【ネタバレ注意】『TENET テネット』が示したコロナ禍の“真実”――マンガ「コロナくんの追憶」最終回(西島大介)

2020.9.26

マンガ=西島大介 編集=森田真規


『世界の終わりの魔法使い』『すべてがちょっとずつ優しい世界』 、そしてベトナム戦争を描いた長編『ディエンビエンフー』などで知られる漫画家・西島大介によるマンガ連載「コロナくんの追憶」。2020年4月にスタートし、コロナ禍のなかでつづいていた本連載がついに最終回を迎える。

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)によって壊滅した世界で、ひとり取り残された“コロナくん”が滅びた文化を手がかりに人類が何をすべきだったかを探るのだが――。

※この記事は映画『TENET テネット』のネタバレを含んでいますのでご注意ください。

次ページ:実はシンプルな設定の『TENET テネット』

この記事の画像(全4枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

関連記事

daisuke_nishijima_quickjournal_main

『リング』呪いのビデオで知る“無自覚感染”の恐怖――マンガ「コロナくんの追憶」第3話(西島大介)

daisuke_nishijima_quickjournal_main

星野源「#うちで踊ろう」が証明したものとは――マンガ「コロナくんの追憶」第2話(西島大介)

daisuke_nishijima_quickjournal_main

映画『レオン』に学ぶ理想的な自粛生活――マンガ「コロナくんの追憶」第1話(西島大介)

ケビンス×そいつどいつ

ケビンス×そいつどいつが考える「チョキピース」の最適ツッコミ? 東京はお笑いの全部の要素が混ざる

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターとして廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターの廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

パンプキンポテトフライが初の冠ロケ番組で警察からの逃避行!?谷「AVみたいな設定やん」【『容疑者☆パンプキンポテトフライ』収録密着レポート】

フースーヤ×天才ピアニスト【よしもと漫才劇場10周年企画】

フースーヤ×天才ピアニスト、それぞれのライブの作り方「もうお笑いはええ」「権力誇示」【よしもと漫才劇場10周年企画】

『FNS歌謡祭』で示した“ライブアイドル”としての証明。実力の限界へ挑み続けた先にある、Devil ANTHEM.の現在地

『Quick Japan』vol.180

粗品が「今おもろいことのすべて」を語る『Quick Japan』vol.180表紙ビジュアル解禁!50Pの徹底特集

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

STARGLOW、65ページ総力特集!バックカバー特集はフースーヤ×天才ピアニスト&SPカバーはニジガク【Quick Japan vol.181コンテンツ紹介】