両立させようとがんばる。
瀬戸輝(高橋海人)、早瀬菜緒(南沙良)、天野晃一郎(加藤清史郎)、藤井遼(鈴鹿央士)、小杉麻里(志田彩良)、原健太(細田佳央太)、みんな模試の点数がアップするなか岩崎は横ばい。
がんばり屋さんの岩崎だが、あまりにもハードな生活に倒れてしまい病院に運ばれる。
「専科はクビだ」と桜木が言い放つ。倒れた者をさらにムチ打つ桜木おなじみのパターンだ。
「わたし東大へ行きたい」と岩崎が言い返す。
「なぜ、それを親に言えない?」
桜木が「なぜ」と問う。岩崎が答え、それに対してもまた「なぜ」と問う。
繰り返し「なぜ」と問われて、岩崎は状況を分析する。
「また失望させるのが怖いの」
親が夢を応援してくれている。その両親を失望させるのが怖いのだと言う。
桜木が語る。
「親が、お前を苦しめてることを親に教えてやらない? それは、優しさか? 岩崎、いくら親子だからって、お前が親の期待を一身に背負う必要はひとつもない。親には、親の人生がある。お前には、お前の人生がある。お前が背負う必要があるのは、お前の人生だけだろ」
桜木の言葉が、楓の勇気を奮い立たせる。
楓は、「私、東大を受験する」と初めて両親に言うのだ。
楓の話を遮り、父親はビンタする。
彼女はくじけない。
「私は本気で話してるの。東大も、オリンピックも両方叶える。絶対に、叶える」
父親は、楓に何も答えず、その場を立ち去る。母親もそのあとを追う。
だが、楓がここまで真正面から言ったことを拒絶はできないだろう。
坊主ふたり組はどうなる?
共通一次テストまであと137日。
なんと、桜木の舎弟的存在の坊主ふたり組、岩井(西垣匠)と小橋(西山潤)が、東大専科に入った!
「確かに早稲田慶應は無理だと言った。だがな、俺、東大は無理だと言った覚えはないぞ」って言う桜木に乗せられて、練習生として加入。桜木の「誰だって東大は無理じゃない説」は立証されるのか。
と、なんだか東大合格者たくさん出そうな勢いで展開している『ドラゴン桜』だが、気がかりなのは、裏で進む学園買収の陰謀だ。
IT企業社長の坂本智之(林遣都)と元教え子の米山圭太(佐野勇斗)が何やらこそこそと動いていて、5人以上合格したら理事長が解任され学園が買収されてしまうという状況になっている。
合格しなければ桜木としては失敗。合格しても学園買収されてしまう。どちらに転んでも、大団円にはなりようがない。
この状況で、どういう大逆転が起こり得るのか。
最終回の大逆転劇を予想
残り2回、この陰謀に絡む逆転劇を大胆予想してみよう。
合格したら母校がなくなることを知って、憤慨する東大専科のメンバー。だが、ともかく精一杯やるしかないと気持ちを切り替えて受験することに。
だが、思いやりのある瀬戸は、実力を発揮できず不合格になるなど、ギリギリで5人合格達成ならずという結果に(瀬戸は、諦めず浪人して、翌年合格。桜木のようになりたいと考えて水野と同じように弁護士資格の取得を目指す)。
これで売却の話はなしになったと思いきや、坊主頭の岩井(もしくは小橋)が奇跡的に合格していて、5人合格だった!
(*学園存続のための合格者数を7人全員と勘違いした表記があったので、5人以上の条件で修正しています、ご指摘ありがとうございました)
そして、龍野久美子(江口のりこ)が理事長解任。学園売却が決定してしまう。
だが、あたかも桜木に対抗する勢力のように描かれてきたIT社長坂本と元教え子の米山、実は、そう単純な敵役ではなかった。
元理事長の龍野恭二郎(木場勝己)の売却計画の横暴をどうにか回避して、龍海学園を維持しようと考えていた。そのために、元理事長に取り入っていたのだ。
買収の目的は、学園を廃止するためではなかった。IT社長坂本が、学園を中心にした都市計画をぶち上げ、全校生徒に学園維持を宣言する。そして、桜木に新しい学園の理事長になってくれないかと依頼するのだ。
桜木は、「俺には似合わない」とかなんとか言って、「もっと適した人物がいる。龍野久美子だ。あいつは、生徒のことを本当に考えて行動してるからな」と敵対していた彼女を理事長に復帰させるのだった。
っていう逆転劇でどうでしょうか(妄想なので当たってないです!)。
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