GENERATIONS小森隼「30代に向け、テーマは原点回帰」AMAZING COFFEEのプロデュースにも挑戦
今夏、新体制となったGENERATIONS。そのメンバーのひとり、小森隼はグループ活動と合わせて、新しいプロジェクトに挑戦中だ。
それはEXILE TETSUYAがプロデュースするコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」の最大規模の新店舗・名古屋店のプロデュース。小森はどんな思いを持ってプロデュースを手がけるのか。さらに新体制でのグループ活動、そして来る30代に向けて、今どんなことを考えているのかを聞いた。
■小森 隼
(こもり・はやと)1995年6月13日生まれ、三重県出身。GENERATIONSのメンバー。EXILE TRIBEのメンバーによるユニットEXILE B HAPPYとしても活動中
「AMAZING COFFEE」を初プロデュース
──新店舗をプロデュースすることになった経緯を教えてください。
小森隼(以下、小森) もともとAMAZING COFFEEに携わっていたのですが、今回、新店舗を名古屋にオープンするにあたってTETSUYAさんから「隼、三重出身だし、AMAZING COFFEEでいろいろと勉強してきたし、プロデュースをやってみるのどう?」とお声がけいただきました。TETSUYAさんとは、僕がキッズ時代からダンスを教えていただいている間柄でしたので、喜んでお引き受けしましたね。
──もともとAMAZING COFFEEに関わっていたのですね。
小森 はい。僕自身コーヒーが好きということもあって、TETSUYAさんから「AMAZING COFFEEでいろいろ勉強してみる?」って誘っていただいたんです。そこでAMAZING COFFEEの会議に出席したり、イベントができるまでの現場に携わらせていただいたりしています。
──今回プロデュースされる名古屋店は、どのようなお店にしようと考えていますか?
小森 AMAZING COFFEEのベーシックな部分を打ち出せるお店、原点回帰をテーマにできればいいなと思っています。初めてAMAZING COFFEEがかたちになったとき「TETSUYAさんって、すげえな」って感動したので、その感動を再現できたらうれしいです。
GENERATIONSをアップデートする
──今回、挑戦するにあたって不安なことはありますか?
小森 長く愛されているコーヒーショップですから、自分が入っていくことに不安もあります。物作りをすることに関しては、ライブでのステージングとか、アーティスト活動の中でもたくさん経験してきましたけど、経営に関しては素人ですから不安なことだらけですね。
──小森さんは、新しい挑戦を前にワクワクするタイプでしょうか?
小森 実はけっこう、臆するタイプです。めちゃめちゃ緊張します。
──意外でした。
小森 ただ、不安だからこそ、シンプルに自分を追い込んでやっていくしかないかなと思っています。今回のプロデュースに関しては、未熟な部分に関してはスタッフと力を合わせて二人三脚でやっていけているので、なんとかやれていますね。
──そんなタイミングでグループも新体制になりましたね。
小森 そうですね。グループについても、新しい挑戦を前にした緊張感があります。というのも、昨年の10周年イヤーを通して「自分たちを精いっぱい表現できたな」っていう感覚があったんです。第1章にピリオドを打てたんじゃないかなという感覚が。そう感じていたタイミングでの新体制なので、新しいGENERATIONSに変化させていくというよりは、全国ツアーのタイトルでも『2.0(ツーポイントゼロ)』(『GENERATIONS LIVE TOUR 2024 “GENERATIONS 2.0”』)と銘打っているように、アップデートしていく、つけ足していくような感覚で見せていけたらと考えています。
──なるほど。変化ではなく進化なんですね。
小森 そうですね。実際、僕たちもデビューしたときは、ほとんどのメンバーが10代だったのですが、世代が変わって、今はほとんどのメンバーが30代になって、僕も今年ラスト20代なわけですよ。そう考えると、年輪を重ねていくごとに、一人ひとりに新しいものがつけ足されていくことは自然なことかなと。だから、GENERATIONSも新しい解釈で、僕たちらしさを改めて表現できるタイミングなんじゃないかなと思います。
──実際に、ツアーに向けてGENERATIONSを再定義していると感じる瞬間はありますか?
小森 新曲を聞いたり、6人でのパフォーマンスに再度構成を考えていったりするなかで、今までの楽曲に新しい色、景色を感じることがあります。その感覚は、デビューのときの感覚に近いというか、ものすごく新鮮な気持ちで自分たちと向き合えている感じがしますね。
“小森隼2.0”のテーマは原点回帰
──お話を聞いて、小森さん自身はグループのことと、AMAZING COFFEEのこと、ふたつのことの再定義・挑戦に奮闘してらっしゃるタイミングなのかなと感じました。
小森 はい、もうぐちゃぐちゃです(笑)。でも、すごくいいタイミングで、挑戦させてもらっているなとは感じます。というのも、僕自身、来年から30代に入っていくというタイミングで、すごく悩む時期でもあったんですね。「今後どうしようかな」とか「自分の未来をどういうふうに生きていくのがいいんだろうな」って。そんなときにふたつのチャレンジが舞い込んできたので、小森隼としても「2.0」のタイミングなんだなと思いました。20代、いろいろな経験をさせていただきましたけど、チャレンジって、尽きないんだなって。そう思うと人生っておもしろいなって。
──「小森隼2.0」のテーマは、決まっているのでしょうか?
小森 僕自身も原点回帰がテーマになってくるかとは思います。自分が歩んできた道を、もう一度丁寧に、すべてやり直す覚悟です。といっても、具体的なところはまだ悩んでいますけどね。もちろんアーティスト活動においては、音楽を通してみなさんにエネルギーを届けていきたいというのが志であることに変わりはないんですけど。
──“やり直す”と考えるのは、なぜなのでしょうか?
小森 10代でデビューさせていただいたときは「楽曲を出せて、アリーナツアーとかできるようなグループになれたらいいな」と思っていました。ただ、フタを開けてみたらドームツアーをやらせていただいたり、『紅白歌合戦』にも出場させていただいたり、すでに自分が想像していた以上の経験をさせていただいたなと感じています。その中で得るものがあまりにも大きくて、自分には対応しきれない部分もあった。だから、もし今の自分が同じことを経験できたら、もっとすごいことができるのにという自信がある。だからこそ、ネクストレベルに行くために、もう一度丁寧にあのころの自分をやり直したいんです。
──なるほど。具体的に「こういう30代になりたい」というビジョンはありますか?
小森 それは、まだないんです。まだ、というか、ずっと探し続けるのかもしれません。聞く人からすれば「すごい無計画だよね」って思うかもしれないんですけど、僕としてはそのときの瞬間をしっかり捉えていくほうが合っている気がしていて。39歳のときに「一生懸命生きてたら、30代、こんなかたちになってました」みたいなほうが僕っぽいなって思います。
■AMAZING COFFEE AICHI NAGOYA
オープン:2024年10月11日(金)
住所:〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-15-8 全日愛知会館1F
営業時間:9:00~19:00
公式サイト:https://www.amazingcoffee.jp/
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR