INIと言葉:ソロインタビューPart1【西洸人・木村柾哉・許豊凡・田島将吾・髙塚大夢】

3RD ALBUM『THE ORIGIN』を2025年6月25日(水)にリリースする11人組グローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)が、6月18日(水)発売の『Quick Japan』vol.178に掲載される40ページの総力特集「INIと言葉」に登場する。
ここでは同特集のINIソロインタビューから、「大切にしている言葉」と「メンバーに贈る言葉」にまつわるパートを転載する。また、誌面では「大切にしている言葉」「メンバーに贈る言葉」についてメンバーに書いてもらった直筆文字も掲載。
まずは、西洸人・木村柾哉・許豊凡・田島将吾・髙塚大夢のソロインタビューPart1をお届けする。

目次
西 洸人:人事を尽くして天命を待つ

──「INIと言葉」という特集にちなんで、大切にしている言葉を教えてください。
西 「人事を尽くして天命を待つ」です。実家に父か祖父が書いた掛け軸が飾ってあって、小さいころからその言葉が目に入っていたし、親にもよく言われていましたね。今も自分が行き詰まったときとか、不安になったときにこの言葉がよぎります。自分のために考えるんじゃなくて、人のために動いてみようと思えます。
──木村柾哉さんへ“贈る言葉”をお願いします。
西 やっぱり「感謝」かな。リーダーという肩書があるだけで、プレッシャーとか抱えているものが違うと思うので、そこを担ってくれているだけで感謝です。
木村柾哉:完璧じゃなくても全力を尽くす

──大切にしている言葉を教えてください。
木村 「完璧じゃなくても全力を尽くす」。もちろん、プロだから完璧にやるべきだし、完璧を目標にがんばっていますが、“完璧”の基準は人によって違うし、人間だから失敗することもあります。“完璧”とは何かって、考えるほどよくわからなくなるし、僕は誰しもが完璧な人間だとは思っていないです。ただ、自分で掲げた目標にたどり着くことができたら、それが“完璧”だと思う。たとえ本番が完璧でなかったとしても、そこまでの過程で自分が100%を出せるかどうかが大事なんじゃないかなって思います。全力を尽くせば、きっと何かにつながると思うから。
──許豊凡さんへ“贈る言葉”をお願いします。
木村 豊凡に習った言葉にしようかな。(スマホのメモを確認しながら)「明日、火鍋食べに行きませんか?」(笑)。「昨日、火鍋を食べました」を習ったんですけど、アレンジしてみました!
許 豊凡:感謝の気持ちを忘れず

──大切にしている言葉を教えてください。
許 「言葉」とは少し違うかもしれませんが、「感謝の気持ち」は忘れたくないと思っています。良くも悪くも、時間が経つと慣れてくることも多いじゃないですか。ふと気づくと自分のことで精いっぱいになってまわりが見えなくなってしまいかける瞬間があるので、一回冷静になって、感謝の気持ちを思い出すようにしています。こうしてたくさん働かせていただける環境を、大事にしなくちゃなって。
──田島将吾さんへ“贈る言葉”をお願いします。
許 「これからも“たじワールド”を炸裂してくれ!」。将吾の世界観が大好きです!
田島将吾:心は絶対に死ぬまで離さないで

──大切にしている言葉を教えてください。
田島 小学生のころはずっと「感謝」を大切にして心がけていました。でも、最近は「心は絶対に死ぬまで離さないで」という言葉を大切にしています。僕、無感情で過ごす時間──「心を離している状態」が嫌だと思うようになってきていて。起きている間は自分の気持ちを大切にしつつ、思考するようにしています。「疲れない?」と言われることがあるのですが、たしかに気を張っていると疲れる部分もありますが、むしろ心地よい疲れを感じることができているんですよね。
──髙塚大夢さんに“贈る言葉”をお願いします。
田島 「ぐっすり寝てね」で! 大夢に誕生日プレゼントをあげようと思っているので、ぐっすり寝られそうなものにしようかなと思っています(笑)。
髙塚大夢:忙しい時ほど余裕のある人間であれ

──大切にしている言葉を教えてください。
髙塚 「忙しい時ほど余裕のある人間であれ」。『ニュース ガチモン!』(NHKラジオ第1)でお世話になっているNHKラジオセンター長の安達宜正さんにかけていただいた言葉です。もともと、忙しいと余裕のなさが顕著に出てしまう性格でしたが、そういうときほど落ち着いて自分を見つめたり、気持ちを休める時間を作ったほうがいいんだと気づきました。
──最後に、後藤威尊さんに“贈る言葉”をお願いします。
髙塚 威尊とは一緒に『ニュース ガチモン!』のレギュラーをやっているのですが、彼は自分の関西弁をすごく気にしているんです。「こういう場で関西弁を話すのはよくない」と思っているみたいで。関西弁も威尊らしさだし、僕としてはそのままでいいのになと思うんですが、番組の性質を考えて、標準語を話そうと陰で努力しているところはすごいなと思います。
40ページ特集「INIと言葉」が『Quick Japan』vol.178に掲載
INIが表紙・巻頭特集「INIと言葉」に登場する『Quick Japan』vol.178は、6月18日(水)に発売となる。
グラビア撮影では、2025年6月でグループ結成4周年を迎えるINIの大人な一面を引き出すべく、シックな服装に身を包んだメンバーを、レンブラントの絵画のように「光と影」にこだわった世界観で撮り下ろした。
撮影を担当したのは“キアロスクーロ=明暗”を探求する写真家ティム・ギャロ。表紙に加え、特集では世界観を共有するグループ&ソロ写真も多数掲載している。

また、INIの楽曲の中でも高い人気を誇る「HERO」の作詞作曲を手がけた、3ピースバンド・WANIMAのKENTAがインタビューに登場。INIメンバーへのメッセージを寄せてくれた。
さらに、『Quick Japan』で“ボーイズグループ×SF”小説「発光する、ら」を連載し、日頃からINIの活動を熱心に追いかけている芥川賞作家・町屋良平が、彼らの表現について思いをめぐらせて綴ったエッセイも掲載。
なぜINIが今の時代に必要とされているのか、その人気の秘訣に迫った40ページにわたる特集「INIと言葉」が掲載された『Quick Japan』vol.178は現在、予約受付中。