写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。

ピアノロックを基調としたサウンドと哲学的な歌詞で躍進をつづける7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」（げんじぶ）。その中でも、カメラが趣味だという長野凌大が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。

自分というロックな存在

いかがお過ごしでしょうか？
長野凌大です。

世間では、卒業シーズンがひと段落し、
桜も咲き始め、本格的な春の訪れを感じます。

環境が変われば
それに適応するために変わっていくし、
年齢を重ねれば考え方も変わる。
人間とは無意識のうちに
変化を重ねていく生き物だと思うのです。

そんな変化の中でも
月日が過ぎても昔から変わらない部分を
その人の個性と呼ぶと思うのです。

新しい環境に出向くと
まわりに合わせなきゃ、と思ったり。
でも、それが
自分が自分じゃなくなっているみたい、と
感じてしまうことがあると思います。

まわりに合わせることと、
自分を忘れずに我を持つこと。　
どちらも大事なんです。

とても矛盾してるけど、
そんな矛盾が
人生の経験であり、財産であるのです。

季節に合わせて洋服を変えるように
自分のまわりに合わせて
何か変化することには、
抗えないことが多い。

でも、ファッションと同じで
その大枠の中では自由なのです。
そこで、感じる温度は同じでも
そこで、選ぶ洋服は自由で
色や形が自分を飾り創ってくれるのです。

調和の中に自分というロックな存在を
認めて、表現して、それを愛する。
それが僕のロック精神です。
人生謳歌ってやつ、しちゃいましょう。

それでは！

加賀翔（かが屋）、中山莉子（私立恵比寿中学）、セントチヒロ・チッチ（BiSH）、長野凌大（原因は自分にある。）、林田洋平（ザ・マミィ）、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。

原因は自分にある。長野凌大×「QJWebカメラ部」オフィシャルグッズ販売中

販売期間：2023年2月28日（火）～5月31日（水）
オフィシャルショップはこちらから。