「パンクの裏の優しさ」BiSHセントチヒロ・チッチが撮影した、東北のお父さん【QJWebカメラ部】


写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」

水曜日は、BiSHのセントチヒロ・チッチが担当。こだわり抜かれたパフォーマンスでアイドル界を圧巻するBiSHの中でも、透き通った歌声で人気を博す。そんなチッチは、写真好きということでも知られており、SNSで投稿した写真には毎回多くのコメントが寄せられる。そんな彼女がついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。

東北のお父さん

撮影=セントチヒロ・チッチ(BiSH)
撮影=セントチヒロ・チッチ(BiSH)

私たちが初めて岩手の宮古に行ったのは2016年の2月。
ここは私たちにとって、とても大切な場所になりました。

KLUB COUNTER ACTION MIYAKOの店長太田さん。
少年のように元気で私たちを笑わせてくれる、
いつもおいしいお肉をたらふく食べさせてくれる
陽気なおじちゃん。だいっ、すきです。

そして、初めて東北ライブハウス大作戦に
BiSHが参加させてもらったのは
2017年の『POWER STOCK』というフェス。
宮古の野球場で行われました。
私たちはたくさんの心、愛を教えてもらいました。

誰かを救いたいと強く強く思えるようになったのは
ここで出会った素晴らしい人たち、
先輩たちのおかげです。

“パンクの裏には優しさがある。”

私はこの言葉を胸にBiSHとしてライブをして
言葉と心を届けてきました。
これからもそうしていきたい。

語るには長くなってしまうので
またいつか。

今年の私の誕生日に太田さんが
青森まで、きらっきらっの衣装を着て
会いに来てくれた瞬間の写真。
愛しさをお裾分けです。

よし、生きるぞ~

【連載】QJWebカメラ部
【連載】QJWebカメラ部

加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。

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