LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z』で誕生し、2023年にデビューした10人組のダンス&ボーカルグループ・THE JET BOY BANGERZ(通称、TJBB)。パフォーマーは7人全員プロダンスリーグ『D.LEAGUE』で活躍する“Dリーガー”であり、2025年には『THE DANCE DAY』第4回大会で優勝を果たした。
一人ひとりが高いスキルと個性を持ちながら、10人が集まることでさらにパフォーマンス力が引き上がる──。そんな化学反応こそが、TJBBの唯一無二のスタイルを生み出している。
そんな彼らが11月19日(水)に発売する最新曲「Let’s Dance」は、10人のパフォーマンス力を存分に発揮しながら、観る人も一緒に踊りたくなるようなキャッチーな楽曲。「ダンス&ボーカルグループ」として進化を続けるTJBBの“現在地”と、これから描いていく“夢”をたっぷり語ってもらった。
目次
ダンススキルはこれからも上げ続けないといけない

──デビューから約2年が経った今、THE JET BOY BANGERZの強みはなんだと思いますか?
NOSUKE やっぱり、ダンススキルの高さが一番の強みだと思いますね。TJBBのパフォーマーは、グループ活動と並行してプロダンスリーグ『D.LEAGUE』にも出場している“Dリーガー”なので。
YUHI しかも最近は、ダンススキルを競う音楽番組にも、パフォーマー7人がTHE JET BOY BANGERZを代表して出演させていただいていまして。特に今年は『THE DANCE DAY』の第4回大会で悲願の優勝を果たしたり、メンバーのTAKUMIがダンスNo.1を決める『プロフェッショナルランキング~KING OF DANCE』で優勝し、初代KINGになったりしたので、僕らのダンス力と、ダンスを中心としたパフォーマンスを世間の方にも認知していただけた一年だったなと思います。
TAKI メンバー全員がとても仲よしっていうのも、大きな武器ですね。普段から仲がいいからこそ、それがパフォーマンスの一体感にもつながりますし。イベントなどでトークをするときにも、和気あいあいとした楽しい時間をお届けできているんじゃないかなと!
AOI とはいえ、ただ馴れ合っているわけではなくて。いい関係性が成り立っている上で、ライブ構成を考えるときに率先してアイディアを出すメンバーもいれば、グループのことを俯瞰で見て、言いづらいことを言ってくれるメンバーもいる、みたいな。ちゃんと“自分”を持っている10人が、“グループのため”を考えて動けるというのが、魅力だなと思います。
NOSUKE 個人的には、そういうときにみんなが意見を言いやすいよう、定期的に食事に誘ったり、リハーサルの空気感をよくすることを意識してます。
──たとえば、HINATAさんやSHIGETORAさんのアクロバットは、TJBBのパフォーマンスにおける大きな武器だと思いますが、その自覚は?
SHIGETORA あります。迫力のあるライブが僕らの強みですから。
HINATA 『D.LEAGUE』では攻めのアクロバットを披露する機会も多いんですが、TJBBではまだ手探りの部分があるので、もっとたくさん練習して、TJBBのステージでもいろんなアクロバットをお見せしたいと思っています。
──楽しみです!……ただ、みなさんがハイレベルなダンスをすればするほど、認知度が高まれば高まるほど、お客さんがみなさんに期待することも増えるんだろうなと。
HINATA そうなんですよねぇ~(しみじみ)。
一同 あははははは!
HINATA ありがたいことに、最近はいろんなメディアで“ダンス”を取り上げていただいているので、視聴者のみなさんも、レベルの高いダンスを観る機会が増えているんでしょうね。2年前のライブだったら沸いていたなっていうパフォーマンスでも、今は沸かなかったりするので、お客さんの目が肥えてきているなって思います(笑)。
SHIGETORA そのぶん、僕らももっとがんばらないといけないなって気合いが入りますね。
──逆にダンスに関して、デビュー時よりレベルアップしたと思うポイントは?
TAKUMI コレオグラフかな。TJBBは、デビュー時から自分たちで振り付けを作る機会が多かったので、それによって、集団で動くときのクリエイティブ力や、動き一つひとつに対する説得力がすごく上がったなと思います。なおかつ、パフォーマー7人が得意とするダンスジャンルがそれぞれ違うので、「今回は〇〇(メンバー)っぽい感じで振りを作ってみよう」っていうかたちで振りを作るんですけど、デビュー時よりもお互いのことを理解できているからか、単純に振り付けがうまくなったからか、「〇〇っぽい振り付け」の解像度が高くなっていて。そういったところで、自分たちの成長を実感しています。

2000年5月19日生まれ、福島県出身。パフォーマー。得意なダンスジャンルは「ポップ」。中でも特に「ヒット」と呼ばれる筋肉を弾く動きの強さや細かさの評判が高い。また、細部までこだわった音とマッチしたダンスが魅力

2005年3月10日生まれ、大阪府出身。パフォーマー。得意なダンスジャンルは「HIP-HOP」。だが、どんなジャンルでも楽曲に寄り添い表現する
このグループだからこそ増えたボーカルの引き出し
──ボーカル陣にとっては、ダンスはどういう存在なのでしょうか。
YUHI TJBBの曲に限っていえば、歌とダンスをセットにして考えているので、もう踊りながらじゃないと歌えないですね。発声法も、ダンスがあるかないかで変えてるので。
──オーディション密着番組でパフォーマンスを披露した際は、パフォーマーが激しく踊っているうしろで、ボーカル陣が気配を消して待機している場面もありましたけど、あの初々しい姿を懐かしく感じるほど、今は10人で踊ることが当たり前になっているんですね。
YUHI 「RAGING BULL」(オーディション課題曲)の間奏の棒立ち!?
AERON そんなこともありましたね~!(笑)
KOTA うわっ、今思い出すと恥ずかしい!
AERON オーディションのころはダンス経験が少なかったので、パフォーマーと一緒に踊ることに少し引け目を感じていたんですよ。
KOTA その自信のなさがパフォーマンスにも出てたよね。
AERON そうそう……と言っても、今でもダンスはまだまだなので。傍にいる日本屈指のパフォーマーたちからいいところを吸収して、成長していけたらと思っています。
KOTA ボーカルに関しても、この2年でだいぶ自信がつきましたね。もともとバラードや歌モノが得意だった僕にとって、TJBBらしい“ダンスが映えるアップテンポの楽曲”は、得意分野ではなかったんです。でも、TJBBの一員としてさまざまな曲調に挑戦していくうちに、僕の表現の引き出しも増えてきましたし、グループ自体も「まさか泣くとは思わなかった」のような僕が得意なミディアムバラードを表題にできるようになってきて。ダンスにしてもボーカルにしても、TJBBの武器は今後も増え続けていくんだろうなと確信しています。

2001年3月16日生まれ、大阪府出身。ボーカル。武器は「変幻自在なボイスコントロール」。コーラスグループ「DEEP SQUAD」としても活動する経験を活かしてバラードからHIP-HOPテイストの曲、R&B、ファンク、ソウルなどさまざまなジャンルの歌を歌いこなす

1999年7月14日生まれ、フィリピン出⾝。ボーカル。武器は「心を込めて歌うこと」。歌詞を自分なりに解釈してメッセージを届ける

2001年5月31日生まれ、千葉県出身。ボーカル。武器は「甘く哀愁のある歌声」。特にバラードを歌うときは、気持ちの込め方や表現の仕方が魅力
──リーダーのSHOWさんも同意見ですか?
SHOW そうですね。結成当初はパフォーマー各々のダンススタイルも違ったし、年齢も性格もキャリアも違って、集まった個性が粒状だったんですよ。それが一緒に活動していくなかで、それぞれの個性が際立ってきて、グループ内での役割も定まってきて……。今は「これがTHE JET BOY BANGERZスタイル」だと言えるものが、10人の共通認識としてあるなと日々感じています。
──この2年で、何をやっても「TJBBらしい」と思える基盤ができ上がった、と?
SHOW はい。だからこそ、ここからさらに、いろんな挑戦をしていけるんだろうなと自分たちに期待しています。
パフォーマーとしてステージに立つときの心得

1996年7月25日生まれ、大阪府出身。パフォーマー。得意なダンスジャンルは「ポッピン」。その中でも、ロッキンやソウル、ワックなど、ほかのジャンルも織り混ぜて自分のスタイルを作っている。技術はもちろん、人を惹きつけるような顔の表情や細かな手の表情など、ダンスのイメージに合った表情を作りながら踊るのを得意とする

2005年9月2日生まれ、千葉県出身。パフォーマー。得意なダンスジャンルは「R&B」。しっとりと踊るパートを踊ることが多いが、真反対の爆発系のダンスもこなす
──さて、そんなTJBBが11月にリリースするのが、最新EP「Let’s Dance」。みなさんは、日頃どういった場面で“ダンスの力”を実感しているのでしょうか。
TAKI 僕はライブをしてるときに一番感じますね。11月から追加公演があるんですけど、8月まで回らせていただいていた『THE JET BOY BANGERZ LIVE & FAN MEETING TOUR 2025 〜JET PARTY〜』も、会場の熱量がすごくて、湯気が上がったんです。その光景を見たら、やっぱりダンスの力ってすごいなって思いました。
SHOW それと最近では、「『D.LEAGUE』やTJBBのパフォーマンスを観てダンスを始めました」って声をいただくことが増えて。ダンスにはこんなにも観てくださった方の人生を変える力があるんだなと。ダンスをやってきてよかったなと思います。
──Dリーガーとしてステージに立つときと、アーティストとしてステージに立つときで、心境の違いはありますか?
AOI 『D.LEAGUE』のときは、ダンスのスキルや演出を項目別に評価されるので、そこに対して忠実に踊ることが求められるんですよね。楽しむ気持ちもありつつ、どうしても勝敗がつくので、緊張感が強いんです。でもアーティストとしてステージに立つときは、楽曲に対する表現や自分の色を全面に出してパフォーマンスをしますし、なによりも自分たちが楽しまないと、観てくださる方にも楽しんでいただけないだろうなと思っているので、観ている方も受け取る印象が違うんじゃないかなと思います。
SHIGETORA 僕も『D.LEAGUE』のときとTJBBのときでは、ダンスやお客さんとの向き合い方が違いますね。『D.LEAGUE』ではダンスの技術を最優先に考えて、今まで自分が磨き上げてきたものを見せる!っていう感覚でやっているんですけど、TJBBのときは、ダンスよりも気持ちが優先というか。観てくださる方々に、今どういう気持ちを届けたいのかを考えた上で、ダンスがついてくる──そんな感覚でパフォーマンスしています。
いつかはバンドにも挑戦!?

2004年1月20日生まれ、京都府出身。パフォーマー。得意なダンスジャンルは「HIP-HOP」。中でも「ステップ」「ニュージャックスイング」などを得意とする。エネルギーやパッションでインパクトを与えるダンスをするため、グループのダンスでは起爆剤の役割を担うことが多い

2000年2月14日生まれ、茨城県出身。パフォーマー。得意なダンスジャンルは「HIP-HOP」。中でもスピードの速いジャンルのダンスを得意とする

2005年6月22日生まれ、茨城県出身。パフォーマー。得意なダンスジャンルは「ハウス」。さらに、アクロバットやブレイクダンスもできるため、楽曲ごとにさまざまな役割を担う
──では最後に、グループとして、またはひとりの表現者として、今後挑戦したいことを教えてください。
NOSUKE まずグループとしての目標は、結成当初から変わらずに「ドームツアーをすること」ですね。いずれはスタジアムも実現したいですし、この10人で、たくさんの景色を見られたらハッピーだなと思います。それ以外では、僕はファッションが好きなので、みんなが着ている衣装をデザインしたいです。
HINATA 僕、いつか実現したいライブ演出がいっぱいあるんですよ。“誰も観たことのないような独創性の高いライブ”を先陣切って作ってきたEXILEさんのように、僕らもいろんな演出でお客さんを魅了したくて。そのためには、もっと大きな規模の会場で単独ライブができるグループになる必要があるので……がんばります!(笑)
SHOW 僕もいつか大きな会場で単独ライブをするときは、「シルク・ドゥ・ソレイユ」みたいなサーカスっぽい演出とか、やぐらをバーンと立てた祭りっぽい演出をやりたいですね。盆踊りみたいに、TEAM JETZをグルグル踊らせたいです。
TAKUMI 僕は漠然とした夢なんですけど、ダンスがほかのスポーツと同じような世界になったらいいなと思ってますね。昨年の自分の活動を振り返ると、ダンスの成績的には全部獲り尽くしたなって思うんですよ。やれることは全部やったなって。でも、注目こそされたけど、社会現象を起こせるほどではなくて。それは、自分の人としての認知度や影響力が足りなかったからだと思うので、もっとダンスシーンを盛り上げられる存在になっていきたいです。
AOI 僕はトラックを作りたいですね。ウチはパフォーマーが7人いるので、今はラップパートを選抜メンバーが担当することが多いんですけど、いつかは自分でラップのリリックを書いたりして、メンバー全員でラップするような曲を作れたらいいなって思います。ゆくゆくは、僕らのデビュー曲「RAGING BULL」を作ってくださったSHOKICHIさんやALANさんのように、ほかのアーティストの楽曲にも携われるようになりたいです。
YUHI 僕はグループ以外に、ソロシンガーとしても活動していきたくて。自分の想いを歌詞にした曲を届けていけたらと思っています。TJBBはダンスミュージックがメインなので、僕自身もしばらくはそっちに力を入れてきたんですけど。2024年の『BATTLE OF TOKYO』ライブでRIKU(THE RAMPAGE)さんと「I Sing」を歌わせてもらって、自分の芯はココ(歌モノ)なんだなと再確認したので、TJBBと両立しながらも、ちゃんと歌を届けられる歌手になりたいです。
KOTA 僕はバンドがやりたいですね。ギター兼ボーカルで。
TAKI 俺もバンドやりたい!
KOTA TAKIはドラムができるから、最優先で加入してもらう(笑)。
TAKI ドラムって、一度に3つくらいのことするじゃないですか。それがすごくカッコよくて! ダンサーのリズム感とかも活かせそうだし、今後本格的にやっていけたらいいなって思います。
──ほかのバンドメンバーはどうしましょうか。
KOTA YUHIがエレキギターで、ロンはピアノかな。
AERON 今、ピアノレッスンをやってるので、ぜひやりたいですね。あと、いつか大きな舞台で、弾き語りもできたらいいなって思います。
TAKI ベースは誰に頼む?
KOTA ベースはSHOWくんで。
SHOW やりましょう!(即答)
NOSUKE で、SHIGEの夢は?
SHIGETORA 僕は俳優の仕事がしたいですね。興味を持ち始めたのは最近なんですけど、『DARK13 踊るゾンビ学校』(ABCテレビ/2026年1月放送開始)をやらせてもらったときに「自分が思っていたよりもお芝居楽しいな」って思って。さらに言うと、子供のころから『仮面ライダー』が大好きだったので、俳優として仮面ライダー役を演じることが今の夢です。
YUHI じゃあ、『仮面ライダー』の悪役も、SHOWくんかな?
SHOW 全部僕にお任せください!
一同 あははははは!
メンバーが語る新曲「Let’s Dance」の注目ポイント
YUHI 中毒性のあるサビのサウンド。すごくバイブスの上がるサウンドになっているので、ライブでも一緒に盛り上がりたいし、日常でもやる気を出したいときにぜひ聴いてほしいです。
AERON みんなで一緒に踊ったり、歌ったり騒いだり、これまでの楽曲の中でも一番自由にできる曲。ボーカルとしては叫ぶような歌い方を意識して荒々しさを表現して、ブリッジを挟んだあとは、大人の色気を意識して歌っているので、そこも注目してください。
KOTA TJBBとしては初のパーティーチューン。ライブではファンのみなさんと一緒になって、騒いだり、タオル回したり、ジャンプしたり盛り上がれる曲になると思います。
SHOW 曲名のとおり、みんなで踊れる楽曲。振りの中には、ゾンビを意識した手のかたちなども織り交ぜています。
TAKUMI 自分たちもノリノリで制作やレコーディングした楽曲です。曲名のとおり、たくさんの人が乗っていけるようなムーブメントを作れたらいいなと思っています。
HINATA 聴いていると自然と頭が縦に揺れるような、すごく楽しい楽曲です。振り付けは、最初は難しい足のステップを入れたりなど、僕らのチームとしてのダンスを見せるような動きをたくさん盛り込んでいて、サビの後半ではみなさんにもマネしてもらえるよう振り付けを入れているので、見ても、一緒に踊っても楽しいものになっています。
TAKI みなさんも簡単にまねできるようなキャッチーダンスに注目してください!
NOSUKE 2000年代ぐらいのEDMを感じさせるような懐かしい雰囲気も感じられる楽曲です。曲の前半は僕らのダンススキルを存分に活かした振り付けになっているので。ライブでのパフォーマンスを楽しみにしててください。
SHIGETORA 聴いただけでテンションが上がるような楽曲にはなっています。また、僕たちのパフォーマンス力を見せる部分と、みなさんも一緒に楽しめる部分、両方あるのが、この楽曲のポイントです。
AOI 初めて見た方の頭にも残りやすいような振り付けで、見ているとつい一緒に踊りたくなってしまうような振り付けがあるので、ぜひ一緒に踊りましょう。
「Let’s Dance」
2025年11月19日(水)発売
初回生産限定盤(CD+Blu-ray):3,500円(税込)
通常盤(CD):1,650円(税込)
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