写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
素敵な出会いの次の日に……

第9回目。
昨年の宗像フェスで訪れた海での一枚。
一見、森田の撮りがちなきれいな夕焼け空と海の写真。
だが左下にご注目いただきたい。
おわかりいただけただろうか……?
左下に映る白いワンピースの女性と白シャツデニムの男性のふたり。
「きゅんッ。」
何かが弾けた。
僕の憧れ、海デートを完璧に満喫している!!!
景色がきれいでシャッターを切ろうとしたつもりが、もうそっちばっか気になっちゃって2枚目!!

「ぎゅんッ……!」
いや。もうあげたい。この写真プレゼントしたい。
そしてキモッとか言われて立ち去りたい。
水パシャッとかするのかな? その距離感は何!? うわー行かないでぇー!
……。
そして僕は翌日のフェスの本番で「僕は忘れられずにキミのために」という歌詞を飛ばしました。
「しゅんッ。」

加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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