約20年にわたってケロロたちに声を吹き込んできた、渡辺久美子(ケロロ軍曹)×小桜エツコ(タママ二等兵)×中田譲治(ギロロ伍長)。
今秋のテレビアニメから主要キャストが刷新されると発表され、今回の新劇場版がまさに集大成となる。16年ぶりのアフレコは、どのような様子だったのか?
6月24日に発売された『Quick Japan』vol.184では、『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』を総特集! 本誌に掲載しきれなかった3人のインタビューを、QJWebで特別に公開する。
『ケロロ』声優キャストは「親戚のような感覚」
──今回の新劇場版では、16年ぶりの再集結となりました。久々ならではの戸惑いや緊張感はありましたか?
渡辺 まったくなかったです。たとえば、すごく仲のいい友達に16年ぶりに会っても「どうしよう」とはならないじゃないですか。それと同じで、「この前も会ったよね」くらいの感覚なんですよ。それに、ケロン人にしてみれば16年なんてもう……。
小桜 出た! その理論(笑)。ケロン人にしてみれば、16年なんて一瞬ですもんね。
渡辺 そうそう。もう『ケロロ軍曹』っていう時間軸の中でずっと動いている感覚だから、16年って言われても全然ピンと来なくて。

小桜 でも今の話を聞いて、親戚っぽいのかもってちょっと思いました。子どものころはしょっちゅう会っていたけど、大人になって少し疎遠になって……。でも、また集まると自然に盛り上がれる、みたいな。だから、「久しぶり!」っていうより、「最近どう?」って感じなんですよ。
渡辺 特殊な親戚ですね(笑)。
小桜 というか、ケロロ小隊自体がもう家族みたいなものですもんね。
中田 そういえば、今回のアフレコで、夏美(斎藤千和)が、みんなにハンカチをプレゼントしてくれたよね。
小桜 それぞれのキャラクターや本人のイメージに合わせて選んでくれて、私はパリっぽいかわいらしいデザインでした。
中田 僕は真っ赤。
渡辺 で、私だけなぜかプロレス柄だったんですよ(笑)。黄色いハンカチで、縁取りにマスクマンの刺繍が入っていて。ケロロなのにグリーンではなかったです。
小桜 ケロロっていうより、くーさんのイメージで選んでくれたんでしょうね。
「昨日も会ったね!」くらいの感覚で観てほしい
──今回の新劇場版で特に印象に残っているシーンを挙げるとしたら、いかがですか?
渡辺 ジェシーさんが演じられているアルルとデルルのシーンです。ケロロ小隊とどう関わっていくのか、ケロン人ならではの誇りやプライドもありつつ、どこかユニークでクスッとできる部分もあって。そこが今回の新劇場版の大きな魅力だと思います。


あと、みなさんにはぜひ「よっ、昨日も会ったね!」くらいの感覚で作品に入ってきてもらえたらうれしいです(笑)。ケロロらしい中毒性のあるテンションに一緒に巻き込まれながら、土手を駆け抜けるみたいに楽しんでもらえたらと思います。
小桜 私はやっぱり、「こんなにいろんなキャラクター出していいの!?」っていう驚きが印象に残っています(笑)。往年のキャラクターも出てくるし、「え、これも!?」っていう連続で。パロディの勢いも本当に止まらなくて、まさに土手を駆け抜けていく感じでした。

中田 僕は、オリジナルメンバーでまた集結できたことですね。『ケロロ軍曹』が積み重ねてきた歴史の集大成みたいで、花道を作っていただいたような感覚があります。
内容もすごくボリュームがあるし、「こんな豪華なキャスティングで大丈夫!?」って思うほど驚きもあって(笑)。僕らとしてはもうやり切った感覚があるので、あとはファンのみなさんに楽しんでもらって、それがこの先の展開にもつながっていったらうれしいですね。
【続きは本誌で】キャラクターに伝えたい「メッセージ」とは?

6月24日に発売された『Quick Japan』vol.184では、『新劇場版☆ケロロ軍曹』を総特集。3人のインタビューでは、これまでのテレビアニメシリーズを振り返り、キャラクターへの想いを聞いている。
ほか、20周年プロジェクトの宣伝隊長であり『新劇場版☆ケロロ軍曹』のオープニング曲・主題歌・研究員ロボ役の声優も担当するあののインタビュー、新劇場版の絵コンテ初公開&福田雄一総監督による解説コメントなど、ファン必見の企画が盛りだくさん。
ケロロが表紙カバーに登場するSPECIAL EDITION版は、QJストア限定で発売中。
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