写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
|
|
窮屈な空

第8回目。
またたっかいビルが建てられてるなぁ。
都会って本当に空が狭いんですよ。
子供のころからそれだけが不満でした。
甲州街道から見上げた高速道路とビルの隙間から輝く窮屈な青空が僕のなじみの空です。
広い空を手に入れるには高い場所に登るしかない。みんなが自由に感じることができるはずの空は東京ではもはや宝。
不思議だなーなんて思いながら渋谷ヒカリエの最上階に登って感じた一枚です。
高みを目指した先には、見下ろすことができるご褒美よりも見上げることができる豊かさがあったらいいなぁと感じた休日でした。
昼飯は素麺でした。

加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
|
|
関連記事
-
-
遅れてきた23年目のブレイク芸人、タイムマシーン3号の活動を支える“チル”の時間とは?
CHILLOUT:PR -
資本金は“アタッシュケースの500万円”、コロナ損失は1000万円。「YouTubeは生業」と語るロックバンド・ノンラビの生存哲学
Non Stop Rabbit『無自覚とは言いつつ多少は自覚がある天才ツアー2022』Blu-ray&DVD:PR -
未来の『M-1』王者もレジェンドも、本気ネタを披露する“笑いの祭典”。『春のラフフェス』全7公演を事前解説
『春のラフフェスin森ノ宮 2023』:PR -