写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
原動力になるお仕事

第43回。
森田、最近はデザイン業のお仕事を少しずついただけるようになってきまして。宣伝を兼ねてしまうのですが、3月8日(水)からオープンするニューバランスNEWoMan横浜店にてノベルティのアイロンステッカーのデザインをさせていただきました。
ブランドの美学や概念を理解し、けっして侵さず目的に沿いながら自分の想いを込めるデザインという行為は至って危険で繊細です。でもそんなライン際にそっと華を添えるように創り上げる作業はやりがいがあって燃えがちなので、きっと僕の中では向いているのだろうと思っています。
今回は「GREY」というコンセプトの中でのデザインでしたが、黒と白の間の無限の可能性を“グレー”と位置づけ、さまざまな面を色に落とし込めたらと思い、描きました。
色味やトーンはNew Balanceの靴を小さなころから履いてきた自分の経験を落とし込み、選びました。
デザインとは別に同じテーマで描いたアートまで期間限定で展示してもらえることになり、大変幸せな制作期間となりましたが、鬼のように悩みました。終わった今でも悩んでます。笑
そんな優柔不断な人間ですが、“そのモノのため”に力を注ぐという行為が自分にとっては原動力なんだなと再確認するお仕事でした。

加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
関連記事
-
-
ケビンス×そいつどいつが考える「チョキピース」の最適ツッコミ? 東京はお笑いの全部の要素が混ざる
よしもと漫才劇場:PR -
「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターの廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現
廣瀬祥子(現代美術家)/ひろせ(イラストレーター):PR -
パンプキンポテトフライが初の冠ロケ番組で警察からの逃避行!?谷「AVみたいな設定やん」【『容疑者☆パンプキンポテトフライ』収録密着レポート】
『容疑者☆パンプキンポテトフライ』:PR -
『FNS歌謡祭』で示した“ライブアイドル”としての証明。実力の限界へ挑み続けた先にある、Devil ANTHEM.の現在地
Devil ANTHEM.:PR





