3回目となる『営業-1グランプリ』、総勢45名の営業芸人が大集合!サバンナ八木「みんなが主役のシーンがあった!」
『M-1グランプリ』、『キングオブコント』、『R-1グランプリ』、『THE SECOND』に続く新たなグランプリとして注目を集める『営業-1グランプリ』。その2024年総決算スペシャルが、BSよしもとで12月14日(土)12:00から放送される。
八木は番組のために30時間打ち合わせ
この番組では、2024年に最も多く「営業ステージ」と「学園祭ステージ」に出演した芸人をランキング形式で発表。「営業ステージ」部門では、ジョイマンが2年連続で王者の座に輝いた。
『営業-1グランプリ』は、過去2回のYouTube再生回数が累計330万回を超える大人気企画。3回目となる今回はさらに規模を拡大し、初の2時間スペシャルとして放送された。サバンナをはじめ、平成ノブシコブシ、かつみ♥さゆり、トータルテンボス、レイザーラモン、ジャングルポケット、コロコロチキチキペッパーズなど、多彩な“営業スタイル”を持つ45人の芸人が集結した。
中でもサバンナ八木真澄は、この番組の“顔”として知られる存在。今回の収録のオープニングでも「9月から11回、合計30時間やりました」と、番組打ち合わせを何度も重ねてきたことを告白し、企画にかける熱い思いを明かして、芸人たちを笑わせた。
また、番組には今年いろいろあったジャングルポケットも登場。太田博久は「基本的には入っていた営業が根こそぎバラしになった」と嘆きつつ、「1個だけ残った学園祭に行ったら、総立ちで『がんばれー』と応援された」と営業先での温かいエピソードを語った。
さらに、いろいろあった人としてレイザーラモンRGは、今年、交通トラブルを起こしたトータルテンボス藤田憲右のモノマネで登場。トラブル時の藤田の言動を完コピしてスタジオを爆笑させたが、藤田本人からは「RGさんが風化させてくれない……」と苦笑まじりのクレームが入った。
観たら、さらに出たくなった
収録では、「よしもと学園祭出演回数ランキング」と「営業出演回数ランキング」を発表。学園祭出演回数ではEXITが、営業出演回数では2年連続でジョイマン(高木晋哉、池谷和志)が頂点に輝き、高木が喜びのラップを披露した。
また、充実した内容のコーナーも多数展開。サバンナ八木が伝授する「よしもと営業マニュアル」や昭和、平成、令和と3つの時代の営業を振り返る「営業の歴史」のコーナーが行われたほか、吉本興業のスポーツ事業部の営業を知る「吉本興業徹底解剖!~スポーツ事業部編~」など、多彩な企画で大盛況となった。
あまりの盛り上がりにより、予定の収録時間を大幅にオーバーした『営業-1グランプリ 2024年総決算スペシャル』。収録後の囲み取材で、サバンナ高橋茂雄は「すごかった。マスコミのみなさんをお待たせしてるんじゃないかと心配になるほどの盛り上がりでした」と語ると、八木も「名場面がたくさんあった。みんなが主役のシーンがあった」と、収録の手応えを振り返った。
また、『M-1グランプリ』との違いについて高橋は「スタジオのワンチーム感は『M-1』にも負けていない」と営業芸人たちの団結力を高く評価。一方、八木は、営業へのプロフェッショナルな姿勢について「『M-1』との違いは、まずマイクが出ていないこともあるし、照明が落ちることもあるし、あとはボリュームがでかい車が近くを通ることもあるし……。その中でもやりきる。時間どおりやりきって、トラブルなく帰ってくるのが営業芸人です」と語り、芸人たちから拍手を浴びていた。
池谷「営業は人生経験が活きてくるもの」
収録後、営業回数でトップに輝いたジョイマンのインタビューが実施された。今年の上半期の発表では、グランジ大に次いで営業回数2位だったジョイマン。しかし、そこから見事に逆転し、鬼越トマホークやミサイルマン西代洋を僅差でかわして、2年連続の王者に輝いた。
──『営業-1グランプリ』の連覇、おめでとうございます! 感想はいかがですか?
池谷 今回は本当にわからなかったんですよ。1位になれると思っていなかったので、めちゃくちゃうれしかったですね。今年もチャンピオンになって、防衛できてホッとしました。
高木 上半期は2位だったからね。昨年チャンピオンになって、毎回の営業にもプレッシャーがかかってきて、『M-1』の王者が感じる気分を味わっていたので。
池谷 スケールは100倍違うと思うけど(笑)。
高木 それを耐えきっての2連覇は、本当に爽快感がすごいです。
──前回は圧勝でしたが、今回は2位の鬼越さんと接戦でしたね。
高木 だから、来年は本当にどうなるかわからなくなりますね。
池谷 たったの2回差ですからね。来年は勝てるかわからないんで、とにかく2025年の営業では「ありがとうございました」と「またよろしくお願いします」をひたすら言おうと思っています。
高木 そういうところからだからね、営業は。頭を下げた回数にかかってくるから。
池谷 そうそうそう。2連覇するとそのあたりがおろそかになっちゃう可能性があるんで。
──昨年、チャンピオンになったことで、何か変化はありましたか?
池谷 新幹線の移動がグリーン(車)になったんですよ。それはありがたいんですが、先輩方には言いづらくて。
高木 言えなかったね。
池谷 夏の営業で先輩のムーディ(勝山)さんと一緒になったときに、ムーディさんがグリーンに乗る僕らを見かけたらしいんです。それからずっとモヤモヤや悔しさを抱えていたらしく、先週ようやく「グリーンおめでとう」と言ってもらいました。
高木 「グリーンおめでとう」と言えるまでに4カ月ぐらいかかったみたいですね。それは申し訳ないことをしたなと思いました。
池谷 でも『営業-1グランプリ』を獲れば、そういういいことがあるというか。今年CMが決まったこともそうですけど。
──昨年、チャンピオンになったことで、何か変化はありましたか?
高木 そうですね。吉本的にも注目しているということですから、本当にありがたいです。
池谷 後輩によく言われるのは、「ジョイマンさんが営業で仕事を増やして豊かになっていくのを見ると、営業をがんばろうと思います」という言葉。そういうのを言われると、営業をがんばってきてよかったなと思いますね。
──それでは最後に、おふたりにとって「営業とは何か」を教えてください。
池谷 営業は、「人生経験が活きてくるもの」ですかね。いろいろな経験をしたからこそ、怯えることもなく、お客さんを楽しませることができるようになったというか。若い頃は営業に行ってもお客さんが少ないと「なんで観ないんだ」というトガりがあったんですよ。
高木 そうだね。変なプライドがあったりするから。
池谷 でも、僕らはゼロ(「サイン会0人事件」)を経たりしているので、丸みが出てきて、少なくてもいいから全力でやろうみたいな気持ちになってきた。だからいろいろ経験をしている人が営業には向いている気がします。
高木 たしかに、僕にとっても営業とは「人生」ですかね。うん。ヒュウィゴー、カモン。ヒュウィゴー、カモン。
池谷 お、ラップで言ってくれんの?
高木 営業は人生、平泉成、燻製、イエイ!
池谷 いぶさないでよ、平泉成さんを(笑)。
高木 営業は平泉成、燻製です!
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