8度目の決勝・ルシファー吉岡「全然優勝できないじゃん」念願の優勝へ【『R-1』ファイナリスト特集⑨】

2026.3.20

3月21日(土)夜6時30分から生放送される、史上最大の“ピン芸日本一決定戦”『R-1グランプリ2026』(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)。

過去最多6,171人のエントリーの中から見事決勝戦に駒を進めたのは、しんや、今井らいぱち、ドンデコルテ 渡辺銀次、ななまがり 初瀬、さすらいラビー 中田、真輝志、ルシファー吉岡、九条ジョー、トンツカタン お抹茶の9人(※決勝出番順)。さまざまな芸歴を持つファイナリストたちが、24代目王者の称号と優勝賞金500万円をかけて激突する。

決戦の日が迫るなか、ファイナリスト9人に特別インタビューを実施。3月12日(木)から決勝前日の3月20日(金)まで、9日間にわたってそれぞれの意気込みをお届けする。

ラストを飾るのは、大会史上初となる8度目の決勝進出を成し遂げ、確かな実績を積み重ねてきたルシファー吉岡。今大会にかける思いを語った。

演技力やひとりコントのうまさ、おじさんとしての悲哀

今回はわりとしんどかったのでホッとしました。少しルールも変わって、今回から3回戦がなくなり、2回戦の次は準々決勝だったんです。その期間も短かったので、ネタをどう仕上げていくかが難しかったです。あと、各回戦の厳しさがどの程度なのか測りかねるところもあったんです。できれば勝負ネタは温存したいけど、それで負けたら怖いし、どこでどのネタをやるのか決める難しさもありました。年々新しい人も出てきて、参加人数も増え、大会自体も厳しくなっている印象なので、「このくらいで大丈夫かな」と考えて挑むと落ちちゃうなって。

知り合いがいなくなりましたよね。全体の印象としては、みんなデカい。だから、僕が出てきたときにすごく小さく見られるんじゃないかという不安があります。今回の平均身長は170センチ台後半くらいあるんじゃないですか? そうなると、アメリカの平均身長とほとんど一緒ですから。つまり『R-1』はアメリカですね。気になる人は、ドンデコルテ 渡辺銀次さん。決勝会見のときに同期ということが判明したので、ライバル的な気持ちになります。また、新しい仲間を見つけていかないとなぁ。

演技力やひとりコントのうまさと、あと、おじさんとしての悲哀です。悲哀は、このメンバーの中でも群を抜いているんじゃないかな。悲哀って積み重ねなんです。僕のシミのひとつに至るまで、積み重ねてきたものですし。悲哀のレベルは全然違います。ずば抜けているんじゃないかな。

「ぜんぜん優勝できないじゃん」です。毎年、いろんなことを言っていますけど、今の心境はそんな感じ。2021年から2023年まで芸歴制限(芸歴10年目以下が出場対象)が設けられて出られなくなったとき、「そういう風に舵を切るんだ」という思いもあってしばらく動けなくなるくらい衝撃を受けたんですけど、単独ライブとかに集中しようと切り替えました。2024年に芸歴制限が撤廃されて、出られるのはうれしかったんですけど、でも「もう一回、あれをやるのか」と複雑な気持ちもあったんです。それからまた挑戦して、決勝に出させていただいていますが、やっぱりままならないものですね。それも実力ですけど、僕にとって『R-1』はやっぱり「ぜんぜん優勝できないじゃん」ですね。でも心の中では、今年こそ念願の優勝を勝ち取ってやるぞと思っています。

『R-1グランプリ2026』
3月21日(土)夜6時30分~8時54分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)※生放送

決勝戦のネタ尺は4分。ファイナリスト9人が争うファーストステージは、審査員による得点審査。ファーストステージの上位3人が進むファイナルステージは、審査員による決選投票。その結果で、優勝者が決定する。
決勝まで、あと1日。“一番面白い、一人が決まる”歴史的瞬間が、刻一刻と迫っている。

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