BUDDiiS小川史記「奇跡の30歳」を名乗るもうひとつの意味

10人組ダンス&ボーカルグループ「BUDDiiS(バディーズ)」のリーダーとして活躍しつつ、その美貌から昨年には1st写真集『キセキ』を刊行した小川史記(FUMINORI)。
ONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)が主演を務める映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』(≪序奏≫2月14日(金)≪終奏≫3月14日(金)より公開)に出演している史記に、映画の話と、かわいいからだけじゃない「奇跡の30歳」を名乗る理由を明かしてもらった。
※本稿には、映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』のストーリーの詳細に関わる内容が含まれています。未鑑賞の方はご注意ください。
目次
2年後、どんな存在になっていたいか
──映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』のご自身の出演シーンで印象に残っているのはどこですか?
小川 自分が演じていてすごく熱くなれたのは、ONE N’ ONLYの6人が仲間のために行動するシーン。彼らを見守る南部(※編集部注:小川が『BATTLE KING!!』シリーズで扮する人物。フルネームは南部美人)が観どころですね。大人として止めるべきところだけど、6人の想いが熱すぎて止められなかった。セリフがあるシーンではないんですけど、演じていてすごく熱い気持ちになりました。
──今作は前作『バトルキング!!-We’ll rise again-』から2年後が舞台となっていますが、2年後の史記さんはどのような存在になっていると思いますか?
小川 お茶の間の方々に愛されて、いちタレントとして「この子が番組にいたら温かくなる」と思ってもらえるような存在になれていたらいいですね。今は夜のバラエティ番組『よるのブランチ』(TBS)でレギュラーをやらせてもらっているんですけど、朝や昼の顔にもなれるようなタレントを目標として掲げています。
──向かう先はバラエティの顔なんですね。
小川 ひとつの枠に留まらず、マルチに活動していきたいです。やりたいこともまだたくさんあるので、いろいろ挑戦したいと思っています。『よるのブランチ』のような番組に、たくさん出られたらうれしいですね。
──「まだたくさんある」やりたいことって、たとえばどんなことですか?
小川 ひとつ例を挙げると声優です。「声がいい」ってファンの方が言ってくださって、最近は僕のラジオ配信が「睡眠導入剤」って呼ばれているんですよ。それがすごくうれしかったので、お仕事につながったらいいなって思うようになりました。よく“いい声”を出してふざけたりしています(笑)。声のお仕事は、(聞いた人が)別に僕ってわからなくてもいいと思っていて。番組のナレーションとかアニメの声優とか、しれっとやりたい。声のお仕事をやるのは、僕の夢のひとつなんです。

(おがわ・ふみのり/FUMINORI)1994年生まれ、埼玉県出身。2025年6月に初の海外公演となる台北でのワンマンライブを開催する10人組ダンス&ボーカルグループ「BUDDiiS(バディーズ)」のリーダー
「奇跡」とは概念
──史記さんといえば、もはや「奇跡」が代名詞かと思います。この「奇跡」というのは、意識するようになったきっかけが何かあったんですか?
小川 28、29歳くらいのときに、ファンの方に「奇跡だ」と言っていただくようになり、それなら「奇跡であるべきだ」と思いました(笑)。自分的にすごくうれしかったし、けっこう衝撃的だったんですよね、「奇跡」と言われることが。正直なところ……僕自身も自分のことをかわいいとは思っていたんです(笑)。同世代にはイケメンの方が多いなかで、僕はかわいい系だなと感じていたんですけど、まさか「奇跡」と呼ばれるとは思ってなくて。だから、普段からかわいくいようと心がけるようになりました。ファンの方に気づかされましたね。

──史記さんにとって「奇跡」というのは、キャラではないですよね。なんというか……。
小川 概念。もともとかわいこぶるのはよくやっていたんですけど、それが進化して「奇跡」になったところはあります。
──では、「奇跡」であり続けるために、どのようなことを大切にしていますか?
小川 奇跡であるための教訓は、けっこういろいろあるんですけど……。まず、ちゃんと堅実に睡眠を取っています。体質的に寝ないとパワーが出ないというのもあって。あとは、ビタミン剤を取ったり、お肌のケアをしたり、皮膚科やクリニックでの肌管理とかも定期的にするようにしています。化粧品も、ちょっと高級なものを使ったりとか。ただふざけて「奇跡」と言ってるというより、ちゃんと努力をして「奇跡」を保つようにしています。
──もはや「奇跡」を生きることがライフワークなんですね。
小川 そうですね。実は僕の思う「奇跡」って、外見のほかにももうひとつの意味があって。僕は25歳のときに事務所に入ったので、ほかの方よりも芸能活動を始めたのが遅いんですよ。だからこそ、「何をやるにも遅くない」ということを体現できればいいなと思っているんです。そういう類の奇跡も起こしていきたい。見た目はもちろん、「30歳からでもガンガンいけるぞ!」というのをモットーに「奇跡の30歳」を名乗っています。

映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』


≪序奏≫2月14日(金)≪終奏≫3月14日(金)よりユナイテッド・シネマ アクアシティお台場ほか全国公開
監督・脚本:瀧川元気
出演:山下永玖、高尾颯斗、草川直弥、上村謙信、関哲汰、沢村玲(ONE N’ ONLY)/小川史記、高尾楓弥、野瀬勇馬、大槻拓也、森愁斗、武藤潤、曽野舜太、汐谷友希、簡秀吉、小南光司、西山潤/テイ龍進/原史奈
主題歌:ONE N’ ONLY「Map of The Mind」(SDR)
配給・宣伝:S・D・P
(c)映画「BATTLE KING!! Map of The Mind」製作委員会
公式サイト:https://battleking-movie.com
公式X:@battlekingmovie
公式Instagram:@battleking_movie
公式TikTok:@battleking_movie
草川直弥×小川史記の対談が『Quick Japan』vol.176に掲載!


ONE N’ ONLYのメンバーが主演を務める映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』の公開を記念して、草川直弥(NAOYA)と同作に出演するBUDDiiSのリーダー・小川史記(FUMINORI)の“美”をテーマにした対談が『Quick Japan』vol.176(2月17日発売)に掲載されます。グループを超えたふたりの貴重な対談をぜひチェックしてください。
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