写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJカメラ部」。
木曜日は、2018年から俳優活動をスタートし、数々の映画やドラマなどに出演する工藤遥が担当。
フィルムカメラを相棒とし、日々の何気ない風景を撮り溜めている。そんな彼女が、日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
さかのぼる記憶と気持ち
さかのぼること、1カ月ほど前。
ひとり暮らしを始めたばかりの友達宅で
クリスマスパーティーをしようとなり、
あれこれ買い込んで、ぞろぞろと集合。
本来、クリスマスパーティーならチキンやケーキがマストのような気もするけど、気がつくとキャベツを切り、タコを切り、生地を混ぜ……。
気づいたときには、熱々のたこ焼きをはふはふしながら頬張っていたんだからビックリ。
小ぶりなたこ焼き機で、バタバタしながら、
時に具材を入れ忘れたり。
学生のときに出会った人たちだからこそ、
一瞬であのころにタイムスリップして。
エモい、とはこのことか、となりました。
NAOYA(ONE N’ ONLY)、セントチヒロ・チッチ、工藤遥、RUI・TAIKI・KANON(BMSG TRAINEE)、森田美勇人、蒼井嵐樹が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。