「褐色肌が映える“バニーガール”コスプレに挑戦しました」アニメ&ゲームのキャラに扮したレイヤーに聞いた“こだわり”

2026.2.24
(左から)夏さん、るたぴさん、kokoさん

文・編集=ソムタム田井 編集=森田真規


東京・池袋で開催された大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2025(池ハロ2025)』。QJWebでは同イベントに参加していた、新旧さまざまな人気アニメ、ゲームのキャラクターに扮するコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれのコスプレに対する“こだわりポイント”を聞いたレポートをお届けする。

コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”

コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも参加する上での醍醐味のひとつ。昨今ではほぼ毎週末、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。

そうしたイベントに興味はあるもののまだ参加したことがない方に向けて、2025年下半期に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。

本稿でピックアップするのは、2025年10月24日~26日にかけて東京・池袋の東口エリアで開催された大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2025』。3日間で16万1000人が来場。コスプレパレードやギャザリング、さらにはKis-My-Ft2の宮田俊哉が登壇したステージ企画などが実施され、会場は大盛り上がりとなった。

参加者の衣装に注目すると、新旧さまざまなアニメやゲームのヒロインたちの“バニースーツ”バージョンのコスプレがちらほら目に入る。ボディラインに沿ったタイトなデザインに加え、ハイヒールやストッキングにより、足を長く、きれいに見せられるバニースーツは、コスプレ界隈でも人気の高いコスチュームであり、『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』や『涼宮ハルヒの憂鬱』のキャラ同士で集まり、バニー併せを楽しんでいたグループが各所で見られた。

そのほか『ONE PIECE』や『ダンダダン』『チェンソーマン』といった、『週刊少年ジャンプ』および『少年ジャンプ+』で連載中の作品も人気が高く、これらのキャラに扮したレイヤーも続々集結。取材を依頼したところ、快く撮影に応じてくれた。

「こちらのコスプレでこだわったポイントはウィッグの再現度です。360度どこから見てもきれいなシルエットに見えるように、いつもお願いしているウィッグ作りが上手な美容師さんに制作をお願いしました。そうしてウィッグを用意してもらっている間、私自身は体作りをがんばって、表情の作り方や仕草も研究して、全身でキャラクターらしさを表現することを意識しました」(『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』黒咲芽亜/りなしぃさん)

『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』黒咲芽亜/りなしぃさん
『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』黒咲芽亜/りなしぃさん

「自身の肌色が褐色系ということで、今回は『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』に登場するネメシスのバニーガール衣装を選びました。うさ耳の中のピンク色の部分や腕の金色のリボン、髪留めなどは自分で作成し、この衣装ならではの特徴を再現したのがこだわりです。ちなみにこちらの衣装はフィギュアを参考にしながら用意したものですが、フィギュアではバニースーツの質感がレザーのように見えたので、エナメルではなくレザーの衣装を選んだのも気をつけたポイントになります」(『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』ネメシス/るたぴさん)

『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』ネメシス/るたぴさん
『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』ネメシス/るたぴさん

「衣装は既製品を改造したもので、ネロにこんな感じの衣装あったらいいな……と想像しながら作りました。2次元を目指すのではなく、ネロが2.5次元にいたらこんな感じなのでは、ということを意識して、体作りやメイクの練習もがんばったので、そうした意図がうまく表現できていたら幸いです」(『Fate/Grand Order』ネロ・クラウディウス/kokoさん)

『Fate/Grand Order』ネロ・クラウディウス/kokoさん
『Fate/Grand Order』ネロ・クラウディウス/kokoさん

「強く、そして気高く、ビビの芯の強さと美しさを表現できるように、表情や仕草を研究しました。既製品の衣装では王女らしい気品を出せないと感じたため、白のドレスをベースに自分で装飾を施しています。『ONE PIECE』の中で一番好きなキャラクターなので、私なりの愛をうまく表現できていたら幸いです」(『ONE PIECE』ネフェルタリ・ビビ/夏さん)

『ONE PIECE』ネフェルタリ・ビビ/夏さん
『ONE PIECE』ネフェルタリ・ビビ/夏さん

「こちらのコスプレをするにあたってこだわった点はウィッグです。『ダンダダン』特有の女性キャラの髪型を再現するのに時間をかけました。普通のケープやヘアセット剤で、この前髪の束を固定するのは難しかったです。衣装は丈が長いものが届いたので、自分で短くなるように縫い直しました。初めて挑戦したキャラなのでちょっとお粗末なのですが、温かい目で見ていただけたら……。これからもキャラ愛を大切にしつつ、いろんなコスプレに挑戦したいです!」(『ダンダダン』綾瀬桃/七転びやおさん)

『ダンダダン』綾瀬桃/七転びやおさん
『ダンダダン』綾瀬桃/七転びやおさん

QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポート記事を作成していく。連載形式で順次アップする予定なので、こちらもご期待いただきたい。

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ソムタム田井

(そむたむ・たい)ライター兼カメラマン。コスプレ文化の研究家として、『ORICON NEWS』『まんたんウェブ』『WebNewtype』『ファミ通.com』『Movie Walker』など、多数のWEBサイトや書籍に寄稿。コスプレイベントの企画やキャスティングを担当しつつ、世界コスプレサミット『Co..

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