たくろうがマンゲキ卒業単独ライブ。赤木「『M-1グランプリ』の延長みたいな部分もあった」

2026.3.22

文・編集=Quick Japan編集部


4月から活動拠点を東京へ移す『M-1グランプリ』王者・たくろう(赤木裕、きむらバンド)が3月15日(日)、所属する大阪・よしもと漫才劇場で『たくろう卒業単独ライブ「たくろう」』を開催した。その注目度の高さからチケットは即完売、立見席まで満員に!

ステージには、豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ)らゆかりのある先輩、同期、後輩たちがゲストとして登場し、2人の新たな門出を大いに盛り上げた。(写真は芸人カメラマンの番町・長居蒼季が担当)

『M-1』最終決戦『ビバリーヒルズ』ネタのスペシャルバージョンも

この日のゲストは、豪快キャプテンのほか、チェリー大作戦・ねんど、マーメイド・テクニック。、グレン世紀という気の置けないメンバーたち。

公演は、昨年の『M-1』決勝の1本目で披露した『リングアナ』のネタ同様、舞台をリングに見立てた演出でスタート! 大歓声のなか、客席の青コーナーと赤コーナーからふたりがハイタッチをしながら入場。中央でファイティングポーズを決めるオープニングから、“漫才で勝負する”という強い思いが伝わってくる。

2018年から続けてきた単独ライブの名シーンやフライヤーを振り返るオープニングVTRも、ファンにはたまらない内容。マンゲキで活躍してきた日々がよみがえり、会場に懐かしい空気が流れた。

再び舞台に登場した赤木は、この日行われたWBCで日本が準々決勝敗退となったことに触れ、悔しさをにじませながらも「侍ジャパンの悔しさを、ここで僕がなんとか晴らしたい!」と気持ちを切り替えると、きむらバンドも「60分がんばりましょう!」と、マンゲキでのラスト単独ライブに気合いを入れた。

その後は、“大谷翔平の代理人になりたい”きむらが赤木を振り回すなど、ムチャぶりと屁理屈が炸裂する、たくろうらしいネタが続く。急に立ち位置が変わるなど進化を続けるネタは、新ネタを含む全5本。きむらに翻弄され続ける赤木が、頭を抱えてムキになる姿に会場の笑いは止まらない。

ネタのラストを飾ったのは、『M-1』最終決戦で怒涛の笑いを巻き起こした『ビバリーヒルズ』のスペシャルバージョン! 元ネタでは、“セレブのホームパーティー”を舞台に、きむらがジョージ(赤木)に次々と“大物”を紹介していったが、スペシャルバージョンでは、マンゲキメンバーがそれぞれの大物になりきってトークを繰り広げ、会場は大盛り上がり!

『M-1』決勝で爆発的な笑いを生んだ名セリフをねんどにつぶされ、「うるさい! 静かにして! オレのウケるところやのに!」と焦る赤木の様子に笑いが起こる。

個性豊かな登場人物がそろったところで、ネタの続きとなるホームパーティーのシーンが描かれ、予想できない展開へと発展する。最後にはなぜか少人数に胴上げされ、「怖い! おろしてよー!」と怯える赤木の姿に客席は大爆笑に包まれた。

合間のVTRでは「赤木のやりたいこと」と題し、YouTubeでいつもドッキリを仕掛けられている赤木が、仕返しとしてきむらへの仕掛け人となる企画を実施。酸っぱい水や幽霊など、ベタすぎるドッキリを一気に仕掛けようとするが、ダマすのが下手で挙動不審になってしまい、きむらに次々と見破られてしまう。

当初3分の予定だったVTRは、爆笑の連続でなんと30分に。結果、「きむらのやりたいこと」が60分の公演本編に収まりきらず、配信の特典映像として公開されることとなった。マンゲキのステージを存分に使ったきむらバンドの企画も必見だ。

最後はコーナー「みんなに感謝を伝えたい!」。ゲストへ宛てた手紙を書いてきた赤木ときむらだが、普通に読むのは恥ずかしいということで、1対1のゲームで勝った相手にだけ手紙を読むことに。

『手紙浮かせ対決』『紙飛行機対決』など、手紙の内容を知りたいメンバーがふたりと直接対決に挑んで奮闘した。

エンディングでは、きむらが「最後にこのメンバーでできて、最高でした。これからもたくろうと漫才劇場をよろしくお願いします」とあいさつ。たくろうのマンゲキ集大成となった60分公演は、大きな笑いに包まれながら幕を閉じた。

卒業公演直後のたくろうのふたりを直撃!

木村 本当に、ずっと長いことお世話になっていて、たくろうの全部といっても過言ではない「マンゲキ」という場所で、すごい豪華なメンバーと最後、舞台に立てたというのは、最高の思い出になると思います。

赤木 もう本当に最後の単独なんでね。またマンゲキにはちょくちょく戻ってくるとは思うんですけど、いやー、疲れましたね(笑)。

木村 え、これ感想ですよね?(笑)

赤木 いや、ちょっとはい。うん。疲れました。とにかく、うん。まあね、いろいろやらせてもらってやっぱ難しい、単独ライブっていうのは、うん。まだこれからいろいろね、経験してよりよい単独ライブをね。はい。楽しかった。本当に。いろんな人が来てくれてね。知り合いがいっぱい来てくれてよかったです。

木村 もちろんライブの中身も全部そうなんですけれども、オンラインは特典映像(VTR『きむらのやりたいこと』)もありますので。特典映像は、ほんまに僕が3年前ぐらいからやりたかったことをやっているので、その3年越しの夢をちょっと見ていただきたいなと思います。

赤木 そうですね。あの、ま、ラスト単独ということでいろんな人がねー、登場しますんでー、お楽しみにーといった。

木村 文字でね、言い方伝わらへんよ(笑)。

赤木 (笑)。本当にいっぱいね、ゲストで来てくれて。『M-1グランプリ』の延長みたいな部分もあったので、そこを見てほしいですね。

このライブの模様は3月29日(日)23:59までオンラインで見逃し視聴が可能(チケット販売は同日正午まで)。

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