【訳あり物件で職業体験!?】『薬屋のひとりごと』日向夏が脚本! 最新の体験型モキュメンタリーが始動

2026.2.25

文=辻 杏実 編集=Quick Japan編集部


没入感の高い体験型エンターテインメントを手がける株式会社夕暮れ(代表:きださおり)と、奇妙な世界観による場づくりを行うクリエイティブチーム奇妙区(プロデューサー:セカイ監督)は、2026年3月8日(日)から、一軒家を貸し切って体験する企画『どこか奇妙な職業体験 根津一軒家清掃』を開催する。

脚本を担当するのは、累計発行部数4,500万部を超える人気作『薬屋のひとりごと』の著者・日向夏。舞台は、実在する根津の一軒家。参加者はその空間で、「心の汚れ」まで清掃するという、少し奇妙な職業体験に臨むことになる。

なお「モキュメンタリー(疑似ドキュメンタリー)」とは、フィクションを事実のように見せる演出手法のことを指す。SNSでも注目を集めるこの独特な世界観を、リアルな空間で体験できる点が本企画の大きな魅力だ。

「解く」のではなく「働く」。物語の登場人物になる110分間

『どこか奇妙な職業体験 根津一軒家清掃』は、客席に座って鑑賞する演劇でも、机の上で解く謎解きでもない。参加者自身が奇妙な清掃会社の一員となり、職業体験に参加するところから物語が始まる。

現場となるのは、根津にある一軒家。家の中には散乱したおもちゃ、立ち入ってはいけない部屋、さらには意味深なお札が所々に貼られている。参加者はホウキや雑巾を手に、目に見えるゴミだけでなく、その家に染み付いた「目に見えない汚れ(未練や記憶)」まで拭い去らなければならない。

そして清掃の先に待っているのは、予想もしなかった真実と、この家が抱え続けてきた大きな秘密である。

本イベントの見どころ

物語性と没入感を重視した本イベントならではの、注目すべきポイントを紹介する。

1.『薬屋のひとりごと』日向夏による完全書き下ろし脚本

ミステリーや人間ドラマで高い評価を受ける日向夏が、本作のために脚本を完全書き下ろし。体験型イベントの脚本を手がけるのは本作が初である。清掃作業を進めるなかで、住人たちの奇妙な真実が少しずつ浮かび上がる構成となっている。掃除の途中で得られる断片的な情報から何を感じ取るかは、参加者次第である。

2.「感情を揺さぶる物語体験」のヒットメーカーが演出

総合演出を務めるのは、きださおり(株式会社夕暮れ代表)。『週刊少年ジャンプ』史上初の体験型漫画『キミと青いヨルの』原作や、ホテル一棟を舞台にした『泊まれる演劇 QUEEN’S MOTEL』脚本・演出などを手がけてきた。

これまでに100を超えるイマーシブ作品やリアル脱出ゲームを制作し、謎解き分野においても感情を強く揺さぶる体験設計で高い評価を得ている。物語への没入を重視した演出により、参加者を「物語の登場人物」へと導く。

3.実在する「根津の一軒家」を丸ごと貸切

本イベントは、「コト消費」を超え、物語世界に深く入り込む「イマーシブ(没入)消費」を体現する企画である。会場は、東京・根津の路地裏に佇む実在の一軒家だ。

作り物ではない空間ならではの生活感や気配が、恐怖と感動をより強く引き立てる。最大15名までのグループ貸切形式(※1名から参加可能)で、仲間とともに濃密な職業体験を味わえる。

4.映像×体験のプロフェッショナルによる初タッグ

街全体を奇妙な物語で彩るクリエイティブチーム奇妙区と、「夕暮れ」による初の共同制作である。奇妙区のプロデューサーであり映像作家でもあるセカイ監督の視覚的演出と、イマーシブ演劇で体験の深度を追求してきた夕暮れの強みが融合。まるで映画の中に入り込んだかのような、強い没入感を実現している。

開催概要

イベント名:どこか奇妙な職業体験『トワイライトクリーニング』
開催期間:2026年3月8日(日)~ロングラン開催予定
チケット料金:一軒家貸切で54,000円(税込)
※1~15名まで参加可能(推奨8~11名)
※2月末までの早期購入で10%OFFキャンペーン実施中

開催場所:東京都文京区根津(※詳細な住所は予約完了後に通知される機密事項です)
所要時間:約110分/一軒家貸切型イマーシブ体験
総合ディレクター:きださおり(株式会社夕暮れ)
脚本:日向夏(代表作『薬屋のひとりごと』)
コンテンツ制作:和泉由香里、篠田築(gooniecafe)、尾頭カンペ地獄
主催・企画制作:株式会社夕暮れ、奇妙区、NezunoMiraiDental Clinic、株式会社ヨシダタロウ

この記事の画像(全3枚)




この記事が掲載されているカテゴリ

Written by

辻 杏実

(つじ・あみ)1996年生まれ。フリーランスのライター・編集者。2019年にエキサイト株式会社に入社し『ローリエプレス編集部』に所属。2025年12月にエキサイトを退社後、2026年1月に独立。現在は『QJWeb』のほか、エンタメ系メディアのディレクター・編集にも携わる。