写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
大自然の中での時間

第38回。
今回は訪れた山々を。
一年に一度は必ず人工的世界から抜け、大自然に囲まれ無心で過ごす時間を作るのですが、ここ数年は軽い山登りをしています。
とはいいつつ、タイミングを計るといつも年末年始になるため、極寒のなか戦うように登っています。
ただ冬に入った山々は洗練された姿を現し、敵わぬ存在感と絶対的になくなることのない安心感という矛盾を与えてくれます。
自然がなくては生きていけない。ただ自然の中だけでは生けていけない。
ジブリ映画を観ながらそう学んだ人生でしたが、やはり自然は厳かで大らかだと毎年感じます。

何事も自分の現在地を見誤らず、驕らず。
そう生きていくことがなによりの地球上の生命としての必要な共存性だと感じる瞬間でした。

加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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