ニューヨーク屋敷、相方・嶋佐の自宅を絶賛「男の家だけど、過剰にモテようともしすぎていない」

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文・編集=QJWeb編集部


ニューヨークが、2021~2023年に行った単独ライブ3本を収録したDVD-BOX『NEW YORK LIVE 2021-2023』が、7月3日に発売された。

その購入者特典として、発売当日に都内でリアル+オンライン配信のトークショー&サイン会を実施。ふたりは来場者から寄せられたさまざまな質問に、笑いを交えながらたっぷりと答え、ファンとの交流を楽しんだ。

単独ライブの大変さに「貸してでもいいから、観てほしい」

ニューヨークは登場するやいなや、「すごい、すごい」と来場者の多さに驚いた様子。嶋佐和也は「女性が多いですね」と女性比率の高さにも驚きの声を上げ、屋敷裕政は「僕たちのことが好きだという人がこんなに集まって、全員の顔が見られることはなかなかないので、興奮していますね」と笑顔を見せた。

今回のDVD-BOXには、『Natural』(2021年)、『Last Message』(2022年)、『虫の息』(2023年)の3本の単独ライブを収録。屋敷は「たくさんの人に観てほしい! こんなこと言うのもなんやけど、最悪、貸してもいいですから、観てほしいです」と力説。

というのも、3日後の7月6日(土)に新たな単独ライブ『そろそろ』の初日を控えるニューヨーク。準備も大詰めを迎えているようで、屋敷が「(単独ライブは)けっこう大変じゃないですか。年に1回こういうことをやっているというのを、ぜひ(多くの方に)観てほしいなっていう思いで……」と語ると、嶋佐も「いろいろな人に観てほしい」とうなずいた。

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短編小説並みのセリフ量に「どこまで覚えられるか……」

ここでさっそく、質問コーナーに。ふたりが来場者から寄せられたさまざまな質問に答える。

「(今年の単独ライブ)『そもそも』のネタはできましたか?」という質問には、屋敷が「ネタできましたか?って、もうお母さんやん!」とツッコみつつ、今回は嶋佐のセリフ量が「短編小説くらいある」と明かした。

嶋佐が、「ネタはできているので、あとは覚えるだけ。(初日までに)どこまで覚えられるか……」とつぶやくと、屋敷は「いや、覚えなあかんやん!」とピシャリ。さらに、嶋佐が「初日はふわふわしちゃうかも」と言い訳じみたことを口にすると、屋敷は「昔は単独公演は初日しかなかった。1回限りが普通やったのに、十何公演あるとなったとたん、『初日はふわふわする』とか言い出す」と厳しく指摘した。

「老後の理想的な過ごし方は?」という質問に対しては、嶋佐が「2拠点!」と即答。事務所の大先輩で、アメリカ在住のピン芸人・野沢直子のような生活に憧れるといい、「半年はお笑いの仕事をして、半年は海外で暮らしたい」と理想を語った。

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嶋佐和也

屋敷からの絶賛に思わず「なめんなよ」

「今年の目標を教えてください」という質問には、嶋佐が「もう下半期……」とポツリ。ふたりは目標についてあまり考えたことがないようで、「なんだろう」と熟考する。

考えた末に、嶋佐から出たのが、「もう1回ジムに通いたい」というひと言。仕事とまったく関係のない目標に屋敷は爆笑し、さらに「目標で“通いたい”ってなんやねん。通えよ」とキレよくツッコんだ。

しかしこの日、屋敷はそんな嶋佐に強く感化される出来事があったといい、「今日、『ラヴィット!』(TBS)のロケ以来、おまえんち行ったやん。正直言って、信じられへんくらい“くらった”んよ……」とそのときのエピソードを語り出す。

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屋敷裕政

「めちゃくちゃええ家になってるやん! すごいおしゃれに、きれいにしてた。俺とお前なんて、仕事とか給料とか同じやのに、家が違いすぎてめちゃくちゃくらった。家賃は数万しか変わらへんけど、生き様というか、家をいい感じにしようという考えが(自分には)何もなかったし、奥さんに任せとるから……」。そんな屋敷の告白を聞いた嶋佐は、「それは(自分が)独身だからだよ」と謙遜する。

屋敷が特にくらったのが、“いつでも女性を抱けそうな感じ”だといい、「お前が好きそうなプロレスっぽいものとかがあって、男の家だけど、過剰にモテようともしすぎていない」と褒めると、嶋佐は「センスいいからな、俺は」と今度は自慢げ。

さらに屋敷が「本当におまえんちがよかった。俺、部屋片づけようと思った。ちゃんと掃除するわ。(自分の家は)生活感しかないもん。同じコンビでこんなに差があるかって……」と反省しつつ“目標”を掲げると、嶋佐は「なめんなよ」とイキりつつ、「うれしい」と素直に喜びを口にした。

逆に屋敷が、「お前、全然外に出たくないとか言うてるやんか。それはこの家やからや。あそこにおったら、何もする気起きひんわ」と指摘すると、嶋佐は「なるほど」と納得。屋敷は“嶋佐軍団”に属する後輩たちに「見せたほうがいい」と言い、軍団を引き連れて、嶋佐の家にYouTube撮影に行くことを提案した。

「いいネタを量産しているタイプ」と自画自賛

さまざまな質問に答えたあと、最後の「今までのネタで一番好きなもの、おもしろいと思うものはなんですか?」という質問には、「一番というのがなかなか選びにくい」というふたり。

嶋佐は、「おもろいネタ多いっすからね」と多くの傑作(?)から選びきれない様子を見せつつ、「ただ、昔のネタはちょっと恥ずかしいな」とポツリ。屋敷も「直接的な悪口を言っていて、聞いてられへん。悪口を言おうとしてるなーという感じが恥ずかしい」とうなずく。

しかし、「曲作りのネタとかは、今観ても天才やなと思う。(ミュージシャンの)岡崎体育と切り口が一緒」と屋敷が自信満々に言うと、嶋佐も「いいネタを量産しているタイプだと思いますよ」と自画自賛。さらに、「DVD発売イベントに来てくれているわけですから、みなさんも(そのすごさに)気づいてくれていると思いますけど」と続けた嶋佐に、屋敷が「だからダメなんだよ! 自分たちのことを好きな人たちの前でこんな話するの一番ダサいよ」とツッコむと、会場は爆笑。

嶋佐は、さらに自分たちが「過小評価されてると思う」と訴え、「(おもしろさに)ピンときていない人がいっぱいいるんだな」とつぶやくと、屋敷は「だから、DVDを薦めてほしい。それに尽きます」と最後は上手にPRにつなげて、トークショーを締めくくった。

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■『NEW YORK LIVE 2021-2023』
2024年7月3日(水)発売
価格:9,900円(税込)
〇ニューヨーク単独ライブ『Natural』
2021年9月17日に行われたニューヨーク単独ライブ『Natural』大阪公演を収録
特典音声:オーディオコメンタリー
〇ニューヨーク単独ライブ『Last Message」
2022年7月31日に行われたニューヨーク単独ライブ『Last Message』東京公演を収録
特典映像:『Last Message』舞台裏に密着!
特典音声:オーディオコメンタリー
〇ニューヨーク単独ライブ『虫の息』
2023年8月20日に行われたニューヨーク単独ライブ『虫の息』東京公演を収録
特典映像:『虫の息』舞台裏に密着!
特典音声:オーディオコメンタリー

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