写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
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子供のころの思い出
第44回。
東京都民にとって川って当たり前な存在だけど唯一感じられる自然の流れであり、世の中の守り神のような存在だと思っています。
物心ついたころに見た川はとても濁っていて黄緑色の流れだったのですが、いつからか業者の手が入り謎の石が積まれ、次第に澄んでいったことを書きながら思い出しました。
下校途中に川で作業をする人たちに侵される気持ちで毎日疑いながら見ていたのも思い出しました。笑
勝手に地元を守ろうとするちびっ子ヒーローでした。
子供のころから見慣れている川は年を重ねるにつれて距離を知り、新しい景色を知り、時にはあふれんばかりの表情を知り。自分の成長と共に見える川の表情の変化だけで人生4分の1は楽しんだと言っても過言ではありません。
皆さんの子供心に残った場所はありますか?
加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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