『恐怖心展』説明のつかない不合理さを伴う展覧会、梨(ホラー作家)×株式会社闇×大森時生(テレビ東京)の『行方不明展』チームが再結集

2025.6.23
『恐怖心展』梨×株式会社闇×大森時生

文・編集=Quick Japan編集部


東京・名古屋で約10万人が来場した展覧会『行方不明展』を手がけた、気鋭のホラー作家・と、株式会社闇、『イシナガキクエを探しています』『飯沼一家に謝罪します』などで知られるテレビ東京プロデューサー・大森時生が今夏再び集結し、『恐怖心展』を開催することが決定した。会期は2025年7月18日(金)から8月31日(日)までを予定している。

『恐怖心展』とは

「恐怖心」
あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安。
単なる命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあります。これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴います。

『恐怖心展』では、「先端」「閉所」「視線」といった、様々なものに対して抱く「恐怖心」をテーマに、展示を行います。
そこで展示される様々なものを通して、あなたの「恐怖心」に向き合うきっかけになれば幸いです。

公式サイトより

展示内容の一部紹介

『恐怖心展』梨×株式会社闇×大森時生_展示内容
『恐怖心展』梨×株式会社闇×大森時生_展示内容
『恐怖心展』梨×株式会社闇×大森時生_展示内容
『恐怖心展』梨×株式会社闇×大森時生

梨 コメント

「恐らく人間は、何かの片手間に怖がる、ということはできません」
「例えば、笑いながら泣くことはあるでしょうが、そういう喜怒哀楽に対して、恐怖は独立しています」─『お前の死因にとびきりの恐怖を』(イースト・プレス)

頓花聖太郎(株式会社闇) コメント

恐怖というテーマと向き合い続けて、はや10年になります。
この間に分かったのは、恐怖の本質はその対象そのものよりも、それを感じ取る私たち自身の「心」の中にある、ということでした。
人は何を恐れるのか。その恐れをどのように感じるのか。
そこには個人個人の生き方や経験が深く刻まれています。
今回の『恐怖心展』では、無数の「恐怖心」を物語にし、展示というかたちで再現しました。
その多様な心のありようを追体験することが、この10年の問いの、ひとつの答えになると考えています。

大森時生(株式会社テレビ東京) コメント

「恐怖心」に向き合うことは、自分と向き合うことです。

『恐怖心展』概要

会期:2025年7月18日(金)~8月31日(日)
会場:BEAMギャラリー 東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F ※渋谷駅徒歩5分
開催時間:11:00〜20:00 ※最終入場は閉館30分前まで ※観覧の所要時間は約90分
料金:2,300円(税込) ※小学生以上は有料
主催:株式会社闇、株式会社テレビ東京、株式会社ローソンエンタテインメント
会場協力:東急不動産株式会社
企画:梨、株式会社闇、大森時生(テレビ東京)
医学監修:池内龍太郎(精神科医)

『恐怖心展』公式サイト

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