QJWebでの連載が賛否両論を巻き起こし、話題沸騰となった稲田豊史によるルポタージュ『ぼくたち、親になる』が2025年10月8日(水)に発売されることが決定した。
残酷で切実な「父親」たちの不都合な本音

ある男性は「自分の職業にとって、子育てはハンデだ」と言い、ある男性は「子供が生まれた時点で妻への愛情はゼロになった」と言った。
別の男性は「人間は子供を作って当然。作らない夫婦には問題がある」と言ったり、「神様、どうか子供ができませんように」と祈ったりした男性も…。
「実験のために子供を4人儲けた」
「キャリアの天井が見えたから子供を作った」
「自分の気を狂わせないために、“変化し続ける”対象として子供が必要だった」
令和の日本で子供を持つ/持たない男たちのビターな現実が今、明らかになる。
それでもあなたは子供を作りますか?
著者プロフィール

稲田豊史(いなだ・とよし)
1974年愛知県生まれ。ライター、コラムニスト、編集者。横浜国立大学経済学部卒業後、映画配給会社のギャガ・コミュニケーションズ(現ギャガ)に入社。その後、キネマ旬報社でDVD業界誌の編集長、書籍編集者を経て、2013年に独立。2022年に刊行した『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ──コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)が話題となり、新書大賞2023で第2位。他の著書に『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎リンケージ)、『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』(PLANETS)、『「こち亀」社会論 超一級の文化史料を読み解く』(イースト・プレス)、『ぼくたちの離婚』(角川新書)、『こわされた夫婦 ルポ ぼくたちの離婚』(清談Publico)、『ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生』(朝日新書)、『このドキュメンタリーはフィクションです』(光文社)などがある。
書籍情報
『ぼくたち、親になる』
2025年10月8日(水)発売
著者:稲田豊史
価格:1,800円(税込1,980円)
サイズ:四六変形/260ページ予定
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